アントレ、オードヴル、アペタイザー、アンティパストと、呼び方がさまざまな前菜(国によって意味もがちがったりするのでややこしい)。食欲のないこの季節です、夏ならではの冷たい前菜を歓迎しない人はいないでしょう。
モッツアレラチーズと完熟トマトのサラダは、夏の定番。バジルの葉を加えれば、イタリアの三色旗の色になります。オリーヴ油とバルサミコ酢をかけると(もう色は愉しめませんが)、味のコンビネーションは絶妙です。
アヴォカドと海老の組み合わせも定番? こちらはパステルトーンで、オリーヴ油のほか、お酢ではなくレモンとを使い、味もソフトです。しかも、刻んだリンゴ入り(
netherburyさんの、美味しいパリ体験のアイデア拝借)。
ただ、じつはこれ、未体験コンビネーションなので、塩コショウ、レモンの酸味の効かせ方の落ち着き具合が、ちょっとつかめませんでした。お料理はやっぱり、どこかで食べたという、味蕾の記憶が頼りになるようです。
それでも、未知の味への挑戦は忘れたくないもの。そのために、レシピがあるのですから?
p.s.
朝起きると、世界を制覇したかどうか、ナデシコの、日本の、わたしたちの運命が決まっているのですね。おお、怖い…。