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セレンディピティ ブログ
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モロッコの夢
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昨日、モロッコの夢を見ました。けれどこれは白昼夢です。陽だまりでバナナケーキを食べながら…。いったことのある国なので〝夢のモロッコ〟ではありません。ガイドブックと写真を引っぱりだし、ああもういっぺん訪れたい、と見る夢。申し分ないお天気の昼下がり、愛らしい小鳥のさえずりが、モロッコですごした夢のようなひと時の記憶を、鮮明に呼び覚ましてくれました。

これまでにずいぶんいろいろな国へいっています。でも、ヨーロッパの国々はどこも似かよっているので、イスラム教徒の国であるモロッコには強烈な印象をうけました。参加したバスツアーは、常夏のアガディールを出発後、大西洋側ルートでカサブランカを経由してフェスまで北上。折り返しはアトラス山脈に沿ってマラケシュを経由し、振り出し点まで南下するというもの。
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静けさに、心の洗われる思いがした、セラー墓地遺跡での散歩。古代ローマの遺跡、ヴォルビリスの雄大さには言葉を失いました(あいにくスキャンした写真がなく…)。
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色彩の美しさ。モロッコの魅力はそのひとことにつきます。エッサウイラ近くで小休止したカフェの、屋根のうえに犬がいてびっくり。
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メクネスの厩舎跡。駿足の馬にまたがる兵士に思いを馳せて…。工芸品の工房には、子どもたちが見習い(教育の一環で)にきていました。
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憧れのマラケシュ! 蛇使いのいるスークは、迷い込んだら出られません。じゅうたん売りの口上は、まるで見世物小屋のショーのよう。
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フェス旧市街の皮なめし工場。ちょっとショッキングな、前近代的な光景でした。ひどい臭いのため、見学まえにミントの葉を手わたされます。
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昨日とはうってかわり、雨模様の日曜日。灰色の空の下で、カラフルなモロッコの思い出に、しばし、締め切りの迫る仕事を放棄してしまいました。バルコニーのペパーミントは冬眠中なので、初夏になるまで(モロッコ仕込みの)ミントティーは愉しめませんが、いまの仕事をしあげたら、映画で観たグッバイ・モロッコ(hideous kinky)を、ぜひ今度は、本で読んでみましょう…。

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# by serendipity_j | 2010-01-31 18:48 | 旅行 overseas | Comments(3)
冬の顔ぶれ
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お隣の公園、以前にくらべて利用者が数倍も増えました。ウォーキングに訪れる人だけでなく、犬を飼う人も増えたからでしょう。お散歩中の犬とすれちがうのは、公園にいく楽しみのひとつです。犬はさまざまな表情でこっちを見るため、思わず顔がほころび、ついニッコリ…。また、捨て猫が繁殖し、いくつもコロニーをつくっているので、猫を飼えない猫好きにはたまらない場所かもしれません。でも、わたしのいちばんの慰めは野鳥たち。姿だけでなく、あのさえずりが、極楽(もしあるなら)を彷彿とさせてくれるのです。

落羽松の木立に面した入り江は、カワウの集まるサンクチュアリ。誰からも邪魔されません。
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公園でもっとも大型の鳥が、このアオサギ。首を伸ばすと、どうです! 別人(鳥)でしょう?
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水鳥たちの羽をよく見ると、模様も色もトリドリ(笑)。ヒドリガモ(たぶん)とミコアイサ(たぶん)の姿も。
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ツグミ。ヨーロッパにいるツグミは、夜中にいい声で鳴くので、ナイチンゲールと勘違いされます。
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尾が青い小鳥を調べてみたら、ルリビタキの雌。みごとな瑠璃色の雄には、まだ会えていません。
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魚捕りの名人(鳥)は英語でkingfisher。この公園のシンボル、翡翠色の翼をもつカワセミです。
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数年まえの冬なら、ほとんど毎日、枝にとまっている姿を見ることができました。カワセミはとりわけ人の気配に敏感なので、最近の公園のにぎわいは苦手のよう。さっぱりやってこなくなくなりました。
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とうぜん、望遠鏡や望遠レンズつきの高級カメラを抱えた年配の方々にも、この公園は大人気です。わたしがカメラで小鳥を狙っていると、「あなたもマクロ、やるの? ブログは?」と、声をかけてくださいました。でも、わたしのカメラでは〝なんちゃってマクロ〟しか撮れず、「ちょっと、好きなだけで」とお茶を濁し、その場を立ち去るはめに…。写真じゃない、本物の鳥に毎日出会えるのだから、いいカメラなんていりませんよ、と(強がりを)いいながら、鳥とのあいだには(やむなく)距離を置くわたしの、冬の野鳥観測です。

p.s.
キツネと女の子の、半物語半ドキュメンタリーは、いくども観ても、美しい映像にため息…。

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# by serendipity_j | 2010-01-27 22:33 | ワイルドライフ | Comments(0)
古くて新しい関心事
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どう住むか――ひとりでも二人でも、また、子どもたちと一緒でも、またどこに住もうとも、わたしにとっては、それがいちばんの関心事。気ままなひとり暮らしのいまは、すべてが思いのまま。とはいえ、いつものことながら妥協しなくてはならないのは、インテリアにかけられる予算でしょうか。そこで重要なのが、インスピレーション。ブエノスアイレスで取材中、工夫を凝らした、理想的なひとり暮らしのお部屋に出会いました。ちょっとご紹介してみます。
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とりわけ若い住人の多いパレルモ地区の、もとは工場だった建物を改造し、一階がギャラリースペースで、二階が、小さなオフィスとギャラリー運営者の住居になっています。ひとり暮らしにはごく一般的なステューディオ(ワンルーム)タイプながら、ここは広々としたルーフバルコニーが魅力的。それになんといっても、ポイントは家具のレイアウト。発想が素敵です。
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工場だったときの、荷車用のレールをそのまま残したエントランス。ギャラリーの横にはショップも。
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かつて手工業の小さな工場が立ち並んでいたパレルモ地区は、いまでは流行の発信地です。ファッションだけでなく、インテリアのお店が数多くあり、ついでながらご紹介するのは、そのなかでとくに好きだったcasa didot。いま考えてみると、ここも上記のギャラリーも、気に入ったお店の経営者は、ほとんどが女性。女性起業家の活躍が、一度は経済破綻に陥ったアルゼンチンを、ふたたび活気づけたのでしょう。
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ところで、取材をしなくなり、元気な女性に出会えなくなった現在のわたしの、インスピレーションの源はブログです。みなさん、carry on blogging!

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# by serendipity_j | 2010-01-23 11:55 | buenos aires | Comments(7)
つかの間の春
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もう満開。クリスマスまえに買った白いヒヤシンスに、早く咲かないでね、と声をかけていたのに。いえ、止めることなんて、できやしません。ただ、芳しい香りを放ちながら、春の雰囲気をもたらしてくれるこの花(春を告げる花ではなく)の、お楽しみはもっとあとにしておきたかったな、と…。ともかく、ギリシャ神話の美少年、ヒュアキントスに由来するヒヤシンスは、見つめているだけで夢見心地です。
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春の記憶がよみがえると、部屋に入り込む陽射しの変化に気づきました。昨日、今日あたり、風はまだ冷たいものの、たしかに光も空気も春めいています。居間の新顔、シーグリーンのポスターがしっくりくる季節も、それほど遠くないのでしょう。じつはこれ、円高だった先月、珍しく衝動買い(赤いほうは熟考の末)。でも、わたしの誕生日近くに届き、娘がプレゼントにしてくれました。
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いっぽう、満開のヒヤシンスをあちこちに飾りたくなり、はさみで切ってダイニングルームに生けました(赤いポスターと赤いティーグラスは、一時的にご退場願いまして)。お気に入りアイテムをごちゃごちゃと飾っていますが、この小さなラジオ(これも数年前の、娘からのプレゼント)、デザインが素敵でしょう? ラジオ派のわたしにとり、クラシック音楽専門のラジオ放送局が日本にないのは、ほんとに残念。
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先月、息子夫婦からもらったお誕生日カードを、ベッド脇のテーブルにまだ置いてました(そのときの二人からのプレゼントは、上等の羊革の手袋)。このテーブルは、実用一点張りでなく、季節ごとに掛け軸をとり替える「床の間」みたいな感覚で、ときどき置くものを替えます。さてさて、こちらにもヒヤシンスを飾ったので、今夜はヒュアキントスと恋に落ちる夢を見るやもしれませぬ。あ、彼はゲイでしたね(微笑)。

今週、(地方によっては)つかの間訪れるという春を愉しんでください!

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# by serendipity_j | 2010-01-19 09:33 | インテリア | Comments(0)
真冬の〝hearty〟フード
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昨夜、母から電話があり、歯を抜いてきた、と告げられました。よかった。やっと決心して歯医者さんへいったのね、とわたし。雷にも風にも猫にさえもびくびくする恐がり屋の母は、とりわけ歯科医の機械が恐怖です。でも、ようやくはじまった治療。二、三日は硬いものが食べられないと聞き、フライパンで焼く洋ナシのアップサイドダウンケーキとカボチャのスープをつくり、いましがた届けてきました。
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カボチャ好きのわたしは、カボチャのリゾットもよくつくります(写真はポーチした卵をのせたもの)。外国のお料理サイトにもkabochaとして登場する日本のカボチャは、本来は秋に収穫される野菜なのに、「冬至=カボチャ」の図式から、わたしの頭には冬野菜としてインプット。メキシコ産、トンガ産など、一年中出回っていて、消費者ニーズが野菜の旬をますます曖昧にしていくようです。
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カボチャ同様、女性の好物とされているのがサツマイモ。ブエノスアイレスでは、かならずステーキにオレンジ色のサツマイモのマッシュが添えられていました。でも、味は日本のものがベスト。リンゴとレーズンと一緒にゆでて、マユネーズをかけてからグリルで表面に焦げ色をつける、わたし流サツマイモベイクは、お砂糖を加えないヘルシー料理(とはいえマヨネーズは高脂肪高カロリー)。
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じつは、海外ではほとんど見かけなかったせいか、レンコンの存在を長らく忘れていました。考えてみると、本に影響されることも多く、去年、ハスにまつわるを読んで(読破はまだ)思い出し、やにわに食卓の常連となったのが、このキンピラレンコン。どちらかというと「お袋の味」的料理が苦手なわたしには珍しい一品で、サクサクした食感に病みつきです。
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食べ物が話題では話が尽きませんね。じつはいま、お料理の本に対する妙なとまどいをつづった本の翻訳に追われていて、作業中ひとりで高笑いし、すっかり怪しい人になってます。お料理について調べ出すと、つい脱線しがちで困りものですが、なにはともあれ、データ検索もインスピレーションもレシピも簡単に手に入る、インターネットの発明とお料理サイトに感謝です。

p.s.
わたしが定期的に訪れるレシピのブログは、リンクにもあるmizueさんや豚まんが美味しそうだったmeggymooさん、そして英語のブログやサイトではこれこれこれこれこれに、これ(ふう~)。

p.p.s.
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# by serendipity_j | 2010-01-16 18:06 | クッキング mixed | Comments(3)
あれから…
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地球の裏側から無事生還(?)して、早くも五年。二ヵ月間におよんだ雑誌の仕事は、現地で雇ったカメラマンが途中で消えたり(わたしを見捨てて報酬のいい仕事へ)、日中は光が強すぎて撮影できなかったり、締め切りまで困難を極めました。でも、いまではすべてが懐かしい思い出に。特集記事の目玉は、この、フィリップ・スタルクがデザインしたホテルでした。
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あまりにも遠いので、旅行の目的地にはなかなかならない南米のなかで、ブエノスアイレスはもっともヨーロッパ色の濃い都市かもしれません。哀愁をおびた旋律が心の琴線にふれるタンゴ(国民的歌い手がガルデル)そして19世紀創業のカフェなど、レトロとノスタルジーの宝庫です。
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けれど、じつはデザインコンシャスな若いクリエーターたちが多く、彼らの住むパレルモには、素敵なブティックと、カフェとバーとレストランが、文字どおり軒を連ねています。わたしの大好きなペルー料理のお店のセビーチェは、わたし個人の〝食べ物史〟に残る絶品でした。
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クロリンド・テスタ(建築家)にインタヴューしたり、コルビュジエ設計の住宅を撮影したり、取材は主に建築とデザインが中心でしたが、ふだんの生活は、スーパーにかよい、お料理も食べ歩きも愉しみ、音楽を大いに堪能し、ギラギラ照りつける太陽を背に、ひたすら街中を徘徊の日々…。
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半年暮らしたブエノスアイレスを、いつかまた訪れてみたいと思ってはいても、海外旅行の計画を立てるとしたら、やっぱりこれまでいったことのない、もっと近い国を選ぶでしょう。それでも今日は、とくべつな思い入れのある都市、ブエノスアイレスを離れた日――my own private buenos aires day――最後に見た空の青さ、決して忘れません!


p.s.
前回のポストへの、励ましのメール、優しいコメント、嬉しかったです。ありがとう。
p.p.s.
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# by serendipity_j | 2010-01-14 16:40 | buenos aires | Comments(0)
睦月の魔法
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赤い山茱萸(サンシュユ)の実。茱萸(グミ)に似ています。食べられるそうです。
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晩秋から冬に咲く四季桜。長いあいだ、狂い咲きだと思っていました。ごめんなさい。
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先月満開になったヒマラヤ桜。色の抜けた花びらも、なかなか物寂びていて、いいですね。
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栴檀草(センダングサ)。枯れた姿により惹かれます。
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葦(アシ)。関東ではアシ、関西ではヨシと呼ばれるそう。葦簀(ヨシズ)のヨシは、これでしたか!
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名前を知らない低木の実。可愛いでしょう?
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蝋梅(ロウバイ)は、まさに蝋細工の花のよう。ちなみに、梅の仲間ではありません。
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陽あたりのいい公園の梅苑で、いつも、いちばんに咲く紅梅。すでに八部咲きの樹も。
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冬の雪柳には、紅葉する葉や花を咲かせる枝がたまにあります。
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たしか山茱萸ではなく、葉があったころには名前がすぐにわかった木の、この実なんの実?

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わたしは淋しがり屋ではなく、自分でも感心するほど気丈なほうですが、救いようのない泣き虫です。とても辛い出来事が心から離れないとき、公園を歩きながら、空に向かって「コンチクショウ」と怒り、こっそり泣き、そして「助けて」と祈ります。人には、どんなに強い人でも、あらがえない運命というものがあり、受け入れるしかない無常を知りつつも。

いま、闘病生活をつづけている兄を思うたび、可哀相で、涙がこみあげてしまうので、カメラをもって公園へゆきました。魔法のように再生し、すでに春の息吹すら感じさせてくれる自然の営み――悲しい気持ちには、大きななぐさめです。けれど、今年にかぎっては、春がこないでほしいと、願わずにはいられません。だれか時間を止めて、と。

みなさん、連休の穏やかな日曜日を!

p.s.
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# by serendipity_j | 2010-01-10 11:55 | 花 park | Comments(2)
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