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タグ:ジャパネスク ( 77 ) タグの人気記事
梅づくし その2
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遠方より(兄の)友来る――。退院を間近にひかえていた兄の容体が急変し、兄の親友、「梅さん」に知らせると、飛んできてくれました。とはいうものの、「飛んで」かけつけたい気持ちとは裏腹に、北関東から関西へは、陸路を走るとかなりの距離です。すぐに誰かに逢いたいとき、物理的な距離は克服しようがありません。それでも、兄の病状に好転の兆しが見えてきたので、すこしでもよくなった状態で会いたいと願う兄にとり、いい時間稼ぎになったようです。
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兄を見舞うまえに、わたしと母を訪ねてくれた梅さんと一緒に、公園の梅苑を散歩しました。紅梅は、潤いのない花がついているか、花の落ちた枝もあり、すでに終わり。それでも、白梅が、いままさに花盛りとあって、梅苑はこの季節でいちばんの人出でした。そのあと梅さんと兄は、病院で再会。帰路につくまえの梅さんから「今日明日のイメージ雲散霧消払拭」のメールが…。梅さん、ありがとう。春の息吹をあちらこちらに見るころには、兄も退院できるでしょう。
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p.s.
梅さんと公園を歩きながら、春らしい小鳥のさえずりを聞きました。聞き分けられるようになるには、勉強も修行も必要のよう。日本の野鳥のさえずりを聞く、こんなサイトがあればなあ、と思うことしきり。
p.p.s.
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by serendipity_j | 2010-02-22 12:12 | 花 park | Comments(2)
京都のお正月風景
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四日が月曜日の今年は、今日が仕事始め、という方も少なくないようです。なんだか、寂しい。お正月気分が、短かすぎやしませんか…。不景気な世の中だからこそ、早く仕事に戻ってがんばる? それとも、不景気なときにはあせらずゆっくり長く休む? どちらも理にかなっているような気がしますが、なかなかそれを自分で決められないのが世の常です。
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どちらにせよ、生真面目なこの国の、浮かれ気分はせいぜい三が日まで? でもまあ、お正月は、やっぱり日本ですごすのがいちばんですね。とりわけこの時期、日本の美しさを感じる都市といえば、わたしの場合、やっぱり京都。京都の町並みの、あの「凛とした佇まい」――。と、常套句を使ってしまいそうですが、的確な表現はほかに思い浮かびません。
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幸い、いまは家で仕事をしているわたしは、どれだけお休みするか自分で決められます。でも、先月スタートした新しい本のプロジェクトの年末の遅れをとり戻すべく、元日から仕事再開。というわけで、京都へお正月風景を見にゆくことが叶わず、昨年の写真でがまんです。年が新しくなっても、この町のきりりとひきしまったお正月の顔は、おそらく今年も変わらないでしょう。
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松の内まで、オフィシャルにはお正月。気分だけでも愉しみましょう!

p.s.
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by serendipity_j | 2010-01-04 11:40 | 京都 | Comments(2)
欲張り〝おひとりさま〟お節
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日本のお正月に、欠かせないのがお節料理。よそのお宅のお節事情に、好奇心がわきます。でも、わたしは作らず、母もお煮しめ以外は作らず、毎年できあいのお節ですませます。たった二人分なのに、あれだけの食材を揃えることを考えると、むしろ経済的かもしれません。そして、熟年の方々に人気があるのが、お重に入った、あとは食べるだけのお節。じつは母の憧れです(笑)。
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いくら「豪華な重箱入り」とうたってはいっても、趣のない発砲スチロールの容器です。年に一度の出番を待っているお重が、うちにはあるのに…。断固反対! というわけで、いった者の責任として、わたしは毎年、大晦日に公園へいって「緑」狩りをし、「ゆく年くる年」を観ながら、お重に詰めていきます。かくして昨日も、できあいのお節を母といただきました。
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二日の今日。三段のお重に残ったものをひとつにまとめて持ち帰ったお節を、今度は一人用に盛りつけました。元日のお雑煮は西京味噌の京風をいただくので、二日目はお澄ましに。この、ひとりですごす二日の、かなり欲張りなビッグランチが、また、お正月の愉しみのひとつになりつつあります。いつもの数倍食べてお腹いっぱいになったあとは、運動、運動!
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公園を歩くまえに、まずは家からいちばん近いお寺へゆき、お参りを。ここは真言宗のお寺ながら、鐘だけでなく鈴もあり、よく見ると明神さまもあって、このみごとな神仏習合に、子どものころはお寺と神社の区別がつかなかったのもとうぜん、と納得。ところでどなたか、「梅は咲いたか~?」とおたずねなら、もう咲きました。公園の梅は、今年も早い見ごろになりそうです。
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わたしのように、ああ、ニューヨークでお正月を迎えたかったなあ、という方はいらっしゃいませんか? もしいらしたら、ニューヨーク・タイムズ紙の名物カメラマン、ビルおじさんのナビで、せめて新春のニューヨーカー気分を味わってください!

p.s.
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by serendipity_j | 2010-01-02 18:55 | foodie | Comments(2)
新年
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あけまして、おめでとうございます。

大晦日から母の家ですごし、今朝はお雑煮とお節をいただきました。母とお正月をお祝いするのも、これで五度目。お昼前、公園を抜けて自宅に帰ってきましたが、公園にはすでに、初歩き、初ジョギングをする人たちの姿が…。池のそばの水溜りに薄い氷がはっていたので、かなり気温の下がった寒い朝だったのでしょう。そのせいか、身もひきしまり、清々しい気持ちのお元日です。

こうしてまた、新しい年を迎えられたことを感謝し、みなさまのご多幸をお祈りいたします。一年の計は元旦にあり。襟を正すまえに、まずはこれからお風呂に入って着替えを…。

素晴らしいお正月をおすごしください!

p.s.
なんとなくお正月に見るとよけい美しいオーロラの写真ギャラリーはこちら
p.p.s.
旧年中、応援していただいたおかげで、ハピネスが100, 200, 300倍でした! ありがとうございました。そして、2010年もどうぞよろしく。
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by serendipity_j | 2010-01-01 12:50 | miscellany | Comments(2)
師走の京都 その2 (錦から八坂神社へ)
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クリスマスが終わるやいなや、全国一斉に年末モード。先日の〝娘と歩く京都〟後編の最初の訪問先が、年末にふさわしい日本の風景、でした。「京都の台所」と呼ばれるこの市場、買い物客よりも冷やかし(観光)客のほうが多いとはいえ、食文化も京の財産のひとつ。京都ならではの食材が並んでいます。
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右に左にと目を向けると、お節に欠かすことのできない黒豆や京野菜が…。娘には、かぶらに目がない父親へのお土産に千枚漬けをもたせることにし、自分たちの夕飯のおかずには、生湯葉は大好きだけど生麩を食べた記憶がない、という娘のために生湯葉ではなく生麩を買いました。
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錦小路を往復したあと、新京極の天神さんを素通りしては帰れません。錦へくるとかならず、奥のちょうちんに吸い寄せられるようにして鳥居をくぐってお参りします。そしてふたたび四条通りへ。人の流れに呑みこまれるようにして祇園に出ました。
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南座のまえはすごい人だかり。顔見世興行の夜の部が、ちょうどはじまる時間だったのでしょう。ここまでくれば、こうごうしい、というよりは朱と金のきらびやかな八坂神社がまっすぐ目に入り、さらに足を延ばすことになります。
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知恩院、円山公園、八坂神社と、このあたりだけは子どものころからよく歩いていたので、わたしにとって懐かしさを覚える界隈です。階段をあがって道なりに進み、ガランガランと鈴を鳴らしてお参りの真似事。初詣の人出、想像しただけでひるみます。
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終点は甘味処でした。抹茶パフェが、娘と二人の祇園散策の定番です。今回はちょっと気分を変えて、都路理ではなく、小石のシフォンパフェ。ただし、師走の京都では寒さに震えながら…。
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その娘は先週の日曜日に東京に戻り、昨夜から息子夫婦が滞在中。ブログの更新もままなりませんが、久しぶりに賑やかな年末です。二人もこの火曜日には東京へ帰るので、あすは京都へお墓参りの予定。この年の瀬を、みなさまはいかがおすごしでしょうか?

p.s.
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by serendipity_j | 2009-12-27 16:30 | 京都 | Comments(0)
師走の京都 その1(龍安寺から四条河原町へ)
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娘がくると、かならず二人で京都へ出ます。金曜日、空気がぴりっと冷たく、ひどく寒い日でしたが、龍安寺へいきました。着いてみると、屋根の葺き替えで本堂が工事中とわかり、少々落胆。足場が組まれ、石庭と方丈の完璧な調和を乱されたような気がしないでもありません。
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それでも、枯山水の発する緊張感は健在でした。娘もわたしも、それぞれ子どもだったころに龍安寺を訪れているのですが、石の庭が美しいとは思えなかったはずで、大人になったことが嬉しくなります。ただ、こちらの枯山水は大徳寺や東福寺のものとくらべて地味、というのが正直な感想。
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だからこそ土塀の微妙な色合いがきわだち、瞑想(単なる鑑賞でも)の深さもますのでしょう。龍の襖絵(昭和になって描かれたもの)にも、吾唯足知と彫られたつくばい(というのだそうで、これはレプリカ)にも「心」があり、また、「形」としての、無駄をそぎ落とした禅のミニマリズムに圧倒されました。
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朝から冬らしい青空が広がった日の、穏やかな時間を禅寺ですごし、ぺこぺこのお腹で四条河原町に戻ったときはすでに二時すぎ。まっすぐ、志る幸ののれんをくぐりました。娘のおごりで、利休弁当をいただき、評判どおりのお味噌汁の美味しさに感激です。
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四条通りに出ると、八坂神社の向こうに、半分だけ陽のあたった山が迫って見えました。転勤族だった父のせいで根無し草育ちですが、三条神宮道で生まれたわたしは、東の山々を見上げるたび、ああ、帰ってきた、そんな気がします。底冷えのする師走の京都。おつな一日でした。
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by serendipity_j | 2009-12-20 12:00 | 京都 | Comments(0)
結婚式
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師走の最初の日曜日をいかがおすごしですか? ここ大阪(京都と奈良の境)は、朝から青空が広がっています。空を見ると、三週間まえ、明治神宮での結婚式に参列していた、雲ひとつない素晴らしい秋晴れの日曜日がよみがえります。ところで、英語で、結婚することを「ひもを結ぶ tie the knot」と表現すると知ったとき、ああ、そういうことって普遍的なのね、と感心したものですが、じつは11月15日、その比喩どおりにうちの息子と息子の彼女が、神さまのまえで結ばれました。

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出逢いとは、まさに偶然のなせるわざ。でも、二人は大学時代に出逢い、一緒に住んでからもかれこれ五年経つので、本人たちもまわりの者も、この結婚式にはあまり感激がともなわないのにちがいないと高をくくっていたのです。予測は大はずれ。みな、たびたび涙腺がゆるんでしまうようでした。ささやかな式と披露宴でも、親しい人たちに祝福されて結婚するというのは、とても貴重で素敵なこと。それでも、たいてい花嫁さん側には夢があり、可能なら、それを叶えたいものです。

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事実、わたし自身、二十歳の夢見る乙女(失笑)のまま横浜の山手教会で式を挙げ、今思うと赤面しますが、当時はきわめてロマンティックな式の実現に悦に入ったものです。ところが今回、神前結婚の儀式の美しさを発見。平安神宮で式を挙げたわたしの両親の時代のように、今また神前結婚に人気があるときき、納得です。明治神宮の厳かさにくわえ、抜けるような青空の下に映える赤い傘――。このわたしも、神聖な気持ちにならなかったはずがありません。日本古来の美意識にあらためて感激しました。

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そして披露宴しかり。獅子に導かれて新郎新婦が会場に入り、ケーキカッティングはせずに鏡開きのみ。和洋折衷のレトロな建物に似あった、なかなかジャパネスクな演出でした。ともかく、崩壊家族出身の花婿の、その母としまして、お祝いにきてくださった方々の温かい気持ちに感謝するとともに、偶然出逢った二人が一生をつうじて、おたがいを尊重し、いちばんの存在となることを祈っています。なにしろわたしは、わがままがすぎましたから。(波瀾万丈物語は、いつかまたゆっくり…)

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by serendipity_j | 2009-12-06 11:24 | ファミリー | Comments(0)
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