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カテゴリ:buenos aires( 8 )
ル・コルビュジエのクルチェット邸
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昨日、ル・コルビュジエの設計によって世界の7か国に建てられた17の建築作品が、新たな世界文化遺産として登録されたことをunesco が発表。上野の国立西洋美術館も含まれているので、めでたしめでたしでした。わたしが初めてル・コルビュジエを意識したのは、美大生のころ。建築史の講義で知り、国立西洋美術館へも足を運んだはずなのですが、ブルータリストの暗~い鼠色した四角い箱、という印象以外に、まったく記憶がありません。

近代建築の巨匠による作品としてありがたがられていたとしても、一般人(自分を含む)からは、あまり愛されていなかったような気さえします。が、今回の登録で、おそらく、世界遺産好きの日本国民の見る目も変わり、あの殺風景なコンクリートにも輝きが生まれることでしょう。一方、ブエノスアイレスに滞在中の2004年の暮れに、casa brutus の仕事でデザインや建築を取材することになり、ラプラタ市にあるクルチェット邸を訪れました。

アルゼンチン人外科医のパブロ・ドミンゴ・クルチェット氏の依頼により、1948年にル・コルビュジエが設計した私邸は、白く、ユートピア的で、好みでした(笑)。現在は建築家協会が管理していますが、予約をすれば見学できるため、建築家やその卵や近代建築マニア、とりわけル・コルビュジエ崇拝者が「巡礼」する「聖地」のひとつとなっています。今回の世界文化遺産への登録で、今後、巡礼者が増えることは間違いなさそうです。

屋根を利用した広いテラス(屋上庭園)。白壁の明るい室内。ところどころに配された木の材質が、住人の暮らしに温かみを与えていたことでしょう。
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窓やドアの空色が印象的(ドイツのヴァイゼンホフ住宅でも使用)。バスルームに貼られたモザイクタイルがゴージャス(これ、数年前に大流行しましたよ)。
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ル・コルビュジエ建築の特徴のひとつ、ピロティ。スパイラルランプ(傾斜路)がアラモの樹を取り囲んでいます(きっと今では、かなり育ってますね)。
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数年前、ここを舞台にした映画『el hombre de al lado』(ダークなユーモアが効いた映画)を観ました。実際に住んだときの「皮肉な混乱」がわかります。

今日、近畿地方は梅雨明けしました。うれしいような、うれしくないような。
よい週を!


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by serendipity_j | 2016-07-18 15:51 | buenos aires | Comments(0)
ナイルの百合が咲く文月
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気の早い蝉が鳴き始めました。降るのか晴れるのかはっきりしない空を気にしながら、文月に突入。2016年も、半分がすぎ去ってしまったわけです。
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幸いきょうは晴れていても、湿り気のある強い南風が吹き、快適なのか不快なのか体が判断できないみたいで…ともかく苦手な季節の始まりを実感。
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紫陽花は色が褪せ始め、それなりに美しさがあるものの、少々見飽きたころかもしれません。その一方で、いま満開のアガパンサスが目を引きます。
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「愛agape」に由来するアガパンサスは、「アフリカの百合african lily」または「ナイルの百合lily of the nile」と呼ばれ、世界中で愛されている夏の花。
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ご近所でも、いまが花盛りです。写真はブエノスアイレスで撮ったものですが、ほんとうに世界中で見ることができるんです。あの、wimbledon でも…。 

昨日は、19歳のdaria kasatkina 選手に苦戦していたvenus williams 選手 が2度目のマッチポイントを迎え、サーヴしようと思ったところで突然、グラウンドスタッフの一団がザ~ッと現れ、一瞬にしてコートにカヴァーをかけてしまいました。venus 自身も、観衆も(わたしも)、いったい何が起こったかわからず、目が点に…。雨です。大粒の、それも激しい雨が、唐突に、ザ~ッと降ってきたのでした。さすが、ロンドンだなあ。わたしはそこで寝ることにしましたが、今朝チェックすると、venus は結局、勝って、4回戦進出を決めてました。サスガ!

その雨に救われたのは、sam querrey 選手に2セット取られて崖っぷちに立たされていたnovak djokovic 選手です。脇腹を痛めている錦織選手にとっても、試合が順延となったために休養でき、恵みの雨だったかもしれません? 昨日はnick kyrgios 選手対dustin brown 選手の試合を観たかったのに、wowow は中継しなくて、スゴイ残念でした。さて、今日は7時から錦織 vs andrey kuznetsov 戦の中継を観戦しなくちゃ。ネット中継はなぜかワンテンポ遅いので、live score で点を確認しながら観られてヒヤヒヤせずにすみます。ヒヤヒヤするのは、雨だわ~。

オマケ: wimbledon 周辺の高級住宅を「1軒まるごとabnb」でシェアするテニス選手2人が、朝食を自分で用意する風景、けっこう、ほほえましい(笑)! ちなみに、昨年同様やっぱり住宅を借り切っている錦織選手には、ちゃんと食事をつくってくれる栄養士さんがいるらしい…。昨年はお母さまがきてらしたようだけど、今年は「強化合宿」優先か、はたまたガールフレンドにまつわる問題を避けるためかな(笑)?

もひとつオマケ:wimbledon での速攻インタヴューシリーズ、錦織選手の
if series の答えが、なかなか面白い。「スーパーパワーが手に入れられたら、何が欲しい?」と訊かれて、「ビッグサーヴ」とかなり正直(笑)。「イム~ジ」(と発音)はどれが好き?」と早口で訊かれて、何それ?と。emoji  絵文字のことでした。ハハハ。


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by serendipity_j | 2016-07-02 18:45 | buenos aires | Comments(0)
春の近いブエノスアイレスで
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決まりましたtokyo 2020。メディアを見る限りでは、日本中がまだこの話題でもちきりです。まあいいじゃないですか、暗いニュースは、しばし忘れていましょうよ。

つぎこまれた税金も無駄にならなくてよかったし、招致団も、最終プレゼンのために丸1日飛行機に閉じこめられて、地球の反対側へ乗りこんだ甲斐がありましたね。
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好評のプレゼンは、手の振り方から笑顔の作り方まで、コーチに指導を受ける姿が目に浮かびました。それにしても知事や首相という超多忙な方々にとっては、大変なこと。

(どこのどなたかよく存じあげなかった)久子さまの流ちょうなフランス語に、そして、英国アッパークラス独特のアクセントで話されたきれいな英語に、いや~、感激しました。
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前回のような、子どもを舞台に登場させるという奇をてらった演出をやめ、偉そうにするの人が(前知事さんですが)ひとりもいなかったことも、よい印象だったかもしれません。

ともかく、東京が評価された理由と言われているとおり、外国に住むとものすごくよくわかるのですが、日本人の勤勉さや丁寧さ、能率の良さと信頼性の高さはピカイチ。
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中韓のメディアの報道は冷ややかで、新華社通信が「開催はイスタンブール」と報じたという話には笑いましたけど、中国中央テレビの言ってることは外れてはいません。

首相の「the situation is under control」を聞いて、えっ?と思われた方も少なくなかったのでは? ただの気休めではなかったことを、早く証明してほしいものです。
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前回、東京オリンピックが開催されたとき、わたしは小学校の低学年。「熱い」東京から遠く離れた京都に住んでいたためか、関心がなかったのか、あまりよく覚えていません。

競技よりも、選手団の真っ赤なブレーザーに白いズボンかスカートという開会式での出で立ちが、わたしの目には強烈でした(それで、白のプリーツスカートを買ってもらったり)。
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2004年は、ブエノスアイレスで寒い冬を過ごしながら、アテネ・オリンピックを観ていました。柔道もレスリングも日本は女子が強くて、連日びっくりしたことを懐かしく思い出します。

2020年の東京オリンピックに、わたしがかならず生きているという保証はありません。でも、たぶんまだいるはずなので(笑)、選手の活躍を楽しみにしていたいと思います。
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直接関われなくても、国民に目標ができたことは喜ばしいことですしね。多くのプロジェクトが発足することでしょう(イメージのアートディレクションは佐藤可士和あたりか?)

あとは、いつ起こってもおかしくないといわれている大地震が、開催前と開催中に起こらないことを祈るだけ。こればっかりは神のみぞ知る? 祈るしかありません。祈りましょう!
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というわけで今日は、東京オリンピック2020 の開催が決まったニュースに便乗し、ブエノスアイレスで撮り貯めた写真のほんの一部を、ご紹介させていただきました。

la vida de los porteños (マルチ写真は左上から時計回り)
  1. 会場となったヒルトン・ホテルのある再開発地区、puerto madero
 2. そのあたりには、世界的に著名な建築家によるビルが林立しています
 3. これはエッフェル塔のgustave eiffel が設計した建物で、現在はクラブ
 4. アールヌーヴォーあり古典主義あり、クラシックな街の顔も健在です
 5. オスカー・ワイルドの『幸福な王子』を思わず連想した装飾美術館の庭
 6. 美術館の壁、アリーナ、caminito、通りがかりで目にしたガレージのなか
 7. ブエノスアイレス名物のドッグウォーカー、10匹ぐらいの犬集団はざら
 8. 観光客でいっぱいの、タンゴ・ショーで有名な老舗カフェ、tortoni


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by serendipity_j | 2013-09-10 12:37 | buenos aires | Comments(0)
パパ・フランシスコの国
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パパ・フランシスコ誕生。ローマでのお話です。空や太陽や月や星には祈っても、イエスさまには祈らないわたしには、関係のない話なのですが…。

でも、温和なそうなお顔とユーモアのセンス、そしてちょうど日本の裏側、アルヘンティーナのブエノスアイレス出身ということで、親しみをもちました。
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パパ同様、イタリア系の市民が多いブエノスアイレス。半年だけ住んでいたとき、地元の人たちのちょっとしたしぐさに、感動を覚えたことがあります。

乗っているバスが教会のまえや横を通りすぎるとき、カトリックの信者はかならず、小さく、そして素早く、とても慣れた手つきで胸元で十字を切るのです。
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この写真は、サンタ・カタリーナ教会の壁に貼られたアート作品(作者のeduardo pla は昨年他界!)。よくこの細い道を歩いて、アパートに帰りました。

ブエノスアイレスにはカトリックの教会だけではなく、金色の星と十字架、塔の頭のブルーの丸帽子が可愛らしい、ロシア正教の教会もあります。
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あるいは大理石を敷いた入口から入るレコレータ墓地には、小部屋ほどの大きさの、豪華なお墓が並んでいて、いつも大勢の観光客が訪れています。

お墓を見れば、どれほど信仰深い国民なのかわかりますが、キリスト教徒だけでなく、じつはユダヤ教徒の多さも、ニューヨークやロンドンに劣りません。
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意外だったのは、広大な敷地に立派なモスクが立っていたこと。美しい建物でした。移民の国ですから、イスラム教徒もいて、とうぜんなのでしょう。

ブエノスアイレスでも、宗教に関係した爆破事件が起こっています。信仰は素晴らしいのに、対立を考えると、どうしても宗教には消極的になりがち…。
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そうそう、ヴィンテージな路線バス(写真top)の車内の、ヴェネチアンミラーのような装飾が素敵でした。8年前の話ですので、バスも新しくなったかも?

街も人も大好きでも、古い自動車が多く、排気ガスはひどいし、道幅が狭い通りを車が走っているので、街を歩くと、毒を吸ったような気分になったものです。
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話は変わり、中国では習近平国家主席が誕生。そしてわが町に、ツバメが帰ってきました。青空を自由に飛び回る姿を見て、ここが北京でなくてよかった、と。

わたしはやっぱりこのまま、空に向かって祈ります(笑)。よい週末を!



londondocomoのポータルサイトで外信コラムを連載中
今回は、ひょっとして将来、肉に代わって虫が、貴重なタンパク源になるかもしてない、という話題です!click!

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by serendipity_j | 2013-03-16 00:19 | buenos aires | Comments(0)
コロニアへの旅
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ウルグアイ。南米の、と~っても小さな国。なのにサッカーが強いことで(copa america 2011で優勝したばかり!)有名かもしれません。が、日本からこの国を訪れたことのある方は、それほど多くはないでしょう。
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というわけで、アルゼンチンに住んでいたときに訪れた、世界遺産に登録されているウルグアイの小さな町、コロニア・デル・サクラメントの写真を捜しました。いったのはちょうどこの時期。つまり、南半球では真冬です。
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3時間ほどフェリーに乗り、ラ・プラタ河の対岸ですごしたのはおよそ24時間で、旅というほどのものではありませんけれど、一応は「外国旅行」。ところが、その興奮を冷ますように、滞在中ほとんど雨が降っていました。
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観光らしきことをしたのはマジョール広場の散歩ぐらい。でも、名もない料理店で、トリュフみたいなキノコと鶏肉が入った、それまでの人生で「最高」といってもいいくらい美味しい、お醤油を効かせたお米料理を食べました。
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その後、ブエノスアイレスでもあの味を再現しようと何度か試みました(残り物のリゾットを利用するのがいいようです)。コロニアへの旅の思い出は、あの味と、ヴィンテージ・トラックと、ホテルの中庭の噴水とレモンの木。
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じゅうぶん?

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by serendipity_j | 2011-07-26 01:00 | buenos aires | Comments(6)
古くて新しい関心事
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どう住むか――ひとりでも二人でも、また、子どもたちと一緒でも、またどこに住もうとも、わたしにとっては、それがいちばんの関心事。気ままなひとり暮らしのいまは、すべてが思いのまま。とはいえ、いつものことながら妥協しなくてはならないのは、インテリアにかけられる予算でしょうか。そこで重要なのが、インスピレーション。ブエノスアイレスで取材中、工夫を凝らした、理想的なひとり暮らしのお部屋に出会いました。ちょっとご紹介してみます。
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とりわけ若い住人の多いパレルモ地区の、もとは工場だった建物を改造し、一階がギャラリースペースで、二階が、小さなオフィスとギャラリー運営者の住居になっています。ひとり暮らしにはごく一般的なステューディオ(ワンルーム)タイプながら、ここは広々としたルーフバルコニーが魅力的。それになんといっても、ポイントは家具のレイアウト。発想が素敵です。
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工場だったときの、荷車用のレールをそのまま残したエントランス。ギャラリーの横にはショップも。
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かつて手工業の小さな工場が立ち並んでいたパレルモ地区は、いまでは流行の発信地です。ファッションだけでなく、インテリアのお店が数多くあり、ついでながらご紹介するのは、そのなかでとくに好きだったcasa didot。いま考えてみると、ここも上記のギャラリーも、気に入ったお店の経営者は、ほとんどが女性。女性起業家の活躍が、一度は経済破綻に陥ったアルゼンチンを、ふたたび活気づけたのでしょう。
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ところで、取材をしなくなり、元気な女性に出会えなくなった現在のわたしの、インスピレーションの源はブログです。みなさん、carry on blogging!

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by serendipity_j | 2010-01-23 11:55 | buenos aires | Comments(7)
あれから…
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地球の裏側から無事生還(?)して、早くも五年。二ヵ月間におよんだ雑誌の仕事は、現地で雇ったカメラマンが途中で消えたり(わたしを見捨てて報酬のいい仕事へ)、日中は光が強すぎて撮影できなかったり、締め切りまで困難を極めました。でも、いまではすべてが懐かしい思い出に。特集記事の目玉は、この、フィリップ・スタルクがデザインしたホテルでした。
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あまりにも遠いので、旅行の目的地にはなかなかならない南米のなかで、ブエノスアイレスはもっともヨーロッパ色の濃い都市かもしれません。哀愁をおびた旋律が心の琴線にふれるタンゴ(国民的歌い手がガルデル)そして19世紀創業のカフェなど、レトロとノスタルジーの宝庫です。
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けれど、じつはデザインコンシャスな若いクリエーターたちが多く、彼らの住むパレルモには、素敵なブティックと、カフェとバーとレストランが、文字どおり軒を連ねています。わたしの大好きなペルー料理のお店のセビーチェは、わたし個人の〝食べ物史〟に残る絶品でした。
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クロリンド・テスタ(建築家)にインタヴューしたり、コルビュジエ設計の住宅を撮影したり、取材は主に建築とデザインが中心でしたが、ふだんの生活は、スーパーにかよい、お料理も食べ歩きも愉しみ、音楽を大いに堪能し、ギラギラ照りつける太陽を背に、ひたすら街中を徘徊の日々…。
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半年暮らしたブエノスアイレスを、いつかまた訪れてみたいと思ってはいても、海外旅行の計画を立てるとしたら、やっぱりこれまでいったことのない、もっと近い国を選ぶでしょう。それでも今日は、とくべつな思い入れのある都市、ブエノスアイレスを離れた日――my own private buenos aires day――最後に見た空の青さ、決して忘れません!


p.s.
前回のポストへの、励ましのメール、優しいコメント、嬉しかったです。ありがとう。
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by serendipity_j | 2010-01-14 16:40 | buenos aires | Comments(0)
大晦日とブエノスアイレスのコンフェッティ
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2004年の大晦日、わたしは南米のブエノスアイレスにいました。ブエノスアイレスはアルゼンチン(現地ではアルヘンティーナと発音)の首都。日本のちょうど裏側で、南半球の、奇しくも大阪とほぼ同じ緯度に位置する都市です。真夏に新年を迎えるのは生まれて初めての経験でしたので、毎年大晦日には、かならずその日のことを思い出します。
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ブエノスアイレスには5月から9月まで住んでいて、一度ロンドンに戻ってから、11月に再訪しました。ロンドンで仕事をしていた雑誌の旅行ページで、ブエノスアイレスを特集することになったのです。連日、ロケハンに取材に撮影にと市内を駆け回っていましたが、暑さと、オンボロ自動車の出す排気ガスにはほとほと閉口しました。
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クリスマス直前に、春から住んでいたアパートを引き払い、引っ越した先は、サンマルティン広場を見下ろすアパートの11階。ところが、交通の激しいサンタフェ通りに面しているため、早朝、車の音で起こされ、静かになるのは真夜中をすぎてから。でも、大晦日だけは、9時をすぎるとぴたりと止んだのです。あの奇妙な静けさ、今も忘れていません(夜中に花火があがりましたが)。
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車の音がほとんどしない元日の朝。朝陽がジリジリと照りつけるバルコニーに出ると、小さな紙切れがいくつも落ちていました。大晦日に、街中のサラリーマン/ウーマンたちが募った不満とともにオフィスの窓から撒き散らした、いらない書類やノートのコンフェッティ(紙吹雪)が、11階まで風で飛ばされてきたのです。
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あいにくその写真はありませんが、大掃除どころか、あとの掃除の心配など誰もしない、ブエノスアイレス中が紙だらけになる大晦日を、懐かしく思い出します。そして同時に思い起こすのは、アパートのまえに立つ露店で毎日のように買った、ジャスミン(といってもクチナシのことで、英語ではgardenia)の花の甘い香り…。早いもので、あれからもう五年も経ってしまいました。

ここ、近畿地方の真ん中は風が強いものの、本日も晴天なり。
みなさん、どうかよいお年を!


p.s.
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by serendipity_j | 2009-12-31 12:00 | buenos aires | Comments(0)
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