真冬。真冬って、いつのことをさすのかしらと思い、調べてみました。寒の入りから節分までの期間をいうようですので、まさしくいまがその、真冬です。
雲の向こうに隠れたり、顔を出したりの太陽ですが、陽射しは、春の光を育んでいるかのようにまぶしく、あたりの景色をおぼろに見せています。
お隣の公園はいま、セピアの世界。セイタカアワダチソウやアシが池の端で揺れ、ツワブキの花は、冬の小鳥の胸のような、柔らかい綿毛をつけました。
冬ざれの公園が、わたしはとても好きです。モノクロームな風景は、単色で描かれた絵のごとく、光と影が織りなす自然の造形美をきわだたせます。
いっぽう、南半球のオーストラリアは記録的な猛暑。大規模な山火事が起こり、
ほうぼうを焼きつくして、風景から豊かな色彩を奪ってしまいました。
経済大国はどこも不況対策に追われ、環境問題を忘れがち。地球を傷つけてお金を作らなければ温暖化対策もとれない、まさに「catch 22」の状況です。
よい連休を!
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