極楽気分のお天気です。昨日など、最低気温が16.6℃で最高が29.1℃。そして今日もまた、地中海性気候の夏でした。こんな日のお昼は、地中海あたりのお料理が似合います。そこで、茄子を使って、新しい味に挑戦。
じつは、お嫁ちゃんのご実家が毎年送ってくださる新米が早くも先週届き、箱を開けてみると新鮮なお野菜の詰まった袋も…。大量の秋茄子をまえに、食べてみたかった
ババガヌーシュを作るぞ、と心に決めていたのです。
食べるなら、今日のような日がぴったり。でも、肝心の
タヒニがありません。胡麻のペーストは割愛できないので、胡麻をすり鉢ですることからスタート。そして、選んだ
レシピには「挽いたクミン」とあるためクミンシードも一緒に。
要するにこれ、茄子のディップです。ギリシャ、トルコ、ブルガリア、レバノンなどに似たものがあるらしく、地中海地方のなかでも、かなり東寄りのお料理。残念ながらピタパンは手に入らないので食パン。それでも美味でした。
イタリアでは、茄子は「貧乏人の肉」などと呼ばれていたりし、とりわけお肉の質が落ちる夏は、茄子が欠かせない食材のようです。日本では、「秋茄子は嫁に食わすな」といいますから、茄子が美味しい季節はこれから。
津波をかぶった
石巻の水田でも、稲刈りがすんだと聞きました。よかったです。実りの季節、感謝しましょう!