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100% ナチュラル sun-dried 柿
100% ナチュラル sun-dried 柿_a0147281_21392815.jpg

すっかり春。朝から遠くのお山がぼやけて見えました。春霞ではありません。黄砂です。黄色い西の空に沈む今日の夕陽は、なんともいえない色をしていました。

ほんの数日まえの、冬の澄みわたった空に沈む夕陽は、柿色でした。その冬の陽の贈りものが、干し柿です。小鳥しかつつかない渋柿を、甘柿に変えてくれます。
100% ナチュラル sun-dried 柿_a0147281_21395120.jpg

昨年の暮れも、たくさんの柿を拾いました。一度にではなく、毎日お隣の公園を歩くたび、ひとつかふたつ、風に吹かれて道に落ちた柿を拾って、ポケットに入れて帰宅。

皮をむいて、トレイの上にのせて、晴れた日にバルコニーに出して、まんべんなく陽にあてることひと月あまり…。それだけで、自家製の干し柿ができあがるんです。
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今年は晴れて気温の低い日がつづいたので、美味しい干し柿ができるはずです。完全に乾ききったところで壜に入れ、北向きの寒い部屋に置いて何日も忘れたまま…。

壜のなかで、ちゃんと柿の霜ができていました。表面に吹き出ているこの白い粉は、カビではありません。柿に含まれる糖分の結晶で、ものすごく甘いという印です。
100% ナチュラル sun-dried 柿_a0147281_21404547.jpg

風に吹かれて落ちた小さな柿が、お陽さまから恵みをちょっとずつもらい、想像もできないほど、栄養たっぷりで美味しい食べ物に変化するのです。ほんとうに、素敵。

いまスーパーマーケットに出回っている市田柿にもひけをとらない甘さの、わたしの100% ナチュラル sun-dried 柿。お陽さまを吸収し、まさに自然の恵みといえます。
100% ナチュラル sun-dried 柿_a0147281_21405883.jpg

いっぽう、そのお陽さまを、大気汚染物質と混ざった黄砂がおおい隠し、恐ろしいpm2.5まで運んでくるのですから、マスク着用で迎える春の訪れに、悲しくなりました。

そしてあの東日本大震災から、月曜日で丸2年。福島原発事故の教訓が生かされていないことが驚きです。脱原発し、この太陽の恵みをエネルギーとして使用する未来を!
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by serendipity_j | 2013-03-09 22:01 | クッキング preserve
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