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春を呼ぶサマープディング
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苺の出盛りです。苺が安くなるころに、かならず作ろうと思うデザートがあります。と思いながら数年ぶりで実現。前回は、ちょうど桃の節句に、母が冷凍ラズベリーを手に入れたときでした。ほうぼう探しましたがラズベリーはありません。仕方ないので、冷凍ブルーベリーと苺を使いました。デザートの名前はサマープディング。英国では代表的なスウィーツです。

名前のとおり、ラズベリーやカラントなど、本来は夏のベリー類が出揃う初夏の、季節感あふれるデザートです。技も手間もいらなくて、初めて食べるお客さんには評判もよく(作り方をご存じない!)、ロンドンに住んでいたときは、冷凍のミックスベリーを使って一年中作っていました。が、日本では苺をメインに作るので、どうしても春のサマープディングになってしまいます。
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食パンを使うため、卵やバターは一切使用せず、カロリーも低め。ただし、ベリー類は酸味が強いので、たくさんお砂糖を入れなければなりませんが…。果物を煮詰めすぎてしまったせいで(また!)、ところどころにパンの白さが残ってしまいました。芸の細かさでは、フランスにはどう逆立ちしても敵わない英国のお菓子。でも、こういう素朴なところが、いいんですよね。
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こちらは今日の朝ごはん。クリームチーズに刻み苺を混ぜてスプレッドに。
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昨夜、いつものように、ベッドに入るまえにレシピのサイトを見ていたとき、「苺バター」なるものが目につきまして――あ、だったら、クリームチーズに混ぜちゃおう! と。苺ジャムでは、この風味は出ません。
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避難所の被災者の方々に「甘い差し入れ」が届けられたと、オンライン新聞の記事に載っていました。空腹が満たされただけでは、心までは満たされないけれど、お菓子は、誰をも幸福にしてくれます。たとえ、束の間でも? 

p.s.
母と一緒に、福島原発事故の記者会見の模様を観ているとき、からならずわたしたち二人とも、あまりの腹立たしさにものすごく興奮し、おかしくないのに笑ってしまいます。東電も、原子力安全・保安院も、まったく危機感が、なさすぎじゃありませんか? 今、欲しいのは東電の「謝罪」ではなく、解決に向けた、一刻を争う命がけの姿勢。自分たちだけで解決する「力」も無いなら、どこから、どう力を借りるのかという「脳」もないんですから。能のなさで、作業に当たっている方々の努力を、無にしてほしくないものです。

そしていっぽう、海外の新聞は、もっと、そのものずばりの見出し。たとえば「partial meltdown 部分溶融」の文字が。放射線の汚染の恐怖を、必要以上に煽ることは間違いだとしても、「影響なし」の情報ばかりでは、日本にいるのに、わたしたちがどれほど重大な局面に立たされているか、まったく伝わってきません。東電の、いかにも能天気な「プレスリリース」には、「異音」だとか、「異常の発生」だとか、はっきりさせない表現ばかりで、2号機の「溶融」の二文字は見当たりません(読売新聞にしても、この短さ)。

いっぽう、日本全国、そして世界中からの支援の輪。ほんとうにすごい!!

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by serendipity_j | 2011-03-30 22:43 | クッキング sweet | Comments(0)
月曜日の白 #9
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ちっとも風邪が治らないのは、寒さのせい? それでも、家にいるより外を歩いているほうが調子いいので、お隣の公園へ――。梅の季節が終わった今、モモとスモモの花が見ごろです。そのそばに咲くラッパズイセンも可愛いけれど、水仙ですから、水辺のほうがお似合いです。

そこで、お気に入りの谷へゆくと、自生しているのか、小川の流れる水辺に、ごく平凡な水仙の花が咲いていました。水面に映った自分の姿に、恋をしてしまったナルキッソス。でも、この花を見て、ナルシシストの語源となったギリシャ神話の美少年を、連想することはありません。
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うつむきかげんで、まっすぐで…。むしろ、ナルシシズムにはほど遠く、これほど清楚なイメージを与える花も、ほかにないのでは?
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a0147281_0475613.jpg公園の白い沈丁花。去年と比べて、今年は株の数が減ってます。猛暑で枯れた?














寒いです。被災地の避難所に――はあるよ、こい、はあやくこい!
そして、よい週を!

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by serendipity_j | 2011-03-28 00:53 | 月曜日の白 | Comments(6)
うちの桜、そとの桜
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お彼岸も明けたというのに、この寒さ…。真冬は、雪が降っても平気でいたのに、風邪をひいたせいか、やけに寒さが堪えます。雪が降っている東北の、被災地の方々ならなおさら、寒さが厳しいことでしょう。暖房用の灯油が、今は届いていることを祈ります。
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お彼岸の入りに、京都のデパートから母の元へ届いた桜。昨年、息子を亡くした母を気遣った、母の従弟からの贈り物でした。箱を開けたときは、固いつぼみばかりだった数本の細い枝も、先のほうからほころびはじめ、1本、母が持たせてくれました。
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いっぽう、今日は久しぶりに「春を見つけに」お隣の公園へいきましたが、収穫あり。ちらほらと、冬に寂しく咲いていた四季桜が、満開でした。ひっそりとした谷の、池に注ぎこむ小川の横に植えられたこの樹、晩秋からずっと花を咲かせているわけですから、立派です。
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昨夏の猛暑にはかなり弱っていたように見えましたが、また、花をつけ、ソメイヨシノが咲くまえの、冬と春の両方が混在するこの季節にもっとも華やかに花をつけるこの桜。木の精が住んでいるみたいな、とでもいうのか、樹そのものが持つ意思のような、強い生命力を感じます。
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a0147281_23433242.jpgこの谷は、訪れる人もまばらなので、珍しい野鳥が、入れ替わり立ち代りやってきます。この春初めての、うぐいすの唄も聞きました。












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by serendipity_j | 2011-03-26 23:48 | 四季 | Comments(2)
i {heart} rice
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ちょうど1週間前、横浜の友人に電話をしたさい、お米があと3合しかないのに手に入らなくて困ってるの、送ってもらえないかしら、と頼まれました。ふたつ返事で、すぐに近くのお米屋さんへ足を運ぶと、すでに同じようなお客さんが訪れていたそうで心得たもの。お米が20キロ入る箱を用意してくれました。関東地域の人々の買いだめは、お米まで、なんですね。

国内消費量が減っているお米。原油とちがい、余剰米は倉庫に眠っているでしょうから、なにがどう心配なのかわかりませんが、ともかく確保しておかなくちゃ、と思うのが日本人です。けれど、津波の被害を受けた東北の米どころで、ふたたび美味しいお米が採れるまでには、あと何年かかるかわかりません。元の水田に戻すには、莫大な人手とお金の投入が必要です。

それで友人には、はるばる関西に運ばれた、岩手の「ひとめぼれ」を送り出しました。お米がお店から消えるなど、これまで一度も、考えたことはありません。母のところからもらってきた無洗米で、いつものように作ったリゾット。こうして、質のいいお米がふつうに食べられることに、ありがたさをしみじみと味わって、いただきました。
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(今回のリゾットは、母の育てたサフランと、わが家で育つセージをフィーチャーしました。若いセージの小さな葉に、昨夏収穫した乾燥セージもプラス)
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わたしはリゾットが好物ですが、さまざまな料理の味を口のなかで中和して一度消すという意味で、日本の白いご飯は優れものだとつくづく思います。
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お米に限らず、食品が滞りなく供給されることが、これまではあたりまえでした。この災害では、原発という怪物との戦いも強いられており、放射線物質の汚染は、食物に留まらず水道水にまで広がっています。幼い子ども抱えるお母さんで水の買いだめをしなかったら、お馬鹿さんになりかねません。するなというなら、供給に保証して欲しいですよね?

東京では多くの大使館が一時閉鎖されているなか、ルース駐日大使が避難所を訪問。なかなか人間味のある方です。いっぽう、ロイターのウェブサイト上のブログに、「日本にお金を寄付するな」という記事が掲載され、論議を呼んでいます。それを書いたアメリカ人(多分?)のフィーリクス・サーモン氏の要旨は、「そもそも日本はお金持ちの国なのだし、お金の工面は自分たちでできる」、そのうえ「今、寄付を募っている団体は、どこへどんなふうにお金を使おうとしているのか、まだはっきりしていない」のだから、そんなお金があるなら「ニュースに出た被災地に限定せずに、もっとお金が必要とされるところへ広く分配する団体に寄付するべき」というもの。

たしかにこの問題は、慈善事業につきもののようです。寄付がどのように使われるか、システムがしっかりできてないところでは、その使途がうやむやになりかねません。国内の企業が大急ぎで苦労してかき集めた救援物資しかりです。必要としているところへ必要なものを届けるには、情報と動きを管理するところがなければ、善意を生かせません(スマトラ沖地震のとき、スリランカがそうでした)。どんな団体にお金を託すか、わたし自身も寄付するまえによく考えますし、サーモン氏のいうことにも一理あります。でもほんとに、日本はお金持ちだからお金の助けは受けるべきではない? サーモン氏の論理は、正しい? それとも間違ってる? いかが思われますか?

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by serendipity_j | 2011-03-23 22:45 | クッキング savoury | Comments(4)
トマト論争と日の丸ランチ
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今回の大震災は、海外でも多くのブロガーが哀悼の意を表し、援助を呼びかけてくれています。ブロガーによる救援ネットワーク、for japan with loveも発足。また、poloのポロや、売り上げが赤十字に寄付される日の丸をデザインしたポスターも販売されはじめました(こちらは完売)。

日の丸に、これほど愛着を感じたことはありません。今は、白地に赤なら、なんでもかんでも(リニューアルしたtwaターミナルまで)日の丸に見えてきます。たとえばこんなトマトのグリルも(top↑)。梅干が苦手なわたしですから「日の丸弁当」を作ることはなくても、パンにのせればそのイメージです。
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ところで、トマトって野菜? それとも果実? 正解は、植物学的には後者。でも、トマトは果物みたいな甘味がなく、デザートに出されることはまずありません。というわけで、料理に使う目的でいえば野菜の仲間に入り、ナスやカボチャについても同様な区分けがされているのだそう。

どっちでもいいような気がしますけど、やはりお金がからむと、このトマト論争に決着をつける必要もあるようです。19世紀末のアメリカでは、果物であれば非課税、野菜であれば課税されるため、トマトの「身分」について、ついに最高裁で争われたそうですから、ちょっと滑稽です。

昔、冬のトマトは少しピンクでほとんど青い、というのがお決まりでした。今は冬でもトマトは赤く、しかも種類がけっこう豊富。以前、「茎につながったままのトマト」が英国で大ヒットしましたが、最近日本では、小さくて甘い「フルーツトマト」と書かれたものをよく見かけるようになりました。
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ニンニクとセージと一緒に、オリーヴ油をかけてグリルした赤いフルーツトマト。これを白いバゲットのうえにのせたもの――さしずめこれが、わたし流の「日の丸ランチ」です。
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p.s.
首都圏での暮らしはどんな塩梅か、週末、東京にいる子どもたちに電話をしてようすを聞きました。息子の仕事は、とりわけ(日本脱出の)外資系企業との取引が滞りがちだそうで、いっぽう、納期を控えた娘の仕事(it関連)は混乱に関係なく進められていて、連休も出勤なのだそうです。二人の住むそれぞれの町は、どちらも計画停電からは免れているとはいえ、不夜城のはずの東京の街が、「とにかく暗い」といってました。節電の観点みならず、浮かれ気分の自粛という意味でも、暗いのはしょうがないかな…。コンサートなども、相次いで中止の決定がされています。

16日のニューヨーク・タイムズ紙に掲載された、今回の大震災に対する村上龍の所感が海外で評判を呼んでるらしいとお嫁ちゃんがいっていた、と息子に聞き、国際通を自称する(笑)わたしとしましては知らなかったのを少々悔しく思いながら、英文和訳の文(原文ではありません)、両方読んでみました。これまで、「なんでも手に入れることのできた生活で、唯一ないものが希望だった」のに、この震災で「わたしたちは多くを失ったにもかかわらず、とり戻すことができたのが、じつは希望なのである」とする意見、加えて、情報に詳しい専門家による言葉を信頼するべき、という点にはまったく同感。

いっぽう、買いだめに走る国民性を「じつは利己的」とする点では、かならずしも100%同意できません。これは、わたしたちがもともと心配性で、他人に頼らず「備えあれば憂いなし」の徹底教育を受け、(チャリティー事業の根づいている)諸外国の人たちに比べると、慈善に甘んじることに慣れていない(恥と感じたりも?)せいもあるからではないか、とわたしは思います。阪神・淡路大震災の教訓も生きて、だいぶ変わってきましたけどね。ともかく、不測の事態への備えもさることながら、つねに必要なのは他人への配慮。ですね?

p.p.s.
アエラ、なに考えてる!!(怒)

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by serendipity_j | 2011-03-21 13:20 | クッキング savoury | Comments(6)
癒しのシナモン
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大震災から昨日で一週間。原発事故の状況は予断が許されないものの、避難所で、温かい食べ物に口をされていたり、お風呂につかっていらしたりする顔々に、ほんの少し笑みが見られ、こちらもほっとしました。それでも、災害のショックから立ち直るにはまだほど遠く、被災地の方々にとりあえず必要なのは、こんなふうに(↑)手足を伸ばせる場所かもしれません。

去年の秋からお隣の公園に住みはじめた捨て猫のシナモン(と、勝手にわたしが呼んでいます)は、今ではすっかり「野良暮らし」に慣れたようすです。じつは、顔馴染みになっただけでなく、えさをやるようになっていましたが、年末と年明けに、氷点下の厳しい寒さがつづいたとき、凍え死ぬのではないかと思い、家へ連れてきてやろうと、三度も試みたほどでした。
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結局いつも、家にたどりつくまでにしり込みし、いつもの場所へ舞い戻ったシナモン――。あんなに寒いときでも生き残ったので、どうやら心配はなさそうです。しかも、毎日会いにくるファンが数名いて、食べ物に選り好みさえしなければ(ふだんは好みがうるさく、乾いたキャットフードは、よっぽど空腹でないと食べません)、公園では、餓死することもないでしょう。
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ただ、このえさやりに、公園の管理センターのおじさんはピリピリ。わたしはついに見つかって注意を受け、今はこっそり、シナモンの好物のミルクをやるだけです。いっぽう、公園の整備のための工事が進み、いつもじっと身を潜めていた草むらの草が刈られたかと思ったら、フェンスまで取り払われ、とうとう住み処を消失。その後しばらく姿を見かけなくなり、心配しました。
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以前、ガゼーボ(東屋? ↓)のあたりでよく姿を見かけたことがあったので、シナモン、と呼ぶと、どこからともなく現れました。まるで、マジシャンの帽子から出たウサギか、あるいは『ライオンと魔女』のライオンが、衣裳ダンスの向こうの世界からこちらの世界にやってきたように、忽然と姿を見せたのです。その後はそんなふうにして、不思議な感じで、シナモンに会いました。
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いったいどこから出てくるのかしばらく謎でしたが、八角形の木製の椅子の下には隙間があり、いつもは日中でもそこに隠れていて、聞きなれた声で呼ばれると、その暗い場所から飛び出してくるのです。それまでのわたしは、決して猫好きではなく、猫に惹かれることなどなかったはずなのに、シナモンの小さくて短い鳴き声を聞き、しばし咽喉を撫でて、癒されています。
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いまだに余震がつづく東北や関東とは、危機感に対しても温度差があるようですし、関西はいたって平和で、申しわけなく思います。被災地の方々にも、癒されることやものが、どうぞなにかありますように。
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数年ぶりで風邪を引きました。みなさまもお気をつけて、よい連休を!

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by serendipity_j | 2011-03-19 23:58 | ワイルドライフ | Comments(0)
試練、そして配慮のとき
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地震と津波に見舞われたあとに、刻々と迫る高濃度の放射能漏れの危険。国も災害地支援に専念することができないまま、福島第一原発での必死の作業のもようを発表しています。察するにあまりある困難さの克服――そのなりゆきを、世界が固唾を呑んで見守っています。

余震もまだまだ終息に向かう気配はなく、それどころか、日本列島はあちこちで揺れています。昨夜は、震源地から遠く離れた関西でも揺れました。難しいことですが、誰もが、冷静に、落ち着いて、状況を見極めて、どうするべきかを考えなければなりません。

とはいえ、被災地の方々が、途方に暮れ、そして苛立たしくなるのを、痛いほど理解できます。ですが、救援の輪も広がっています。わたしの町の自治会でも義援金を集め始めました。影響を受けていない地域に住む者は、まずは買いだめを控えるべきでしょう。

経験したことのない惨事に、わたしたちみんなが強い衝撃を受けています。ニュースで見た、あのご老人の力強さと笑顔、本当に救いでした。真冬並みの寒さに耐え、ご家族を失った哀しみに打ちひしがれていらっしゃる方々の、手をとって、お慰めしたい思いです。

update (9 p.m.):
原発事故は深刻な危機にひんしているようです。とうぜん誰もが被曝への恐怖から、よけい恐怖をあおるような、根拠のない風評を鵜呑みにしがちです。また、放射能汚染への対処方法については、出所のわからない情報をいたずらに広めがちな、非専門家による安易なアドヴァイスやチェーンメールではなく、「放射線医学総合研究所」www.nirs.go.jp から、正しい知識を入手しましょう(ただし、アクセスが殺到する現在、つながりません!)。


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by serendipity_j | 2011-03-16 14:27 | miscellany | Comments(2)
3.11
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地震から3日目の昨日、申し訳ないほど平和な日曜日でした。関西地方は久々に春らしい陽気に恵まれ、市街地には買い物客、お隣の公園には家族や友人連れの人たちでにぎわう、いつもの情景が見られました。まるで何事も、なかったかのように…。事実、関西にいるわたしたちの暮らしに変化はありません。が、経済、そして物不足など、今後の影響は必至です。

関東では今朝から計画停電が開始され、さらに水不足も予想されるので、ただちに痛みを分け合うことを強いられています。悲しみに暮れる人々の涙に心を震わせ、劇的な救助のようすを眺めるいっぽうで、現実が見えはじめると、被災地での損害だけでなく、首都の機能が低下し、日本経済全体が大きな打撃を受けるという問題に、不安が募ってきました。

行動力のなさで解散を迫られていた菅首相の二度にわたる会見は、「国難」への協力を心から訴え、悪くなかったと思います。理路整然とした説明のできる政治家が多くない中で、(あの仙石さんでなく)枝野官房長官でよかったと、ほっとしています。原発と電力不足に関して、東京電力の危機への対処のまずさが槍玉にあがっていますが、今は、協力すべきときでしょう。

関西にいると未だに実感がわきません。が、阪神淡路大震災を経験された方の知恵を生かせるはずです。わたしたち日本人は、おそらく、世界一逆境に強い国民です。世界もそれを認めている証拠に、各国の新聞がこぞって、日本人の団結力と秩序を重んじる道徳心を称え、励ます記事を掲載しています。海外の外国人のブロガーも、すぐにメッセージをくれました。
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くる、くる、といわれつづけていた壊滅的な巨大地震。わかっていたものの、いつ、どこにくるのかは誰にもわからず、わたしたちはそれが今日明日ではないことを半分信じながら、生きていたのでしょう。それがとうとう、先週の金曜日、東北地方にきてしまいました。多くの方々が犠牲になったわたしたちの悲劇、「3.11」を乗り越えて、もっといい国を再建しなければ!

update+correction:
現在、pcの小さな画面でnhkのニュースを観ながらこれを書いています。

すでに災害は終わったようなことを書きましたが、まだまだ各地で強い余震がつづき、津波の危険も去っていません。明らかに、被災地は未だ厳しい境遇におかれていながら、救助されたご高齢の方の笑顔に、救われる気持ちがします。

原発関連の報道に一喜一憂しており、6人が負傷という発表があったばかりで、ともかく、行方不明の7人の所在が確認されたことにほっとしました。

また、早朝の第1グループの計画停電は行われなかったようです。しかしながら、今後実施されることは確実で、東電の発表が二転三転し、その混乱ぶりに批判が集中していますが、未曾有の非常事態です、関東のみなさま、苛立ち腹立ちはもっともながら、気を鎮めて、状況の把握とご理解を!

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by serendipity_j | 2011-03-14 10:30 | miscellany | Comments(6)
tsunami
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言葉もありません。神も仏もないというのは、このことでしょうか。大地震に見舞われたあと、大津波が襲った東北の海岸地方のようすをインターネットのライヴ動画で見つめながら、愕然としています。新しくニュースが入るたびに大地震と大津波による被害の大きさが明らかになり、現在もっとも心配されるのは、原発の放射能漏れの可能性です。

昨日、地震のニュースをまったく知らずに、3時過ぎに母のところへ夕飯のおかずを届けにゆくと、母が「大地震で、東京でも被害が出てて、たいへんなんよ」と、かなり動揺していました。テレビを観ると、東北地方が映っており、うちの子どもたちの住む東京が震源地でないことにほっとしつつ、そのあとはテレビ画面から目が離せませんでした。

テレビがリアルタイムで伝える八戸の港に黒い津波が押し寄せる模様は、大きな漁船が腹を見せしながらゆっくりと陸に流されて、現実のものとは思えないほどの異常な現象でした。海水に浸かった建物のまえで、無数の車がプカプカと浮いている映像を見ながら(シュトックハウゼンのようにひんしゅくを買いそうですけど)、わたしはヴェネツィアを思い出していました。

テレビが伝えるのは、夢の中での出来事を見るような、信じられない光景。一生のうちでもっとも印象に残る惨事――あの、世界貿易センターをめがけてジェット機が突入する「9.11」をテレビが中継していたときもそうでしたが、それはなぜか、ゆっくりすぎるほどゆっくりとした動きなのです。昨日の津波のスローモーションが、頭の中で何度もリプレイされます。

スマトラ沖地震が起こったとき、大津波に村が飲み込まれたあとのようすを、ブエノスアイレスのアパートで、ひとりテレビの画面を見つめながら、言葉を失っていました。あのときと同様に、今、世界中のメディアの電波とネットでは、「tsunami」という言葉が飛び交っています。そしてすでに、これほど世界で広まっている日本語は、おそらくほかにはないでしょう。

(わたしが持つ印象としては、この「tsunami」は、かつて、葛飾北斎の版画の「沖波」が誤解によって「tsunami」とされ、そのイメージと共に多くの西洋人の脳裏に刻み込まれたのではないでしょうか。現実は、わたしが思い浮かべたヴェネツィアや、北斎の版画のロマンティックさと対極にある残酷な自然現象なのですが…。そんな余計なことを考えています)

幸い、うちの子どもたちは、仕事先より数時間かけて、徒歩で帰宅することができました。救出作業によって、多くの方々が救助されることを願い、亡くなられた被害者の方々には、心からご冥福をお祈りいたします。今、現実に起こったこととは思えないこの未曾有の大災害と、その影響を乗り越えるため、わたしたち誰もが痛みを共有し、助け合い、(与野党は足の引っ張り合いを止めて)一致団結しなければなりません。
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by serendipity_j | 2011-03-12 14:18 | miscellany | Comments(0)
早春のワイルドライフ
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弥生も十日すぎたというのに、この寒さはなんでしょう! 雪までちらつく、このところの気候に、がっかりしています。ところが、春とはとてもいいがたい真冬の寒さがつづいているのもかかわらず、お隣の公園では、季節は春へと移ろっています。変化が目に見える花や木はもちろんのこと、小さな動物たちも、着実に、季節の変化を感じとっているようすです。
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ウォーキングの途中で、カワセミを見ることの出来る日はまれ。しかも、カメラをもっているときに、その姿をレンズに捉えることのできた日は、ものすごく幸運な日です。そんな日が、先日ありました。あいにく、わたしのカメラでは精度のいいクローズアップを撮ることができませんが、すぐに気づいて逃げてしまうカワセミに、こんなに近づいて撮れたのは、初めて。

翡翠(ヒスイ)と書いて「カワセミ」と読みます(書けませんが)。その、ヒスイ色のカワセミくん、ぼんやり考えているように見えますか? いえ、じつは池の中を泳いでいる小魚を、しっかりと狙ってます。
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カワセミの写真をカメラに収めたあとの帰宅途中、池に流れこむ小川に現れたのが、動きがどこかユーモラスな、ヒクイナでした。
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このヒクイナを見かけるのは一年ぶり。でも、なにしろ動きが早いので、その姿を、なかなかちゃんと捉えることがでないまま、行ってしまいました。
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a0147281_2148304.jpgお隣の公園のワイルドライフ。さまざまな動物が棲息しています。最近、こんな小動物(というよりも、猫ほどの大きさもあるので、中動物?)、ヌートリアも仲間入りしていて、ギョッとさせてくれました!









東大寺二月堂のお水取りが終わるころには、ぬか喜びで終わってしまわない、本物の春が訪れるのでしょうか?

p.s.
みなさま、たくさんコメントをいただき、ハッピーハッピーな気分になっております。ありがとうございます! 週末には、お返事いたしますね。 みなさまのブログも、ちょこちょことお訪ねしております。コメント、週末に!!

↓you can make my day ;) thank you!

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by serendipity_j | 2011-03-10 22:07 | ワイルドライフ | Comments(1)
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