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<   2011年 10月 ( 15 )   > この月の画像一覧
公園は、秋(の始まり)
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神無月最後の日曜日。朝から降っていた小雨は、いっとき止んで、結局午後から本格的な降りとなりました。
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作ったカレーを母に届けるために、お隣の公園を抜けました。こんな雨です、誰もいないと思ったら、とんでもない。
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傘をさしてお散歩する人や、帽子をかぶってジョギングする人。雨に濡れながら、自転車で走り去った男の子も。
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それに、巨大な望遠レンズつきのカメラで、じっと木の上を狙っている集団。足音がしないよう、そっと歩きました。
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ふだんは人前にはあまり姿を現さない珍しい小鳥が、雨でひっそりした公園を、愉しんでいたのかもしれません。
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先週、ホオジロが数羽、木の実をついばんでいるのを初めて見ました。葉が落ちると、野鳥を探しやすくなります。

写真はどれも、まだまだ夏の面影の残る最近の公園。瑠璃茉莉の青、鮮やかです(上から3番目)。ピンクの花は、おそらく薄紅立葵(4番目右下)。これが、昔は根からマシュマロを作ったというmarsh mallow? 花壇の紫苑はほとんど色が抜け、もう終わりです。いま紅葉しているのは、アメリカ楓と花水木、そして櫨(ハゼ)の葉ぐらいでしょうか…。いよいよこれから、公園に魔法がかかったように変化する、色彩の季節がやってきます。

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by serendipity_j | 2011-10-30 18:28 | 四季 | Comments(0)
秋色ズッキーニスープ
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黄色いズッキーニ。とても鮮やかな色なので、お料理に使うのが惜しくなりました。お味のほうもどことなく、緑のズッキーニよりもまろやかな気がします。
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色にこだわったミネストローネにはこの黄色がベネ。近くのスーパーにはありませんが、駅前のデパ地下で手に入るため、出たついでに買いました。
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夏野菜ですがスープの色はどことなく秋色。ニンジンやトマト、セロリ、タマネギを煮込んだだけのスープです。味つけはベーコン。ごつい塊を、刻んで。
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お野菜が苦手な母のために作ったこのスープ、綺麗な色に仕上がりました。ところで、いつも食料品を買う駅前のそのデパートが2年後になくなる、と母にききました。撤退後は、黄色のズッキーニもヌテラも、どこで買えばいいのでしょう? 隣の駅のショッピングモールに、あったかしら…。

週末は、秋の味覚を存分にお愉しみくださいませ!


p.s.
jamie oliver の食紀行スライドショー。お料理も魅力的ですが、風景が、抜群に綺麗。おすすめです。

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by serendipity_j | 2011-10-28 14:46 | クッキング savoury | Comments(2)
コリンとジョイの林檎の樹
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年間をとおして出回るリンゴですが、収穫の季節を迎えると、恋しくなるのが英国。たいていどこのお宅の庭にもリンゴの樹が植えられていて、秋になると、毎年ちゃんと実をつけます。とりわけ恋しく思うのは、風光明媚なコーンウォールで見た、鈴生りに青い実をつけたリンゴの樹。

ずっと昔、英国南西部のコーンウォール州に住んでいるコリンとジョイの招待をうけ、お邪魔したのは、リンゴの実のなる10月でした。ふたりのお宅があるのは、海を見下ろす丘のうえ。広い敷地内には、母屋以外にガーデンハット(小屋)が数軒と、客人用の平屋2軒が点在していました。
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わたしは、そのうちの1軒に滞在しました。朝、物音で目が覚め、窓の外を見ると、すぐそばに大きな牛…。裏が牧草地になっていて、牛が朝ごはんの草を食べていたのです。その境に、青リンゴの樹がありました。心洗われる光景です。なんと牧歌的な、一日の幕開けでしょうか。
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コーンウォールでは、時間がゆったりと流れてゆきました。敷地内を散歩したり、コリンの犬を連れて海岸まで歩いたり、図書館や考古学のワークショップに出かけるジョイについていったり、tate st. ivesへ連れていってもらったり…。ロンドンの喧騒から逃れて、静かな数日をすごしました。
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じつはコリンは、世界的に高名な作家です。私生活を知ってしまっては、気のいい英国人、としか映りませんが(笑)、どれほどの作家なのか忘れていても、大好きなカポーティの随筆や、パティ・スミスの『just kids』を読んでいるとき、コリン・ウィルソンの名が登場し、はっとさせられます。
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明け方から夕方まで、母屋の地下室で執筆に専念するコリン。クリスマスカードの交換もいつの間にかしなくなり、その後ロンドンで一度お会いして以来、交流は途絶えましたが、コリンは今も精力的に本を出版されています。あのリンゴの樹も、今年もたくさん、青い実をつけていることでしょう。
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写真はどれも残念ながら、スキャンの状態がうまくありません(モノクロームはとくに)。風景写真は全滅(ボツ)です。topの写真は、母屋の「鳥の間」。わたしはこの写真を見ると、カルティエ=ブレッソンの撮った、鳩をもつマティスの写真を連想します。あ、あくまで雰囲気、ですよ。

ところで、作家といえば、先週、ブッカー賞(英国の文学賞)が発表になり、ジュリアン・バーンズが受賞しました。昨年、恐れ多くも随筆集の翻訳をさせていただいたので、とても嬉しくなりました。が、そんな偉大な作家に対し、自分の力のなさが申し訳なく思え、嬉しさも半減(涙)。

ふう。でも、精進あるのみ。がんばりましょう!

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by serendipity_j | 2011-10-26 14:46 | london | Comments(6)
月曜日の白 #21
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銀木犀とばかり思っていたこの小枝、じつは柊木犀でした。どうりで、あの木犀の甘い香りがしなかったわけです。これはヒイラギとモクセイの雑種。葉のトゲトゲを見ると、やっぱりヒイラギに近い? 木にも雑種があるんですね。でも、自然界のこんないたずらが、気に入りました。

無造作にコップにさして、飾り気のない洗面台に置けば、なかなかいい雰囲気です。そういけば今まで、ここに花を飾ったことがありません。台所の流しの上にもおトイレの中の棚の上にも、いつも何かしら花や緑を飾っているのですけど…。これからは、も少し、気を使うことにいたしましょう。
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一週間の経つのがほんとに速く、しかももう月曜日が終わろうとしています。どうぞよい週を!

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by serendipity_j | 2011-10-24 23:32 | 月曜日の白 | Comments(0)
時代ページェント
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本日の時代祭りは、雨のため順延です。母は従妹と誘いあって見物に出かける予定でした。母に電話をすると、すでに順延を知った従妹から連絡があったとのこと。生憎、明日は従妹の都合がつかないそうで、「来年こそ一緒に…」と、約束を新たにしたとか。
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「来年こそ、時代祭りに」と母がいうのを、じつは毎年耳にします。出不精の母ですから、ほんとのところは、最初から気が重かったのにちがいありません。内心ほっとしているようすです。昨日わたしがホームセンターで土を買って届けたので、「植木の土、替えてるとこなんよ」と(るんるん)。
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わたしは時代祭りを一度も観たことがなかったので、数年まえに、母と連れ立って出かけたことがありました。母の実家は三条神宮道からほど近く、通りに面した窓を開け放てば、「ボックス席」さながら、飲み物を片手に、家に居ながらにして行列が見物できるのです。
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あの日は、霧雨に濡れながらの行列でした。京都というと、どうもわたしは、「侘」と「寂」を求めて禅寺へ、というパターンになってしまいがち。時代祭りは、平安朝の「雅」な衣裳が、贅をきわめた公家文化の、いかにも華やかな京都らしさを思い出させてくれました(写真 ↑↓)。
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歌舞伎を観劇していても感心するのですが、それにしても、着物の美しさは、言葉でたとえようがありません。これほどの色彩感覚をもつ民族が、今ではあまり色彩にこだわらなくなったのは残念。と、色からインスパイアされることの多いわたしは、着物を見るたび、思います。

狂乱のカダフィ大佐殺害、もどかしいタイの大洪水、世界恐慌に発展する恐れがあるというギリシャの債務(呆れたゼネスト)などなど、決して平穏ではない世界に生きていて、今年もまた、こんなに平和なお祭りができることに、感謝です。明日、時代祭りへいかれる方、愉しんでくださいね。

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by serendipity_j | 2011-10-22 12:12 | 京都 | Comments(2)
うちのカフェめし
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突然の出張でやってきた息子。さて、夕飯は何にしましょう、と久々のプレッシャー。とっくの昔に主婦を廃業しているので、家族の食事の世話からも悩みからも解放されていますが、くる日もくる日も、お夕飯の献立を考えなければならないお母さん、奥さんのご苦労、お察しします。

息子は最近、大阪本社への出張が多くなったとはいえ、年に数回なので、夕飯に「またこれ~」といわれることもないので、楽なもんです。でも、5年前に入社したときは、2ヵ月間の研修中、本社の寮で暮らしていて、毎週末、金、土、日とやってきたときは、ちょっとだけ大変でした。

ようやくその長い研修が終わり、息子がいそいそと東京へ帰ってゆく日の週末だったと思います。早めのお昼ご飯を食べさせそうと、大人のお子さまランチよろしく、大きなお皿のうえに、お肉やらサラダやらご飯やらを盛って出すと、息子いわく、「母さんとこのは、カフェめしだね」。
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要するに、面倒くさがり屋のワンプレートご飯(たとえば、今回の写真↑↓みたいな)。いえ、ほんとうは、イタリアの大家族のように、食卓を囲み、並んだパスタや温野菜なんかを、がやがやと賑やかにみんなで取り分けて食べるのが好きなんです。でも、食べるのが2人じゃ、意味ないでしょう?

サラダ以外は、ほとんどひと皿で済ませています。まあいわれてみれば、カフェのランチ風メニューが多いかもしれません。ところで、昨夜、空腹の息子がうちに到着したのは、なんと10時すぎ。可哀想に、会議が延びたそうで…。サラリーマンは辛いです。でも、母も空腹に耐えました(笑)。

ちなみに昨夜の献立は:
 タコとグリーンサラダ、ミント入りヴィネグレット和え
 チャイヴ、イタリアンパセリとレモン味のクスクス
 小粒メークイーンのダックファット焼き
 チキンのてりやきローズマリー風味
 黄金桃、柿、バナナのヨーグルトかけミント添え
うちのハーブを使った、ハーブ尽くしのメニューです。
え? というよりハーブ攻め?
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p.s.
オマケは、最高にケッサクなシェフたちの写真集


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by serendipity_j | 2011-10-20 14:40 | クッキング savoury | Comments(4)
ペリウィンクルのブルー
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チコリの花、再登場です。すべてを知っているつもりで、じつは知らなかったお隣の公園…。めったに近づくことのない管理事務所まえに、キッチンガーデンがあることを知りませんでした。
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いつもは通らない場所がふと気になり、珍しく足を向けてみると、あのチコリの花が、ほとんど人知れず、しかもたくさん咲いていたのです。翌日、さっそくカメラをもって出直しました。
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青でもなく、紫でもない。ちょうどその中間の、薄い色。水色も、空色も、矢車草の青も、ブルーが大好きなわたしにとっては、何時間見つめていても見飽きることがなさそうな花が、このチコリ。
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花の色を別の花の色でたとえるのは、花に対して失礼だとは思うのですが、チコリの花は、ペリウィンクル(ツルニチニチソウ)のブルー、と呼ぶのが、語感的に(?)相応しいような気がします。
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キッチンガーデンに植わっているのは、ほかにセージとローズゼラニュームとミントなど。訪れる人のいったい何人が、これをチコリの花だと知っているでしょう? 小さな名前の札、欲しいところです。

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by serendipity_j | 2011-10-18 14:28 | 四季 | Comments(4)
パンケーキ・サンデー
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ハウスものの果物も、早生と名のつく果物も、生産には反対。旬を大切にしたいから…。といったのは、いったいどこのどの人? これが最後のイチジクかなと、いったんは手にとった福岡産のイチジクのパックを置き、ラ・フランスを買ってしまいました。
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なんでも、旬に先駆けて欲しくなる。これが、消費者心理なんですね。いつもは11月になって姿を見せるラ・フランスが、もう出てるんですから、困ります(苦笑)。果物などの農産物は産地によって収穫時期が異なるので、まあ、とうぜんといえばとうぜん?
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というわけで、週の始めに買ったラ・フランスを、日曜日の定番、パンケーキのブランチに。チョコはヌテラでもいいんですが、生のラ・フランスを包んだパンケーキを、一瞬、電子レンジでチン!するので、板チョコのほうが、溶け具合がいいようです。
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今日は、近くの幼稚園ではお祭りだったのか、運動会だったのか、「ワッショイ、ワッショイ」と可愛い声が聞こえた、秋晴れの素晴らしい日曜日でした。

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by serendipity_j | 2011-10-16 20:37 | クッキング sweet | Comments(4)
無垢
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時間ができたら絶対にしよう、と決めていながら、ずいんぶん長いあいだ果たせなかったことがあります。いつも使っている家具を磨くこと。すごく簡単なことなのに、もう5年?10年? いったいどれほど、この家具を放ったらかしにしていたでしょう。ほんとうに、ごめんなさいという思いです。
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無垢材の家具は生き物のごとく、すぐに傷ついて気候に左右され、縮んだり膨らんだりするので、ときどきバリッと音を立てます。しかもこの家具はニスも塗られていないので、たまにビーズワックスで磨く必要があると家具屋さんにいわれておきながら、ずっと放置したままでした。
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思い立って、岩のように固まったビーズワックスを引っ張り出し、久しぶりに磨きました。ロンドンのフレンチパイン専門の家具店で見つけて、陶製のかけた取っ手や、信じられないような木の継ぎはぎに、ひと目惚れして買ったこの中古のタンス、海を越えてから、もう20年以上になります。
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無垢は無垢でも純粋無垢とはほど遠く、傷だらけ。小学生だった息子とのけんか(笑)で水をこぼしたあとや、うっかり置いたマグのあとはとれず、日本の気候に合わないのか、最近は反りも割れも目立ってきました。けれど、無垢の木材は、それもまたいい味。だったら大切にしなくちゃ。ね?
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p.s.
故スティーヴ・ジョブズ氏のトレードマーク、あの黒のタートルネック(セーター?)の裏話がインディペンデント紙に載っていました。80年代、ジョブズ氏が日本のsony本社を訪れたとき、issey miyakeデザインの制服に心を奪われ、さっそく三宅一世氏に似たような制服をappleにもデザインしてくれるように依頼したそう。ところがこのアイデアに、社員からブーイング。

数年後、毎日着て、自分のトレードマークとなるような、スタイリッシュな服があれば便利だと考えたジョブズ氏は、三宅氏に頼み、あの黒のタートルネックをデザインしてもらったというわけでした。そして三宅氏から、気前よく、100枚が送られてきたそうで、ジョブス氏が、彼の伝記を執筆していた作家に、「一生分あるよ」と、クロゼットのなかを見せびらかしたという話です。

ジョブズ氏の他界で、あの黒のタートルネックを製造しているのはうちだと、嘘の宣伝をする会社まで出現したそうですが、issey miyakeの「一生分」が余ってしまったのは、哀しすぎる、のひと言です。

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by serendipity_j | 2011-10-14 12:13 | インテリア | Comments(2)
ロンドン then and now
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晴れた日のロンドンほど、美しい街並みはありません。レンガの赤、あるいは茶、それともスタッコ壁の白が青空に映え、街が輝いて見えます。帰国し、遠く離れて暮らしている今でも、ロンドンのお天気をチェックしない日はなく、心のどこかにいつもロンドンが存在ていします。なにしろ、トータルすれば、引越しの多かったわたしの人生で、いちばん長く住んだ都市です。

1988年から2005年まで、3回にわたって11年住んだロンドンの変貌は、いいとこ残念なとこ、両面をもっていますが、ともかく、旧きよき時代の面影が急速に消えていったのは、好景気に沸いた90年代後半からでした。とりわけ東部は〝cool 〟な地域とされ、庶民の町らしさがどんどんなくなり、ギルバート&ジョージがこよなく愛したマーケット・カフェも消えました。
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あ、でも、この2人が何者か、現代アートによほど関心のある方でないと、ご存じないかもしれませんね? 2人は、挑発的でやたらと理屈っぽく、既存の美の範疇を超えたアート表現を、まだあまり理解されなかった時代に確立したアーティストなのです。マーケット・カフェがあったころ、すぐそばで、ツウィードのオーヴァーコートを着た2人とすれちがったこともありました。

東部を現代アートの中心地にしたのは、ギルバート&ジョージといっても過言ではないでしょう。2度目のロンドン暮らしは、まさにアート三昧の日々でしたが、当時注目を集めていた若いアーティストたちの出た大学院でアート(理論)を学んでいたので、とうぜんといえばとうぜんのこと。東部の、とんでもなく不便な場所に散らばっているギャラリー巡りに、明け暮れていました。
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そして、white cubeは、足繁くかよったギャラリーのなかでもとくべつな存在で、経営者でディーラーのジェイ・ジョプリンの活躍と成功は、英国アート界では羨望の的でした(それでも、レストランでばったり席が隣になったりし、それがまたロンドンなのですが)。今日、white cubeの3つめのギャラリーが南部にオープンと聞き、見にゆけないのでちょっと悔しい気分です。

そこはちょうど、院生だったときに住んでいたフラットからすぐの距離なので、珍しく、アートにどっぷり浸かっていた日々を懐かしく思い出しています。ただ、ロンドンを離れてずいぶん経つものの、英国のオンライン新聞を毎日読むので、ふだんはさほど 〝懐かしい 〟という気にはなりません。今はインターネットのおかげで、ロンドンの情報がリアルタイムで収集できまから。
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先週、docomo europeの運営する、英国情報発信のポータルサイト、londoco がスタートしました。ロンドン歩きの名人、vallerfishさんの紹介するお店情報も満載です。じつはわたしも、英国の新聞の面白い記事をネタに、エッセイを書かせていただいております。日本にはなかなか伝わらない英国情報に関心のある方(ない方も!)、ぜひぜひ、ご訪問くださいませ。

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by serendipity_j | 2011-10-12 22:27 | london | Comments(6)
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