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タグ:ジャパネスク ( 77 ) タグの人気記事
京都、植治の日本庭園
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日曜日、いかにも五月らしい上天気で、娘と京都へ。目的地は結局いつもわたしが選ぶことになり、娘の要望を聞くと「お寺じゃない庭」…。

つまり、いつも枯山水の鑑賞になってしまうので、そうじゃない日本庭園が見たい、ということなのでしょう。だったら、平安神宮です。

いとも簡単に決まり、娘は初めて、わたしはほんとうに何十年ぶりで、神苑に足を踏み入れました。庭園のなかはどこを見ても、緑、緑、緑。
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それでも、赤の万両や珍しい白い万両もまだ実をつけたままで、池には睡蓮の花が無数に浮かび、水辺に咲くカキツバタの青が目にさわやか。
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桜も藤も終わり、花菖蒲が咲くのはもう少し先。この時期に訪れる人は多くないと見え、苑内で見かける人もまばら。驚くほど静かでした。
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泰平閣に人影がほとんどなく、腰を下ろし、静けさを味わいました。池に射した光が柱や天井に反射し、ゆらゆら揺れるさまの美しいこと!
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入苑した時間が遅かったせいか、緑を浮き立たせていた陽も傾き始め、それが清らかな風情を生み出していて、心に残るひとときでした。

自然主義的な造りに、もの足りなさを感じる方も多いという話ですが、わたしはこういう野趣な庭園は大歓迎。松の枝ぶりにほれぼれします。
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作庭は植治の小川治兵衛7代目。植治は今もあるようですが、母いわく、骨董商から和菓子店を開いた息子さんがいらっしゃったとか。

よく聞くと、そのまた息子さんの代とも東山の町内ではご近所だったので、母がよくお土産用におまんじゅうを買ったお店のことでした。

今日は兄の命日です。兄にとり、東山は永遠の故郷。日曜日、懐かしい神宮道を歩きながら、兄と遊んだ子ども時代を思い出しました。
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葵祭は雨のため明日に順延。そして今日は沖縄復帰の日でもあったのですね。早いな。でも沖縄の人々には長い40年間だったのでしょう。



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本日はヴェジタリアンになるのは遺伝子のせいかもというお話。科学的根拠があるようです。詳しくは ↓click!

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by serendipity_j | 2012-05-15 23:58 | 京都 | Comments(0)
京都、高瀬川の桜
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母と、京都へお墓参りに行きました。年に二度、母が重い腰をあげるのは、たいていお彼岸をすぎて、暖かく、あるいは涼しくなってから。

だいぶまえに三条の繁華街から北山杉がそそりたつ高雄へお寺が移転し、遠くなるわ坂道はあるわで、老いた母にはお墓参りも大変です。
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まあ仏さまたちにしてみれば、風光明媚なお山のほうが、いいにちがいありません。ただ、親類のお墓は三条にあるので、やっぱり不便。

母が親類のお墓参りもしたいというので、四条へ戻って、まずは錦市場を歩き、そのあと、ソメイヨシノがつづく高瀬川沿いを歩きました。
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葉桜になりつつあるものの、なんとか見頃に間に合ったようです。木屋町の細い通りは花見客でにぎわい、もちろん誰もが写真撮影…。

わたしだけなら、とうぜん、祇園から円山公園、清水寺のほうまで足を延ばしたと思いますが、母には無理。ちょっと残念でした。
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でも、錦のお店で母とひと休みしているときに、祇園では車の暴走事故が起こっていたらしく…。運命とは、こんなものなのですね。

事故に巻き込まれて、亡くなられた方々には言葉もありませんが、無理やり母を連れて、祇園まで行かなくてよかった、と思います。
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突然の不幸に見舞われた方もいらしたというのに、昨日の京都は完璧なお花見日和。暑いほどの陽気に包まれ、まさに春爛漫でした。

お花見ができる場所、まだあるかもしれません。どうぞよい週末を!



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本日のトピックは英国の専業イクメン、カプチーノダディたち。おヒマつぶしにどうぞ。 ↓click!

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by serendipity_j | 2012-04-13 13:10 | 京都 | Comments(6)
月曜日の白 #30
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落椿。これほど潔く果てる花も、ほかにはありません。それが不吉なこととして、嫌われる向きもありますが、きりりとしていて、綺麗です。

それもとりわけ、白い椿。簡素な形と雪の白さがとても日本的で、ほれぼれします。椿は、フランスでは「日本の薔薇」という別名があるとか。
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というのも、ヨーロッパで愛されている椿のほとんどが、薔薇に似た八重咲き。千重咲きの乙女椿も美しいけれど、花椿は、これでなくては。
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ヴェルディのla traviata は、プッチーニのtosca とならんで、大好きなオペラのひとつ(オペラ・ミーハー)。有名なアリアでは、どうしても涙がこぼれます。原作は小デュマのla dame aux camélias (椿姫)。たしか高校生のときに読んだはずが、よく覚えていません(笑)。赤と白の椿の花を使い分け、「椿姫」と名づけられたそのいわれのくだりすら、覚えていませんでした(椿の色がok かダメかの合図になってたなんて!)。

それにしても椿は、いつごろ咲くのだったかしら、と毎年思います。お隣の公園の白い椿も先週あたりから、ようやく目立つようになりました。冬が戻ってきているものの、お彼岸をすぎて、スミレや柊南天も一気に咲き始めました。公園のクリスマスローズは、すでに満開。寒緋桜や、ソメイヨシノよりも早く咲く桜の花も、もう咲いています。公園を出て、帰宅する途中では、生垣から沈丁花が香ってきます。春ですねえ。よい週を!

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by serendipity_j | 2012-03-26 17:12 | 月曜日の白 | Comments(0)
とおりがかりの道で
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期待しすぎだったのか、今日はさほどの陽気ではなく、がっかりでしたが、数日前、期せずして暖かかった日に、素敵なものを見かけました。

わたしは、少々距離があっても歩くのは平気とはいえ、帰りの荷物を考え、久しぶりに自転車を借りて、ちょっと遠出したときのことです。

年に数度しか通らない細い道を自転車で飛ばしていたとき、古い家の門に飾られた蔓梅擬(ツルウメモドキ)のリースが目に入りました。
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こういう飾り方は、まさにわたし好み。曲線を描く蔓と蜜柑色の実が黄土色の漆喰の壁に映え、素敵です。自転車を止めてしばし見とれ…。
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どうしてもお見せしたくなり、ペダルを足で思い切り踏みつけて坂道をのぼり、うちに帰ってカメラをつかんで、舞い戻って、ハアハア、カシャッ。

蔓梅擬は、道に面した壁にも。窓の桟から、逆さまに引っかけただけです。いつどこからこの蔓を持ち帰り、どんな方が飾られたのでしょう?
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お隣の公園の南と西にはまだまだ畑や田んぼも多く、その周辺の住宅地には、昔ながらのちゃんとした門のある、古い平屋が残っています。
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うちの集合住宅が建っている敷地を含み、丘のうえに住宅地が広がっている場所は、昔は数人の地主さんが所有する竹林だったそうです。

子どものころに見た旧い平屋の懐かしさと、蔓梅擬のツルをくるくるっとまとめて無造作に飾ったその粋さに、すっかり魅せられました。
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by serendipity_j | 2012-03-22 23:33 | デイアウト | Comments(2)
お正月のすごし方
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このお正月休みを、どのようにおすごしでしょうか? わたしは大晦日から元日と、母に録画を頼んでいた映画を母のところで観ました。

たまりにたまっている映画の録画を、これまでなかなか消化できずにいて、ようやく観た最初の映画が、『ソーシャル・ネットワーク』。

よくできた映画だとは思うものの、なるほど~、で終わりました。2本目は韓流の母のお薦め、『冬の小鳥』。ひじょうに印象深い映画です。

幼く、傷つきやすい心の機微の捉え方が絶妙。調べると、韓国系フランス人の監督、ウニー・ルコント自身の生い立ちを描いた作品でした。

絶望した少女が自ら命を絶とうする姿に、すぐに、ロベール・ブレッソンの『少女ムシェット』を思い出しましたが、こちらはハッピーエンド。

そして母のところで迎えた元旦は、母がお雑煮を作る音で目覚め、例年どおりに母と二人でお節をいただいたあと、3本目を観ました。

バルタザールどこへ行く』。監督は、期せずしてロベール・ブレッソン。若い心の真っすぐさと傷つきやすさが、痛いほど伝わります。

そんなお正月でしたが、今年は大晦日に鴨のモモ肉のローストを焼きました。レアが苦手な母の好みに合わせたため、焼きすぎに(涙)。
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いつもどおり、残ったお節をお重ひとつにまとめて持ち帰り、お正月気分のつづきをひとりで味わいました。がそれも、昨日でおしまい。
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というわけで、映画三昧の年越しとお正月がすぎ、ひたすら新聞を読んでコラムを書き、すでにわたしの「日常」は戻ってきております。
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(今年のお正月のお茶うけに母が選んだのは、赤穂の塩味饅頭でした)

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新年第1弾の話題は年越しロンドンで迫力満点だったカウントダウン花火ショー。おヒマつぶしにどうぞ。 ↓click!

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by serendipity_j | 2012-01-04 13:23 | クッキング savoury | Comments(2)
ビューティフル詩仙堂
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雨模様で、寒さを感じる11月11日になりました。ちょうど一週間まえの、真夏のような京都の写真を、ようやくアップです。滞在していた娘とのお寺巡りは、左京区にある凹凸窠。詩仙堂の名で、知られています。
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江戸時代のお侍さん、石川丈山が、59歳で隠居したときに終の棲家として建て、中国の36人の詩家の肖像を飾ったため、詩仙堂と呼ばれるようになったとか。よほど居心地がよかったとみえ、90歳の大往生でした。
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お庭を見るなり、「これまで回ったお寺のなかで、ここがいちばん好き」と娘。先日の息子のお気に入り、河井寛次郎記念館もそうですが、訪れる者の心をぐいっと掴んでずんと鎮める、落ち着いた佇まいが魅力です。
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見所は、丈山が十境に見立てた十箇所の凹凸、ということですが、開け放たれた嘯月楼に広がる百花塢に目を奪われると、みなその場に座りこみ、あとはじっと庭園を見つめながら鹿おどしの音に耳を澄ますだけ…。
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ごたぶんにもれずここも、秋の紅葉が有名なお寺です。嘯月楼から見た庭園は、さぞ美しいことでしょう。あいにく、まだまだ夏の緑を残した眺めではあるものの、四季折々の花の植わった趣のある造りは、飽きません。
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丈山は、毎日、お経をあげる合間に花や木の手入れをしたのでしょう。みずから設計したという庭園も、老梅関をくぐったところにある枯山水も、どことなく女性的。一生独身をとおした理由が、なんとなくわかります(笑)。
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お茶室、残月軒のまえをとおりすぎるとき、秋の満月を描いた襖絵が見えました。今日は満月です。残念なことに観られそうもありません。


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あの日詩仙堂をあとにし、見たものは…
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by serendipity_j | 2011-11-11 11:11 | 京都 | Comments(4)
河井寛次郎記念館にて
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昨日、滞在中の娘と出かけた恒例の禅寺巡りは、季節はずれの〝夏〟の暑さでした。11月で26℃を超えたのですから、驚きです。外国から観光にいらしてるみなさんは、もちろん、タンクトップ姿。

京都は、まだ紅葉にはだいぶ早かったものの、快晴で幸運でした。気分がよすぎてたくさん撮った写真は、整理に時間がかかりそうです。代わりに、以前、息子と訪れた秋の河井寛次郎記念館を。
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なぜ今ごろかというと、蝶です。蝶を見たからです。五条坂の住宅地にある、美しくて静かな空間――河井寛次郎の住まいと仕事場が保存され、記念館となっている場所で見た蝶が、印象的でした。
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柳宗悦らとともに、民藝運動に加わった陶工(あえて陶芸家とは名乗らなかった)の河井寛次郎。登り窯や、みずからデザインした家も家具もそのままで、木造日本家屋の魅力を、再発見できます。
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民芸風のデザインに出会った中学生のころから、「用の美」にはずっと惹かれています。今は揃えることもありませんが、昔は備後屋にも通いましたし、ぬくもりと味わいのある〝道具〟は今も大好き。
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京都へお出かけのさいに、おすすめの場所です(昨日訪れた禅寺は、近々アップ。乞うご期待!)


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by serendipity_j | 2011-11-05 18:56 | 京都 | Comments(5)
時代ページェント
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本日の時代祭りは、雨のため順延です。母は従妹と誘いあって見物に出かける予定でした。母に電話をすると、すでに順延を知った従妹から連絡があったとのこと。生憎、明日は従妹の都合がつかないそうで、「来年こそ一緒に…」と、約束を新たにしたとか。
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「来年こそ、時代祭りに」と母がいうのを、じつは毎年耳にします。出不精の母ですから、ほんとのところは、最初から気が重かったのにちがいありません。内心ほっとしているようすです。昨日わたしがホームセンターで土を買って届けたので、「植木の土、替えてるとこなんよ」と(るんるん)。
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わたしは時代祭りを一度も観たことがなかったので、数年まえに、母と連れ立って出かけたことがありました。母の実家は三条神宮道からほど近く、通りに面した窓を開け放てば、「ボックス席」さながら、飲み物を片手に、家に居ながらにして行列が見物できるのです。
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あの日は、霧雨に濡れながらの行列でした。京都というと、どうもわたしは、「侘」と「寂」を求めて禅寺へ、というパターンになってしまいがち。時代祭りは、平安朝の「雅」な衣裳が、贅をきわめた公家文化の、いかにも華やかな京都らしさを思い出させてくれました(写真 ↑↓)。
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歌舞伎を観劇していても感心するのですが、それにしても、着物の美しさは、言葉でたとえようがありません。これほどの色彩感覚をもつ民族が、今ではあまり色彩にこだわらなくなったのは残念。と、色からインスパイアされることの多いわたしは、着物を見るたび、思います。

狂乱のカダフィ大佐殺害、もどかしいタイの大洪水、世界恐慌に発展する恐れがあるというギリシャの債務(呆れたゼネスト)などなど、決して平穏ではない世界に生きていて、今年もまた、こんなに平和なお祭りができることに、感謝です。明日、時代祭りへいかれる方、愉しんでくださいね。

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by serendipity_j | 2011-10-22 12:12 | 京都 | Comments(2)
夏祭りの季節
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ご近所の子どもたちが一斉に夏休みに入り、今夜は、町内会のお祭りです。昨年は自治会のお手伝いで、お祭りのあいだじゅうゴミを拾っていました。民謡のよさ、再発見でしたが、あれからもう一年。早いなあ。
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ロンドンから帰国したばかりのころは、けっこう精力的に「ディスカヴァー日本」をしていて、暑さにも負けずに、夏祭りを見物(参加ではなく)に出かけました。伏見稲荷の本宮祭もそうでしたが、今年は今日明日にあたります。
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数百の、石灯篭に、行灯に、提灯。まさに、灯火のお祭りです。到着したのは、山登りには暗すぎ、火を点されるまではまだ数時間もあり、待つ時間長く感じられましたが、陽が暮れて群青色の空の美しさは格別でした。
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さて、今年の町内会のお祭りはいかに? 子どもたちの、いい思い出となりますように!

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by serendipity_j | 2011-07-23 10:46 | 京都 | Comments(0)
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35℃にも驚かなくなった日本の夏。ますます暑くて苦しいものになりました。でも、「暑苦しい」という表現は、日本人でないとそのニュアンスがわからないでしょうね。それに、視覚的に「涼」を演出するのも、日本独特の感性?

涼しさを感じさせるための美的な知恵は多々あります。ともかくさわやかな色ですっきりしていることが、涼しいイメージにつながるようです。たとえば桔梗の花。お隣の公園には咲いてませんが、今ご近所のあちこちで見ごろ。
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桔梗といえば天得院です。この時期、杉苔のおおう枯山水に、白と紫の桔梗の花が咲きます。特別拝観で訪れたのは数年前。やっぱり暑い7月の日で、汗びっしょりでたどりつき、ふるまわれた冷茶で生き返りました。
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禅寺の苔むしたお庭はひんやりしています。天得院のある東福寺塔頭は、通天橋や重森三玲の方丈もちろんのこと、臥雲橋から眼下に眺める緑はまさに「涼」。加えて、気候と風土に合った木造建築にも涼しさを感じます。
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蒸し暑さをしのぐため、部屋の中も視覚的に工夫して、少しでも涼しくすごしましょう、と思います。ところが、おとといあたりから、奇跡のように涼しい風が吹いていて、さらっとした暑さなのです。いったい、どうなっちゃってる?

話は変わり、今日は巴里祭(あるいはバスチーユ・デー)でした。フランスを話題にするつもりが、天得院の特別拝観が17日までとわかり、桔梗の話題に。それでも心は、ドイツで戦っている撫子のもとへ…。がんばれ!

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by serendipity_j | 2011-07-14 22:18 | 京都 | Comments(0)
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