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まだクリスマスの話題? ええ、もう年末モードに入ってるのに? と言われてしまいそうな、オマケです。じつは、クリスマスが近づくと、友人や家族にもらった古いクリスマスカードを見たくなるわたしは、先日、手紙の詰まった青い箱を押し入れから引っ張り出しました。そしたらこんなものが――自分で作ったクリスマスカードです。ちょっとお見せしたくなりました。 これは6、7歳のとき、雑誌に出ていた作り方を見て作ったカード。創作意欲が旺盛なのと下手な字は変わってません。ところで、今日はわたしの誕生日です。お正月をすぎて生まれるはずが、母が父の実家のクリスマスパーティで、しなくてもいいお手伝いをしたもので、帰宅して産気づいてしまったというわけでした。で、自分の誕生日とクリスマスのイメージが重なります。 しかし、クリスマス時期に生まれた子どもほど、不幸な子はいません(笑)。わたし自身、クリスマスとお誕生日のお祝いを別にしてもらった記憶は、ほとんどなし。お友だちには、「クリスマスカードはいやなの、ちゃんとお誕生日カードにしてね」と、よく注文をつけたものです。じつはこのクリスマスカードを作った年に、当時の親友がくれたプレゼントが、あの、天使のお人形。 そのときにもらったカードも残っています。5歳のときに福岡から小倉へ引越してきて、すぐに仲良くなったその友だちのお父さんは画家でした。で、うちの母がお願いし、三年生で京都へ戻るまで、週に一度絵を習っていました。そして、母の次に(ある意味では一番)影響を受けた女性が、彼女のお母さんだといえます。器用な方で、お菓子作りに手芸に、すべてがプロ並み。 その時代、お誕生日のケーキを焼けるママは、そう多くはなかったでしょう。バタークリームのバラが載ったデコレーションケーキも、娘がプレゼントに欲しいと絵に描いたぬいぐるみも、手作りなんです。まあ絵描きさんのお宅でしたから、うちのような凡人の家庭とは別世界。あれから半世紀近く、娘同士はとうに音信不通なのに、母親同士は今も年賀状を交換しています。 と、こんなふうに年に一度、子どもたちや母にもらった手紙やカードを読み返します。そして思いがけなく、20歳ちょっとのときに兄から届いた手紙が、4通出てきました。こんなに早く兄を失うとは想像もせず、これまで一度も読み返したことがなかったようで、まったく覚えがなく、切なくなって、涙々…。でも、本人の筆跡と消印が残る手紙って、ほんとうにいいものですね。 よい年の瀬を! ↓you can make my day ;) thank you!
by serendipity_j
| 2010-12-26 13:00
| miscellany
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