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コスモポリタンな都市での楽しみは、なんといっても世界が味わえる「食」(ニューヨーク旅行を記録しておかないと新しい年にならないような気がし、ニューヨークネタがしばらくつづきます、スイマセン)。滞在中に選んだ多くは、トレンディでもスタイリッシュでもない、名物的な料理店でした。 まずはkatz’s delicassen です。ここは27年まえに初めてビッグアップルを訪れたとき、すでに名物デリでした。今回、ホテルからすぐという便利さもあって、初めて入りました。強面のスタッフに少々ひるんだものの、地元民と観光客で満員の店内にあふれるのは、喋り声と活気。これぞニューヨーク! ただ、ほとんどの客がかぶりついているパンにはさまれたお肉(パストラミ)の量が、はんぱではありません。食べてみたいけどパス? チーズケーキとアップルパイを頼もうとしたところ今度は注文の仕方がよくわからず、ちょっとしたカオスのなか、列に何度も並び直してようやくありつけました。 チャイナタウンの名物料理店といったら、nom wah tea parlor(南華茶室)。メディアの露出も多い有名店です。現在の若き経営者のwilson がおじさんから店を託されたとき、「洒落た飲茶もいいけれどここは昔のままで残したいと思った」と話すインタヴューを観て、すっかりファンになりました。 店のまえではかならず客が記念写真を撮っています。大衆食堂なので洗練された飲茶店と比較すれば味はそれなりですけど、大根の食感が残る大根餅と蒸しご飯(チマキの中身みたい)が美味。カードでお勘定を頼むと「amex のみ」! 娘が少しキャッシュをもっていたのでことなきをえたものの、ご注意を。 せっかくの機会ですから、娘にちょっと大人なニューヨークの雰囲気を味あわせたく、カクテルバーへ行って生ガキを食べました。ジンとプロゼッコとレモン果汁のカクテルに、「super delicious よ」とお勧めの生ガキは3種類のソースつき。ハッピーアワーを利用すれば、格安で、お洒落な時間をすごせます。 食に関しては、あれもこれもとかなり欲張って計画していたものの、一週間という短い日程では、とても食べられません。serendipity 3 にも行きたかったのに、スウィーツに関してはとりわけ余裕がありませんでした。というわけで、ミルクレープケーキで有名なlady m cake boutique も、写真を撮っただけ。 ストリートフードはあちこちで味わえますし、長く滞在していれば、union square の美味しそうなパンや果物が並んだ青空市場で、もっとゆっくりできたでしょう…。リンゴの種類の豊富さに目を見張り、どれも買って帰りたくなりました(結局、娘とわたしが選んだのは、台北で食べて以来のgranny smith)。 このほか、la shuk ではクスクスとスパイスが絶妙な魚料理に舌鼓を打ち、チェルシーで食べたlos tacos no.1 のタコスもワカモレも絶品でしたし、グリニッジヴィレッジ のピッツァの香ばしさにうなった夜も…。そして、7年前にオーナーシェフgabrielle hamilton の回想録を読んで以来ずっと行きたいと思っていた、イーストヴィレッジにあるprune でのブランチも、実現しました。なんと、店はホテルの目と鼻の先だったのです。で、滞在中初めて雨の降った朝、開店時間を少しすぎたくらいで店に到着。もう列ができていました。 栄えある賞を受けているにもかかわらず、この小さな店をずっとつづけているオーナーシェフの、「余計な飾りはせず、ほんとうに美味しい料理を提供する店を」という哲学は、大いに共感できます。これを食べずには帰国できない、と決めていたエッグスベネディクトは、オランデーズソースが完璧。それにつけあわせのロスティが最高です。フルーツをのせたリコッタに添えられるmarveilles(マルベイユ?)は、あとで調べるとクレオール版のベニエだそう。ドーナツよりもあっさりしモチモチした食感で、初めての味覚でした。 ご覧いただいたとおり、食に関しても最新の流行を追わない旅行でした。大都市の宿命というのか、ロンドンや東京と同様、ジェントリフィケーションは当然ニューヨークでも進んでいます。脂っぽい朝ごはんがベンチシート席に運ばれる昔ながらの「ダイナー」が、各地区からどんどん姿を消しつつあるのは、やっぱり寂しいこと。あそうそう、インスタバ映えしそうでカメラを向けたくなったことは多々ありましたが、食べるほうを優先して集中したかったため、お料理の写真はありません。ちょっと残念な気もしますけど~。 あぶそる~とロンドンもよろしく。
by serendipity_j
| 2018-01-08 15:30
| 旅行 overseas
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