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セレンディピティ ブログ
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曼殊沙華、またの名をスパイダーリリー

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きょうもニッポン(といっても体験してるのは近畿地方)は朝から晴れ渡っています。きのうは、えもいわれぬ美しい秋の日でした。昨年の秋はどうしたことか見ごろを逃してしまった彼岸花、あるいは曼殊沙華。わたしはお彼岸に咲くこの花を、お墓とリンクしたイメージを払拭するためにspider lily と呼ぶのが好きですが、とりわけ白花のlycoris albiflora は、まさに彼岸(あちらの世界)で咲く花のごとく華麗で神秘的。

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一方、一度見たら一生忘れられないような、毒々しさではピカイチの紅いlycoris albiflora も満開です。突然現れて燃えるように咲き、こちらもやっぱり現実離れした花。赤い炎が広がるように田んぼをとり囲み、そばをゆく人の目を釘づけに…。今年も、うちのお嫁さんの御殿場のご実家から新米がすでに届いてますけど、公園のミニ田園も実りの季節を迎えています。家にいても外から金木犀が香る、極楽気分の秋です。

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なのに、極楽気分とは正反対なのがこの世の中の出来事――ロヒンギャ難民の惨状にメキシコ地震、イルマにホゼにマリアと立て続けに被害をもたらしたハリケーン。そして、吐き気がするほどすべての言動に品も知性も雅量もゼロ以下の米国大統領と、かの国の裸の王様の危険な挑発合戦。どちらも一国の指導者になってはいけない人物だというのは一目瞭然ですが、タイミングよく持ちあがったその北朝鮮問題と、みんなとうの昔に自覚している少子高齢化を唐突に持ち出し(世界的不景気のリスクを理由に消費税の増税延期をしたときもそうでした)、「国難突破解散」を高らかに言い放ったニッポンの総理大臣。自己保身解散のための都合のいい理由だと、見え見えでしょ? 待ちに待った素晴らしい季節がやってきたというのに、腹が立つことばかりなのです。


でも、よい週を!


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by serendipity_j | 2017-09-26 16:29 | 花 park | Comments(0)
秋がはじまる日の花と味覚

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葉月最後の日。どこを見ても雲ひとつない青空。そして涼風。秋のはじまりを確信しました。垣根にはsweet autumn clematis が咲き乱れ、秋の味覚はとっくの昔に出回っています。たとえば無花果…。

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夏は、無花果を食べずしては終われない? 毎年、季節の終わりとはじまり訪れを告げる果物を買い、毎年、代り映えしないけれど写真を撮り、味わう、というのが「my 歳時記」になっています。

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無花果のアップサイドダウン・ケーキを久しぶりに焼きました。でもまず味わったのは、ローズマリーと一緒にオーヴンでローストした無花果。無花果は蜂蜜との相性が絶妙です。香辛料はシナモンを。

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今年の夏は蒸し暑さ攻めで、ほとほと疲れました。秋の訪れを喜んでいると、台所のライトを新しいのにつけ替えてくれた電気屋さんのお兄さんが、いや、そんな簡単には秋にならないでしょ、と(笑)。

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本日の焼き菓子 : fig upside-down cake/ roasted figs with honey + rosemary


一昨日は亡父の命日でしたが、きょうは故ダイアナ妃の命日ですね。あの夏、わたしは同じ時期にサラエヴォにいました。例の事故があった日、もしかするとパリにいた可能性もあったもののロンドンに帰っていて、住まいだったケンジントン宮殿まえにできた「花束の海」を見に行きました。ロンドン(英国中?)を包んでいたえもいわれぬあのムード、忘れられません。


振り返ってみれば、1977198719972007、そして2017年と、「7」のつく年は、なぜかわたしの人生で大きなこと(出来事だったり変化だったり決意だったり、または病気)が起こる年回りのようです。とりわけ、その年の夏の記憶はいまでも鮮明。亡母の「家じまい」はようやく終点の手前まできました。2027年(もしまだ健在なら)に、この夏のことを思い出すのでしょうか?


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by serendipity_j | 2017-08-31 21:06 | クッキング sweet | Comments(2)
告別式の朝の柏葉紫陽花

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母のお通夜が営まれた晩、「my family」と呼べることを幸せに思う5人で自宅に戻って、母/祖母を偲びました。(母のお見舞いに)美味しい桃のネクターをいただいていたので、ベリーニをつくってみんなで乾杯。それぞれが持ってきてくれたお菓子(東京のヨックモックと横浜のビスカウト)や葡萄をつまみながら、結局は食べ物の話で盛りあがり、横浜組(息子夫婦)が次々とベリーニをこぼして大笑いしました。

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翌朝、午後からの告別式までたっぷり時間があったため、わたし(&早起きに慣れている息子)以外はみな朝寝坊を決めこんでいましたが、わたしは早朝から開いている近くのパン屋さんへ。パンを仕入れた帰り、いつもお花が目を引くお宅の玄関先に「ご自由にどうぞ」と書かれた柏葉紫陽花の入りのバケツが置かれていました。幸運にもまだ2本…。1本とって、窓際でこちらを見ていた猫に思わず、ありがとう、を。

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青空が広がり、空気もさわやかで、気持ちのいい朝でした。母に永遠のお別れをいう哀しい日ではあったものの、気分はどこか晴れやかですらありました。それから子どもたちを起こし、コーヒーを淹れて、簡単な朝食…。わたし個人の家族が「マキシマム」で集まって朝食を食べるのは初めて。こんな日のためにとエクステンションつきのテーブルを買ったというのに、ああ、テーブルを伸ばすのをすっかり忘れてた!
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お母さん!と、ことあるごとに写真に向かって呼びかけているものの、もう返事が返ってこない寂しさを日々味わいながら、母亡きあと、娘としてそして喪主としての仕事をボチボチはじめています。これまでは自分の時間を見つけることが難しく、なかなかできなかった自分の家の用事などと交互に、母の他界にともなう精算やら手続きやらも(いちばん面倒な相続関連の手続きは、とうぶん手をつけたくない感じ…)。
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もっとこうしてあげればよかったのに、とか、ありがとう&ごめんなさいをもっと素直にいうべきだったのに、などという反省は多々あるけれど、ひとりで暮らせなくなった母の世話をしてきたことに後悔はありません。いろいろ不足だったでしょうけど、自分なりに尽くしました。とはいえ、やっぱり後悔するのは、照れくさすぎて、母が生きているあいだにこれを一度も言えなかったことです――お母さん、大好き。


あたたかいお悔みのメッセージを、ありがとうございました!!



little moa の新曲、いい仕上がりです!(と、ちょっと親バカぶり):


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by serendipity_j | 2017-06-08 17:51 | ファミリー | Comments(4)
mitsouko

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わたしに法事の(夢の)話をした夜に母の容体が急に悪化し、翌朝訪ねると、ふたたび酸素マスクを着用していました。それでもまだ話もでき、食事もひと口かふた口は口に入り、コーヒーが飲みたい、と言える力も。それから日毎に力がなくなりました。アイスクリームさえ喉をとおらなくなり、声を出せなくなり、見舞客に振っていた手をあげられなくなり、指も動かせなくなり、眼を閉じたままうなずくだけになり、ついには反応できなくなり…。それでも看護師さんが言うように、ひとの声はちゃんと聞こえているようでした。

母は死ぬのかもしれない、という思い半分、今回もまた回復するはず、という思い半々で、朝8時半から夜の9時前まで、毎日ベッドの傍らで過ごしました。もし回復できないのだとしたら、傍らで死を待つだけの時間はなるべく短くしたいという思いが強く、そしてどこかでまだ希望を持っていたため、死期が近い兆候が表れるまでは装置の音しかしないシーンとした個室には移らずに、一般病室の患者さんたちの(かなり面白い)お喋りを母にも聞かせたいと思いました。そうすることでわたし自身、だいぶ気が紛れるからです。

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急変すれば個室に移し、病院からも連絡が入ることになっているので、お別れはまだまだ、と信じ、帰宅するときには母に「朝一番でくるから待っててね」とかならず声を掛けて病室を出ました。母との会話がなくなり、大半を横に座っているだけの看護が始まってから一週間目の雨の日の朝、雨でバスが遅れ、「遅くなってごめんね」と母の耳元に囁きましたが、骨と皮だけだった細い手足が腎臓の機能が低下しているせいでますますむくんでいた以外は顔色も悪くなく、看護師さんも「大きな変化はありませんでした」と…。


すぐにベッド周りのお掃除が始まり、わたしは看護師さんとお喋りをしながら邪魔にならないよう、ベッド脇を離れて病室の窓から通りを見下ろしていました。すると突然、母の変化に気づいた看護師さんが血圧計を取に病室を離れました。驚いて母の顔を見ると唇の色がその数分まえとは明らかに違っています。一瞬にして駆けつけた数人の看護師さんたちが母のベッドを囲み、「個室に移しますね」と言って手早く準備をするあいだ、わたしは廊下で待っていました。個室に入ったときには、母はすでにこと切れていたようです。

逝きたいのを夜じゅう頑張って、わたしを待っていたのです。わたしの到着を確認して、旅立ったのです。さよならも言わずに…。ペースメーカーが心臓を助けているので心臓は止まらないものの、呼吸するのが見るからに苦しそうな7日間でした。1日でも長く生きていて欲しい、と望む半面、苦しみを解いて、父と兄が待っているところへもう行かせてあげたい、という気持ちも正直ありました。3週間の闘いに、力尽きた母…。通夜に告別式に、母を荼毘にふして初七日の法要と、喪主として目の回る時間がすぎてゆきました。


ときには喧嘩もしたとはいえ、母の望みどおり、母の世話をして最期を看取る、という役割は果たせたと思いますし、母は高齢でしたから兄が他界したときのようなショックはありません。が、辛いのは発作的に襲われる寂しさです。とうとう、ひとりぼっちになってしまったわけだ、と。でも、すっかり大人になった姪と甥がこれまでになく近く感じられるようになった気がします。そしてなにより、東京と横浜から駆けつけてくれた子どもたち、しかも結婚して倍の数の4人になった子どもたちが、しっかり支えてくれました。

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うちにお仏壇はないけれど(いまは義理の姉が住む両親の元の家にあるため)、母の遺影に向かって手を合わせ、コーヒーを供え、たびたび話し掛けています。お母さん、おはよう、お母さん、おやすみなさい…と。わざわざ京都からきてもらわなければならないし、とうぜん無料サービスでもないため、中陰表どおりにお経をあげてもらわないことにお寺のご住職さまはご不満ですが、わたしは仏教徒ではないのだから、わが家に連れてきた母の魂(つまり、わたしの心のなかにいる)の供養は、そういうのでいいのではないでしょうか? 


写真は、香水をつけるようなお洒落さんではなかった母が、珍しく欲しいと言ったのは、自分と同じ名前の香水、ゲランの mitsouko …。大昔、元夫がコンサートに出るためにパリへ行ったさい、母に買ってきてくれました。結局一度も使わないままドレッサーの引き出しに何十年もしまわれたままになっていたのを、わりと最近譲り受け、わたしも引き出しにしまっています(アルコールが飛んでてとても使えない)。それと、母がお見舞いにいただいた白バラです(個室を出たら病室に生の花を飾れないので自宅に持ち帰った次第)。

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p.s.

あす531日、little moa(娘とそのダンナ+kanna で結成)がセカンドアルバムをリリース!!



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by serendipity_j | 2017-05-30 22:32 | ファミリー | Comments(4)
今年も、エルダーフラワーの季節

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病気にやられて葉を全部落とした昨年の秋、一度はダメかと思ったエルダーフラワーが、まだ肌寒いころにつぼみをつけたと思ったら、先を急ぐように咲いてしまいました。最初とその次につけた花の塊りがいちばん大きかったものの、母が危なかったときに開き、水をやるのが精いっぱいで、なにかをする余裕どころか愛でる余裕すらありませんでした。


あっという間に枯れてしまったので、だったら、秋にエルダーベリーを見るのもいいかも、と思っていたら、枯れた花はほとんど落ちていました。母の容体がようやく安定してきた今週、残りの花を摘んで冷蔵庫で保存し、きょう、病院を2回往復する合間にシロップをつくりました。とはいえ、花が少なすぎるのでほとんどレモンの香りしかしませんが…。

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蜂蜜の匂いがする可愛らしい花は、初夏の記憶を運びます。アメリカからやってきた友人とあちこちのガーデンを見て回った英国の初夏。

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シシングハースト城のガーデンレストランで飲んだ風味つきミネラルウォーターが、おそらく初めて知ったエルダーフラワーの香りだったはず。

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初夏は、母と京都の植物園を訪れたときの記憶もよみがえります。そういえば、母と行った東寺の弘法さんも大徳寺も初夏だったような…。

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夕食時に母の病室を訪れると、酸素吸引入のチューブがきのう外されたのに、相変らず苦しいと胸をさすり、夕食にしても食べてくれるのは相変らず二口か三口だけ。帰りがけ、入院後ほとんど初めてはっきりした声で喋ったのが、父と兄の法事の段取りについての話でした。もうこれで最後やし、50人ほど呼ぶから、料理店の手配と引き出物をお願いね、と。

年相応に物忘れはひどくなりつつあっても、夢とうつつが交ざった話を母がするのは初めてのことなので、驚くとともに切なくなりました。またもや命を救っていただいたにもかかわらず、生きる気力をすっかり失っている母に腹立たしい気持ちすら感じていたわたしは、母のそんな哀れな姿を初めて目にし、帰りのバスのなかでは涙と鼻が出ずっぱりに…。



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by serendipity_j | 2017-05-16 23:30 | クッキング preserve | Comments(0)
神無月のペルシカリア
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歩いていると、どこからともなく香ってくる金木犀。日曜日に確認したときには、まだ花の姿も香りもありませんでしたから、ここ一両日で一斉に開花。
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今朝は母のところから自宅に戻る途中、秋の深まりを実感しながら歩きました。とはいえ、気温だけでなく湿度も高い今日は、秋というより夏の陽気。
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ちゃんと秋の花が咲き、紅葉も柿に始まって桜もすでに色づき始めましたが、草も木も花も、日々異なる寒暖の大きな差に、とまどっていることでしょう。
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暑さに疲れた植物に、とりわけ優しいのがこの季節。雑草も繁茂しています。わけてもいま、子孫を残す営みに旺盛なのがタデ科。水際を見るとびっしり!
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蓼食う虫も好き好きの、あのタデです。地味だけれど、よく見るとどれも可愛い花ばかりで、この秋の薄紅のミゾソバ(persicaria thunbergii)は格別。
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お隣の公園にはほかにも(上から順番に)、細長い葉のシロバナアキノウナギツカミ(persicaria sieboldi?もしかするとナガバノウナゴツカミpersicaria hastato-sagittata かも)、小さな花の形が桜のようなシロバナサクラタデ(persicaria japonica)などが咲いています。以上が、ペルシカリア(persicaria イヌタデ属)。

そして、もともとは園芸用として海を越えた名前に「japanese」のつく秋の花で、米国を覆い尽くす勢いのクズ(japanese arrowroot/ kudzu)同様、英国ではjapanese knotweed と呼ばれてみんなから憎まれているイタドリ(fallopia japonica)もタデ科(poligonaceae)の仲間です。地味な花ですが、わたしは好き。ただし、(ロンドンに住んでいたときにはわたしも駆除に苦労したように)一夜にして2メートルほどに成長し、突然ジャングルが出現しなければ、の話ですが。


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by serendipity_j | 2016-10-18 14:42 | weed | Comments(0)
夏の花、秋の花、晩夏の風景
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お隣の公園ではいま、秋の訪れを知らせる花、スウィートオータムクレマティス(仙人草)が花盛りです。歌にもあるように、「小さな秋」を探して長歩きを再開しようと、心身ともにギアを秋モードに変えたというのに、しぶとく居残る夏の蒸し暑さに、毎朝ちょっと腹が立ちます。でも、今朝はかなりいい気分…。
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そのわけは、錦織圭選手の、全米オープン4回戦の突破でございます。珍しい早起きに(午前2、3時の未明は早起きにならないみたい)老母は驚いておりましたが、朝はたいてい機嫌の悪いわたしが、いつになく優しかったようです(笑)。いつもは目を覆ってる場面が多いのに、今日の試合は安心して観られました。
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「世界のニシコ~リ」の魅力が堪能できるこんな動画に元気づけられ(細身のショーツのスウェット素材とカッティング、そして色のセンスなど、uniqlo の安っぽさにはやっぱりガッカリしつつも?)、フォアよりもバックハンドで点を稼ぐ世界でも稀有な選手である、という記事を読んで挑んだ試合(tv観戦)でした。
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公式サイトの予想では錦織選手勝利とはなっていたものの、なにしろ相手は初戦で61本のエースを打った211センチのカルロヴィッチ選手。ところが下調べをすると、フロリダに住み、twitter での面白いやりとりが人気だそう。あの苦虫をかみつぶしたような顔から想像しにくいけど、ユーモアのセンスが評判なのです。
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で、カルロヴィッチ選手の顔、どこかで見たことある…と長いこと考えていたのですが、ヒマワリを見てわかりました! そう、ヒマワリで有名なゴッホです(ほら、ね?)。 ただ、素顔はわりとイケメン(ほら?)。37歳でも最近またランキング上昇中ということで、対戦相手が錦織選手でなければ、応援したかった~。

次はマリー選手です。最後まで強気でいくべきではないでしょうか。会場の、もんのすごい雰囲気に呑まれないこと(あそこで「ニッポン、チャチャチャ」はあわないんでない?)。ボールが入らなくても失望を見せないこと。押され気味でも眉を八の字にしないこと。それが鍵? 今度こそアンディに勝つ!と信じましょう。


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by serendipity_j | 2016-09-06 16:40 | 花 park | Comments(0)
真夏に咲く白い花、クサニワトコ
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先日、母が入院中の病院から駅に出る途中の道で、白いレース状の花が目に留まりました。空き地に群生しているのは、たぶんこれまで見たことのない雑草。
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高さが1メートル以上で、ずいぶん立派に育ったセリ科の花のようですが、開花ピークを真夏に迎える種類があるとは思えず、だいいち、葉の形がちがう…?
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灼熱の太陽が照りつけるなか立ち止まって、数日間は花や葉をじっくり眺め、答えが出ないので、ついに草むらに手を伸ばし、2本ほど、家にもち帰りました。
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葉も花もエルダーフラワーに似ているけれど、これは木ではなく草です。で、ネットで調べてようやく突き止めた正体は「ソクズ」。初めて聞く名前の野草…。
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またの名を「クサニワトコ」、とあり、ん、これで納得。ボタンとシャクヤクの関係のように、エルダーフラワー(ニワトコ)の「草ヴァージョン」なのです。
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属はスイカズラで科はニワトコ。似ていたわけですね。ただしこのクサニワトコには、ハニーサックルやエルダーフラワーのような、甘く強い香りはありません。
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原産地は中国と日本。英名は「chinese elder」。漢方薬に用いられているそうです。蒸し暑さに負けない「草のニワトコ」。この夏、初めて出会った花でした。


ところできょうは、71年前に戦争が終わった日。ことし、3度目の黙祷を捧げました。暑い盛りの8月に3度ある、平和への願いを新たにする最後のチャンスです。平和への考え方は人それぞれちがいますが、わたしは、「祖国のために命を捧げろ!」という人(自分の命は?)を防衛大臣に据え、あの手この手で、日本人のもつきわめて真面目なメンタリティーを戦前に回帰させようとするabe 首相の思惑には、give me a break! という感じで、いまでは、あの声(いつも「…で、ごジャイます」で終わる軽い言葉の羅列)を聞くたび虫唾が走ります。

一方、地球の裏側では、スポーツ選手たちのさわやかなバトルがつづき、連日、夜中から始まる応援のせいか、わたしは少し痩せました(笑)。スポーツは生がいい!といっておきながら、じつは、ハラハラドキドキのしどおしで、見ていられない場面のほうが多いくらいです。ところが、今朝の錦織選手 vs rafa(ナダル選手)の3位決定戦の決定的瞬間だけは、なぜか錦織選手のメダルを確信し、見届けることできました。まだメダル獲得の可能性のある競技は残ってますが、メダルの色は、何色だっていいんです。メダルをとれなくったっていいんですよ。日本を代表して参加したすべての選手を、誇りに思います!

p.s.
余談ながら、トイレットブレイクで錦織選手がなかなか戻らないときには、トイレで何者かに襲われたのではないかと、ものすごく心配したんですが(原因は、単に、トイレまでの距離があったからのよう?)、例のごとくヤル気満々でコートに立っていたrafa が、「遅すぎる!」という感じで、審判に文句をいっていたのが印象的。でも、じつは、錦織選手に腹を立てていた、というよりも、審判への苛立ちだったようです。昨年のリオ・オープンでトイレットブレイクをとったrafa が、ショーツを前後さかさまにはいて戻ったところ、はきなおしを許可しなかったのが、あの審判だったのです! そのときの因縁が、原因のようでした。


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by serendipity_j | 2016-08-15 13:32 | weed | Comments(2)
仙台麩でつくる真夏のサラダ、パンツァネッラ
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梅雨明けのあと、今日までのところはイイ感じ。つねに北東から涼風が吹き(ときには強すぎることもあるけれど)、夏のイタリアにでもいるみたい!
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梅雨明けまえにも、晴れた日にそう思いました。そこで、イタリアにいる気分でつくったのが、トスカーナ風パンのサラダ。ただし、パンではなく麩で。
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仙台麩(油麩)を見たとき、まるで乾いたバゲットだったので、これでオニオンスープをつくろう、と思いつつ、いつの間にか季節は、冬でなく夏(笑)。
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世の中は「グルテンフリー」がトレンドです。が、グルテンでできている麩は健康的。アレルギーでもない限り、グルテンを目の敵にすることもないと…。
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このところ、どの店へ行っても「アイスバーグ」レタスを大安売りしています。サラダをメインで食べるなら、この好機を逃すわけにはいきません?
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タンパク源はポーチドチキン。キュウリとトマトの定番の夏野菜(赤玉ねぎを入れ忘れた)に、モッツアレラとハーブ、そして最後のアプリコットも。

パンツァネッラはトスカーナからイタリアの各地に広がって、ロマーナだとかシチリアーナだとか、いまではさまざまなヴァージョンがあるのだとか…。
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そうそう、わが家の新顔、茉莉花(アラビアジャスミン)がいま花盛りなのですが、「ジャスミン」は、「神さまからのの贈り物」という意味のペルシャ語に由来するそう。この八重の園芸品種は、偶然にも「granduca di toscana/ grand duke of tuscany トスカーナ大公」という名前。じゃあトスカーナ地方に思いを馳せましょう、というわけで、香りのいい花びら(ジャスミン茶に使用)をオマケに散らしました(はい、この花は食用です)。よい週末を!

本日のサラダ : la panzanella con albicocca fresca, glutine di grano fritto ‘sendai-fu’ e mozzarella ‘alla giapponese’

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by serendipity_j | 2016-07-22 14:14 | クッキング savoury | Comments(0)
ナイルの百合が咲く文月
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気の早い蝉が鳴き始めました。降るのか晴れるのかはっきりしない空を気にしながら、文月に突入。2016年も、半分がすぎ去ってしまったわけです。
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幸いきょうは晴れていても、湿り気のある強い南風が吹き、快適なのか不快なのか体が判断できないみたいで…ともかく苦手な季節の始まりを実感。
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紫陽花は色が褪せ始め、それなりに美しさがあるものの、少々見飽きたころかもしれません。その一方で、いま満開のアガパンサスが目を引きます。
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「愛agape」に由来するアガパンサスは、「アフリカの百合african lily」または「ナイルの百合lily of the nile」と呼ばれ、世界中で愛されている夏の花。
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ご近所でも、いまが花盛りです。写真はブエノスアイレスで撮ったものですが、ほんとうに世界中で見ることができるんです。あの、wimbledon でも…。 

昨日は、19歳のdaria kasatkina 選手に苦戦していたvenus williams 選手 が2度目のマッチポイントを迎え、サーヴしようと思ったところで突然、グラウンドスタッフの一団がザ~ッと現れ、一瞬にしてコートにカヴァーをかけてしまいました。venus 自身も、観衆も(わたしも)、いったい何が起こったかわからず、目が点に…。雨です。大粒の、それも激しい雨が、唐突に、ザ~ッと降ってきたのでした。さすが、ロンドンだなあ。わたしはそこで寝ることにしましたが、今朝チェックすると、venus は結局、勝って、4回戦進出を決めてました。サスガ!

その雨に救われたのは、sam querrey 選手に2セット取られて崖っぷちに立たされていたnovak djokovic 選手です。脇腹を痛めている錦織選手にとっても、試合が順延となったために休養でき、恵みの雨だったかもしれません? 昨日はnick kyrgios 選手対dustin brown 選手の試合を観たかったのに、wowow は中継しなくて、スゴイ残念でした。さて、今日は7時から錦織 vs andrey kuznetsov 戦の中継を観戦しなくちゃ。ネット中継はなぜかワンテンポ遅いので、live score で点を確認しながら観られてヒヤヒヤせずにすみます。ヒヤヒヤするのは、雨だわ~。

オマケ: wimbledon 周辺の高級住宅を「1軒まるごとabnb」でシェアするテニス選手2人が、朝食を自分で用意する風景、けっこう、ほほえましい(笑)! ちなみに、昨年同様やっぱり住宅を借り切っている錦織選手には、ちゃんと食事をつくってくれる栄養士さんがいるらしい…。昨年はお母さまがきてらしたようだけど、今年は「強化合宿」優先か、はたまたガールフレンドにまつわる問題を避けるためかな(笑)?

もひとつオマケ:wimbledon での速攻インタヴューシリーズ、錦織選手の
if series の答えが、なかなか面白い。「スーパーパワーが手に入れられたら、何が欲しい?」と訊かれて、「ビッグサーヴ」とかなり正直(笑)。「イム~ジ」(と発音)はどれが好き?」と早口で訊かれて、何それ?と。emoji  絵文字のことでした。ハハハ。


あぶそる~とロンドンもよろしく!

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by serendipity_j | 2016-07-02 18:45 | buenos aires | Comments(0)
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