きょうはパンケーキの日です。英国では、レント(四旬節)に入る前日にパンケーキを食べるという宗教的な慣習なので、キリスト教徒でなければ関係ないものの、パンケーキ好きのわたしには大いに気になる行事。とはいうものの、パンケーキは日曜のブランチでよく食べるので、この日は、ふだんとちがうパンケーキをつくることにしています。
たとえば、モロッコ風のイースト入りパンケーキや、昨年のダッチベイビーなど。今年は青リンゴのベニエをつくりました。ベニエは一説によると、油で揚げて、手っとり早く大勢に出せるパンケーキとして生み出され、カーニヴァル(謝肉祭)の最終日、つまりきょう、食べるものだったそうなので、図らずも(笑)、理にかなってしまったみたい。
ニューヨーク旅行中、PRUNE の名物ブランチで食べたのは、(あとで調べたら)フランス文化が雑ざったクレオール料理のひとつで、イーストが入ったニューオリンズ流の四角いベニエでした。ドライイーストは消費期限がとうにすぎていて、つくったのはフランス流の果物入りベニエ。前者がイーストドーナツで後者がフリッター、といったところです。
この日のために冷蔵庫で保存しておいた小さな青リンゴを、ドーナツ形に切るつもりでしたが、うちには芯抜き器がない! 仕方なく半月形に。ベーキングパウダーを入れたの、で仕上がりはふんわり…。一昨日、買い物に出た道すがら、冬に咲く園芸用のニオイスミレ(丸い葉)ではなく野の花のスミレ(細長い葉)を見つけました。もう、春ですね。
本日の朝食 : green apple beignets 青リンゴのベニエ
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