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真夏のフェドーラ
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憧れの北欧風の白い部屋に似せるための、床のペンキ塗りが一昨日完了(今年の計画分は)。サウナ状態での作業でした。そして薄曇の今日、居間のレースのカーテン(レーヨン製)を洗って、この夏のマイホーム・プロジェクトはすべて終了。カーテンも洗ってしまいたいところですが、なにしろ天井から床までの大きな木綿の布です。アイロンがけを考えると――今年はパス。
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月初めに、ペンキ塗り用のローラーを買いにホームセンターへいったとき(花ゴザ購入のまえ)、〝大特価〟の値札に目がいき、これなら失くしても惜しくない、と思って、198円の麦藁帽子を買いました。カウボーイ風なので、そのままではかぶれませんから、ヒモを替え、ブリムをぎゅうっと下げて、ふつうっぽいスタイルに…。こんな安物でも、新しい麦藁帽子にるんるんです。
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帽子好きのわたしは、以前は麦藁帽子もいろいろもっていたのに、あの麦藁帽子、どうしたんでしょうね、という感じ。特にお気に入りは、茶色のリボンのフェドーラ(中折れ帽)と、水色のリボンのフランス製のキャノチエ(カンカン帽)でした。じつは4年まえの夏、素材はちがっていたものの、おなじ茶色のリボンのついたフェドーラを見つけて、かぶるつもりもないのに衝動買い。
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それから毎年、夏になると帽子掛けに登場し、ながめているだけの帽子です。この2年、麦藁のフェドーラが世界的に大流行なので、それが似合う若者たちに嫉妬をしながら(笑)、さまざまなデザインを見て楽しむことに…。いっぽう、大いに実用的な特売品の麦藁帽子のほうは、藁が焼け、少しくたびれて、早くいい味が出るように、ゴミを出すときでさえもかぶっています。

近ごろの子どもたちは(大人も?)麦藁帽子をかぶらなくなりました。明日から猛暑が戻ってきそうです。ともかく、お出かけのさいには、大人も子どもも日よけの帽子をお忘れなく!

a0147281_20423313.jpgp.s.
フェドーラをかぶっていたころの、証拠写真。初めてのロンドンの夏、涼しくてコットンのセーター着ています。ヒーターすら入れる日もあった88年の夏でした。あの寒い夏が、懐かしい。









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by serendipity_j | 2010-07-30 20:55 | miscellany | Comments(2)
サヴァイヴィング p-books
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昨日、ブッカー賞候補作品の発表がありました。販促の意味でタイムリーです。日本では「読書の秋」でも、欧米では圧倒的に読書の夏。長い夏休みに長いお話を読みましょう、というわけです。(宿題の読書感想文を書かなくてはいけない)子どもならいざ知らず、大人は、短いお休みは行事が立てこみ、しかも蒸し暑さにぐったりの日本の夏。日本人とは発想もことなります。

毎年どんな作家が出てきているのか、名前が気になります(わたしの予想受賞者は日本を舞台にしたdavid mitchell)。そのブッカー賞の最終候補に3度残って、1度もまだ受賞していないジュリアン・バーンズjulian barnes の『文士厨房に入る』(拙訳です、はい)の書評を、日曜の読売新聞で書いてくださったのは、ノンフィクション作家の黒岩比佐子さんでした。

厨房の滑稽な文士を面白がっていただけたようで、ほっとしています。とても好意的な書評と、なにより本を取りあげてくださったことに、ほんとうに感謝しています。でも、blogを拝見し、ご闘病中のごようすに動揺しました。抗がん剤治療を受けながらの執筆がどんなにきついか(わたし自身cancer survivorなので)よくわかるのです。負けないで闘ってください!

話題はまた本ですが、最近増えているのがe-book。いい面と悪い面があるのはとうぜんのことでしょう。けれど「もっていたい本」はp-book(紙の本)以外考えらなくないでしょうか? とりわけ、たまにしか開かなくても、いつも見えるところに置いておきたいような挿絵の美しい本は…。引越しばかりの人生で消えたものが多いなか(とくに食器)、不思議と本は残っています。

たとえば、昔々、ロンドンのneal streetという通りにあった紅茶専門の小さなお店、the tea houseで買った紅茶の本『a proper tea』(初版なのでコレクティブル?)。紅茶好きの英国人イラストレーターが書いた本は、絵が素敵なだけでなく、正しい(proper)紅茶の入れ方も、英国独特のお菓子のレシピもちゃんと載っていて、実用的でもあります(写真topも)。
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こちらは10代のころにプレゼントでいただいた、ケイト・グリーナウェイkate greenawayが挿絵を描いた本、2冊。韻を踏む英語を、初めて面白いと感じたのがこの『mother goose』。あのころから自分で訳して遊んでいましたが、絵描きさんになりたたかったので、選んだ動機はまちがいなく絵。
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夏休みの終わり近く、子どもたちを自然博物館へ連れていった帰りにsouth kensingtonで買った本『a floral calendar』。秋風のような、涼しい風が吹く日でした。いつどこで、どんなふうに買ったか、本に付随する記憶がまた、オンライン注文ではなく、本屋さんで買うよさだと思いませんか?
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p.s.
日本では「対岸の火事」ですみますが(もっともなことでしょう)、兵士を派遣している国々では、月曜からアフガン戦争の機密書類リーク大騒ぎです。

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by serendipity_j | 2010-07-28 23:23 | book | Comments(4)
シエスタ日本流
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週末は、「日本の夏」再発見。4年目にして初参加の町内会の夏祭りでしたが、盆踊りを見るのはほんとうに久しぶり(もちろん、パトロールやゴミ集め作業の合間に、です)。生バンド(?)の構成がなかなか面白く、歌い手さんが5、6人と、エレキギター(音は三味線に聴こえる)とシンセサイザー、そして大太鼓。民謡を生で聴いた経験がほとんどなかったので、新鮮でした。

河内音頭が素晴らしく、踊りもステップが複雑で、飛び入りして即興で踊る、などという度胸のある方はさすがに皆無。浴衣姿の輪を眺め、いいわねえ、と思いながら、ふと、踊り子さんの年齢の高さに気づき、民謡を継承していく世代は育っているのかしら、と考えたりも。子どもたちのために始められたこのお祭り、今ではコミュニティ内の子どもの数が驚くほど少ないのです。

夜の9時きっかりにお開きとなり、みなさんお行儀よくてトラブルもなく、後片付けをして、9時半に帰宅。さすがにへとへと。で、昨日の日曜日はその疲れを引きずり、一日家でごろごろ。じつは先週ペンキを買いにホームセンターへいったときに、長いこと忘れていた〝ごろごろ用のいいもの〟を発見。仕入れたのは花ゴザです。シエスタにこれほど快適なものはありません。
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夏はベッドではなく畳のうえに横になって本を読みたい、とずっと思っていたので、がらんとした和室に花ゴザを延ばし、さっそくごろん。イ草のさらりとした感触――湿度の多い風土に合った知恵です。子ども時代の夏休みを思い出します。そしておやつは鹿児島名物のかるかん。かるかん好きのわたしのために母が取り寄せてくれましたが、こんなふうに巻いたのは初めて。
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というわけで、ぼやいてばかりいないで、少しは楽しみたい日本の夏。でも、このべたつく暑さは、ど お し て も、好きになれません。が、みなさま、今週も暑い夏を乗り切りましょう!

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by serendipity_j | 2010-07-26 10:10 | インテリア | Comments(4)
夏紫
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ああ、この暑さ…。疲れます。日中の暑さには耐えていたものの、夜、気温が下がらずしかも無風状態では、眠れるわけがありません。汗疹がひどくなったため(なぜか、手の甲にできるんです)、とうとうエアコンをかけて寝ました。案の定、喉のあたりが痛く、朝からどうも不調。南の窓から入って北の窓に抜けていた涼風も、今はほとんど熱風になったような気がします。

この暑さ、きっと植物にも堪えていることでしょう。道端の花たちの運命は、お天気任せです。いっぽう、庭木や花壇の花なら、ちゃんと世話する者がいて、無事に花を咲かせ、暑さを(少なくとも一瞬は)忘れさせてくれます。そして、光化学スモッグ警報が出されているなかでも、夏らしい美しさを見せてくれるのが紫の花たち。きりっとしたその紫色のトーンはさまざま。

星の形の可憐なツルバキア。ピンクに近い紫で別名はワイルドガーリック。
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デュランタの白で縁取られた鮮やかな紫は、絹の着物を連想させます。
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西洋藤袴、ユーパトリウムとそっくりなのがアゲラタム(でもどれが?)。
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セージの紫もバラエティ豊富。こちらはたぶん、サルビア・ファリナセア?
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それにしても酷暑のせいでアイスクリームやビールが売れ、経済効果は大有りのようです。でも、頭がなかなか回転しないわたしは現在、翻訳プロジェクトは休業中。そのかわりに、夏恒例の「ペンキ塗りプロジェクト」が進行中。今夕は町内会の夏祭りで、パトロールやゴミ拾い当番も務めねばなりませんが、今日にかぎって一雨ありそうです(植物には待ちに待った雨でも)。


p.s.
出版社の編集者さまより連絡あり、明日、日曜日の読売新聞の書評欄に『文士厨房に入る』が載ります(ヤッタ!)。どちらの先生が書いてくださるのか…〝批評〟であるからには聞きたいことばかりとは限らず(たいてい翻訳については触れられませんが)、どうぞお手柔らかにと願いながら、ドキドキしています。

今朝の読売新聞には、室生犀星が中央公論社の主幹に小説の売り込みをした手紙が見つかった、という記事がありました。1通目は謙虚にアピール。返事がないのにしびれを切らし、返信用の切手を同封して原稿の返却を願った2通目。だれでも、不安な心境は同じなのですね(笑)。

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by serendipity_j | 2010-07-24 11:15 | 四季 | Comments(6)
いつが旬?
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夏本番。果物の種類がますます豊富になり、待ってました、とばかりに、スーパーの果物コーナーに足が向く季節。多すぎるチョイスに、どれにしようかと悩んでいるところ、横にいらした初老の男性に声をかけられました――「この林檎、今年のですやろか?」。じつはずっとわたしも疑問に思っていたことなのです。昨今は、林檎が一年中売られているのを見かけます。

いや、まだ収穫には早いのでは? そんな返事をすると、「でも、心棒が青いで…」と男性。お店にならんでいる林檎はいつ採れたものなのでしょうか? そう思っていると、お花屋さんのおじゅんさんのブログに「たくさん仕入れた」の瑞々しい青林檎の写真。じゃやっぱり、スーパーの王林も今年のもの? お野菜ばかりでなく、果物にも〝旬〟がなくなりつつあるようです。

それでも、チェリー同様に短い〝旬〟だからこそ、毎年楽しみにしているのが(写真は2週間まえの撮影。で、すでに終了)。子どものころに住んでいた家には、毎年春にきれいに花を咲かせ、すずなりに実をつける杏の木がありました。かならず杏ジャムと杏酒を作っていた母は、杏の出回る季節になると、園芸を楽しんでいたあの庭を懐かしみ、一気に回顧モードです。
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葡萄の出盛りも、年々早くなっているような気がします。巨峰といえば、夏休みが終わるころに、まだ少々値段の張るものがようやくお目見えするものだったはず。これは品種が改良されたためなのでしょうか? それとも地球温暖化のせい? 操作によって果物の旬が年々早まってゆくことには、「待つ楽しみ」がどんどんなくなるような気がして、わたしはちょっと反対です。
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いっぽう喜ばしいことに、以前はわりと特別な果物だった生のブルーベリーも、ふつうに買えるようになりました。しかも、お手頃値段で。 あ、でも、納得。これは南米のチリから運ばれてきたものでした。だけど今、南半球は冬…。旬について、一度調べる必要がありそうです。とりあえず、〝お初〟の果物はヨーグルトで味わうのがわたし流。なんて幸せな季節でしょう。
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うちの野苺は、小さな赤い実をつけました。本日収穫第1号の記念写真がこれ。もちろんヨーグルトで食べました。真夏のボスニア=ヘルツェゴヴィナの山道(なんでまたそんなとこ? 笑)で、夢中でとって食べたのを思い出し…う~ん、どことなく〝野性〟の味。


ニューヨーク・タイムズ紙に「旬のシャンテレル」の記事が。野性のキノコなので、旬は操作できません。美味しいんです、このキノコ(でも、柄についている土を上手にすっきりとれないことが多く、味わっている最中に、ジャリッとなることもたびたび)。日本でも手の入るのでしょうか? ところで、記事中の百合の花は、中華料理で使うのだそう。へえ~っ。ご存知でしたか?

本日も全国的に厳しい暑さです。くれぐれもご自愛ください!

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by serendipity_j | 2010-07-21 14:40 | foodie | Comments(10)
真夏のパスタ
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これからが本格的な夏だというのに、朝からギラギラと照りつける太陽に、すでに疲れています。この先ずっと猛暑がつづくとわかっているので、早くも降参したい気分になっているのです。暑さを、少しはポジティヴに考えましょうか…。たとえば、一年中パスタが主食だといってもいいすぎではないわたしの食生活でも、真夏に食べるパスタは、また格別でなのですから?

昨晩のパスタは、黒オリーヴのぺストあえファルファッレfarfalle 。シメジとツナを加えました。高いお肉よりもお魚よりも、ツナ缶を使ったパスタのほうが好きなので、わたしってつくづく安上がりだと思うことしきり。オリーヴ油漬ツナの高級壜詰めなども売っていますが、手に入るもので満足。ただし、フレークではなくチャンクなシーチキン、という条件だけは譲れない…。

鷹の爪を刻んで、ピリッと辛いアラビアータarrabbiata に。かなり塩辛いグリーン・オリーヴも加えるので、パスタを茹でるとき以外に塩は使わず、味付けはレモン果汁。ニンニクたっぷりのレモンパスタ(そのうちご紹介の予定)もわたしの夏の定番ですが、レモンでさっぱりした風味に仕上げます。今回のハーブはレモンタイム。パスタとの相性も、なかなかよろしいようで。
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もうひとつの夏の味なら、魚介類のパスタ。トマト味でも、白ワインのビアンコbianco でも。こちらは、二週間ほどまえに梅雨の晴れ間がのぞいたときに作ったリングィーネ・アラ・ペスカトーラlinguine alla pescatora 。いつもは〝養殖〟と表示のあるスーパーの海老のパックの〝天然〟のふた文字が目に入り、ペスカトーレの季節の到来を祝うことに…。
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が、やや質素な漁師のパスタになりました。東南アジアの海を泳ぎまわっていた海老の、素材の味を活かしたわけです(笑)。ところで、パスタに欠かせないのがパルメザンチーズ。そんなことあたりまえですよ、と叱られそうですが、魚介類のパスタにチーズはかけないのが鉄則。わたしは昔、注文したペスカトーレに「パルメザンください」といって、恥をかいて、学びました。
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いっぽう、トマトソースのパスタは季節を問わない定番でも、缶詰ではない完熟トマトで作れるのは、夏ならでは。肉厚のトマトなら美味しくできます。じつはここ数日、あちこちのお庭で色づくトマトに目が引き寄せられています。最近、エアルーム・トマトheirloom tomato の人気が高まっているようですので、色とりどりの美しいトマトをご近所で見る日も、近いかもしれません?
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連休最後の日を美味しく!

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by serendipity_j | 2010-07-19 14:02 | クッキング savoury | Comments(5)
梅雨明けの白
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昨日までの豪雨が各地で被害をもたらし、痛ましいかぎりです。雷の轟いた金曜日から一日明けて、この週末は紛れもなく夏。ついに梅雨明けです。暑苦しい声で、蝉が鳴きはじめました。もくもくの白い入道雲も、青い空に浮かんでいます。この夏の空の青は、お隣の公園でも、そして今年からうちのバルコニーでも咲いているセージの花びらの色――爽やかな青です。

種類が豊富なセージのなかでも、もっともブルーが鮮やかなのが、このボックスセージです。名前の由来が気になり、学名のsalvia uliginosa で調べると、じつはボックスではなくボグセージbog sage。プラットフォームをプラットホームというように(plat-home ってなに? と首をかしげる外国人のみなさま、すみません)、耳から入った英語が日本名になったのでしょう。

いっぽう、夏らしい部屋を演出するには、藍染の暖簾などをかけた和風がいちばん。そう思いますが、新建材で固められたわが家には合わず、わたしの理想のスタイルは白にブルーがアクセントのノルディックな部屋(でも、ミッドセンチュリーの家具グラフィックなパターンは避け、かといってfog linenの雑貨が似合う部屋でもなく、折衷趣味こんな感じが理想)。
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そしてこの青いセージこそ、夏の部屋にぴったり? それでさっそく、咲いたばかりのセージを飾ってみましたところ、花がぽとぽとと落ち、かろうじてふたつかみっつ残ったぐらいの、なんだか情けない姿に…。なかなか理想どおりにはいかないのが現実です。結局、イメージ作りの頼りになるのは、四季咲きの白いゼラニュウム。鼻をつく香りが玉に傷、なのですけれど。
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残念なことに、このゼラニウムも簡単すぎるほど簡単に花びらが落ちます。でも、ひらひらと舞うモンシロチョウの羽根に似てませんか?
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よい週末を!

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p.s.
いいお母さんになりそうな〝森ガールズ〟も増えて、ナチュラル志向の雑誌も増えましたね。
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by serendipity_j | 2010-07-17 13:00 | 花 indoor | Comments(0)
ポスト巴里祭
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すごい雨でした。教養のある方なら、「篠つく雨」とおっしゃったことでしょう。そんな素敵な日本語が浮かばなかった代わりに、わたしはすぐに「it’s raining cats and dogs」(発想が愉快なので、難なく覚えた英語表現)、と口をついてでました。それにしても、日本語は雨に関する語彙がじつに豊かで、土砂降りという表現ひとつとっても、ほんとうに情緒があります。

昨日はパリでも雨が降ったようでした。わたしの巴里祭は、家にこもって、今年最後(おそらく)のチェリーを食べながら、フランス文化にどっぷり浸かりました。といっても、母に録画を頼んでおいたフランス映画を観ただけのことなので、わざわざご報告するような内容でもありませんが。でもまあこの機会に、フランスの、それも古い映画のよさを訴えておきたいな、と。
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観たのは、アルベール・ラモリスalbert lamorisse の、まずは『赤い風船』。ジャック・タチjacques tati 同様ほのぼのとした50年代の映画です。正直、子ども時代に観たとき(再上映で、です)よりも楽しめました。2本目は『白い馬』。馬を飼うのが幼いころの夢だったので、画面のなかの美しい白馬を夢心地で追い駆け…すると、えっ? 突然韓ドラに(涙)。

というわけで、(たまに録画ミスもある)母は、ここ十年韓国ものに偏っているとはいえ、結構映画の古典は封切り時に観ています。考えてみれば、母ともうちの子どもたちとも、趣味はちがえど映画好きは三代共通。わたしのひいきの監督はフランスに多く、3人のジャンjean(コクトーcocteau、ゴダールgodard、ベネックスbeineix)は別格。ぜひ一度ご覧ください。

vive la france!

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巴里祭のチェリーは、ごくオーソドックスに、ヨーグルトでいただきました。シャンゼリゼ大通での本物の記念日でのようすは、こちらで。











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by serendipity_j | 2010-07-15 17:17 | miscellany | Comments(2)
巴里祭
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絶望的な雨の降る7月14日。共和制フランスの建国記念日です。バスチーユ監獄襲撃に発したフランス革命にちなみ、英語ではバスチーユ・デーbastille day と呼びますが、味気ない…。日本ではルネ・クレールrené claire の映画『quatorze juillet』が『巴里祭』と名づけられて以来、そのロマンティックな名前が定着し、「フランス文化の日」のようになっています。

それでわたしは毎年この日に、梅雨に咲くクチナシの花と、フェミニンなイメージと、旧きよき時代のクチュリエ文化がつながって、パリへゆくたびに蚤の市で買い集めた、アンティークの「白い寝巻き」をもっていたことを思い出します。押入れにしまいっぱなしでふだんはすっかり忘れているので、一年に一度、手にとって、手仕事の美しさを再確認することにしています。

このロマンティックな「白いシャツ chemise blanche」は、刺繍もドロンワークもカットワークもボタンホールも、すべてが手仕事。こんなにていねいに針を進めた19世紀のフランスの女性たちには、敬服せずにはおれません。傷むのが怖くてとても身につける気はせず、(もっているだけで嬉しい)ハイヒール同様、ながめるだけのコレクション、といったところですが。
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モノグラムのm.t.が、これを着てふかふかのベッドに入る女性の姿を連想させます。驚異的に美しく、繊細で正確な針仕事! 今はもう望めません。
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手仕事の遺産として永遠に消えないでほしい汕頭(スワトー)刺繍。フランスのクチュリエ文化の面影は、ホーチミン市で買ったランジェリー・バッグに。
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新しいプロジェクトにはなかなか着手できず、ロンドン在住の編集長さまから『english teatime』(雑誌です。ところでいつ刊行されるのかしらん?)の原稿を待っているところです。まだあちらでの作業が終わらないらしく、もうしばらく締め切りを気にする日はやってきそうもないので、この“低迷期”を楽しくすごす(笑)ためのイメージ遊びは、まだまだ続きます…。

p.s.
あいにく『巴里祭』は見つかりませんでしたけれど、『巴里の屋根の下』を味わって、巴里祭気分を(それにしてもすごい降り!各地で雨の被害が、どうかでませんように…)。

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by serendipity_j | 2010-07-14 13:00 | miscellany | Comments(2)
チェリー・トライフル(もどき)
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宝石のようなチェリーをいただきました。日本のチェリーは色づき方が微妙で美しく、味もデリケート。眺めてよし味わってよしの、この可愛らしい果物は、ひと粒ひと粒が、まさに小さな喜びです。いくつかそのままで味わってから、閃いたのがトライフル。英国の伝統的なデザートの中で、同様に果物を使うサマープディングとならび、わたしの大好物です。
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というわけで、すぐに作って食べたいトライフル。はて、チェリー以外の材料は?――スポンジは問題なし、ブラック・フォレスト・ガトーを作ったときの残りが冷凍庫に入っています。生クリームは冷蔵庫。ゼリーは?――このさい割愛。でも、肝心のカスタードクリームは?――どうしましょう。カスタード作りは結構得意なのですが、作って冷やすまで時間がかかり…待てない!!  
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そもそもオリジナルのトライフルには、カスタードは使われていなかったそうです。そこでできたのは、案の定「トライフルもどき」となりました。あのカリスマ主婦のマーサmartha stuart (アメリカ人ですし)のトライフルにだって、ゼリーが入っていませんし、つまらないこと(trifleにはそういう意味が)はいいっこなしに。今回は、チェリーにひと工夫加えたいだけなのですから。
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作り方は簡単。まず、チョコ味のスポンジにラムを振りかけてしっとりさせ、グラスのいちばん下に詰めて、そのうえに、泡立てた生クリーム、バナナ(カスタードの代わり)、生クリーム、半分に切って種をとったチェリー、生クリームの順に重ねるだけ。グラスと材料を先に冷蔵庫で冷やしておくのがこつ(凝ったものがお好みなら、ナイジェラnigela lawson をご参考に)。
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この時期はとりわけ、多くのブログからインスピレーションをいただきます。たとえば、いつもうっとりする日々是手帖のchanchanさんの、自家製チェリー・シロップ。喉のあたりが、思わずごっくり…。季節の短い果物は、それぞれが気の向くまま、さまざまにお楽しみください!

p.s.
ワールドカップ終了。サッカーって、自制心をもっとも必要とする、もっとも禁欲的なスポーツだったのですね。ガーディアン紙は、決勝戦の醜さと、主審ハワード・ウェブhoward webbの審判をめぐり、不満噴出の記事をあれこれ掲載。ファウルの判定も、恣意的なのか事故なのか、見方ひとつで変わるわけで…恨みを買うレフリーたち。因果な商売、ちょっとお気の毒です。

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by serendipity_j | 2010-07-13 13:58 | クッキング sweet | Comments(2)
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