長月。秋です。ちっとも涼しくならないんですけど、ま、いずれ夏は去ります。真夏と変わらない暑さでも、sweetautumn clematis (仙人草、とは呼びたくない愛らしさ)が咲きはじめました。初夏のhoneysuckle (忍冬、こちらは風情のある呼び名)とおなじように、ツルが魅力的な野に咲く花。
先月の終わりころから気にして歩いていたものの、毎年、花を咲かせる生け垣には姿がなく、どうやら駆除されちゃったか、とあきらめていました。ところが、新たな場所に出現。それも、意のままに伸ばしたツルの先には無数のつぼみが…。元気いっぱいに出してるので、歩く人の邪魔になるほど。
刈られてしまうに、ちがいありません。遠慮なく、長いツルを数本手折ってきました。というわけで、わが家はいま、その初秋のクレマティスが花盛りです。居間の写真を飾ったコーヒーテーブルに食卓に、寝室のデスクのうえの大きな花壜にはドサッと生けて、ベッドの脇のテーブルにも小さいのを。
暑いあいだは、南北に風のとおる客間で寝ているので、日中、寝室へ花を眺めにいきます。大型台風が接近しても、部屋の花たちは強風に吹かれることなく穏やかな姿を見せてくれていますが、台風21号の進路予想図によると、その中心がわたしの住む地域の上空を通過する感じ。被害がでませんように…。
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