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秋、すこしずつ

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またまた雨。台風SAOLA が近づいています。先週末、日本列島を襲ったスーパー台風LAN は、雨はさほどひどくはなかったものの、暗くなってから吹き荒れた恐ろしいほどの強風。臆病な母がもし生きていたら、怖くて一睡もできなかったことでしょう…。案の定この風が、わたしが公園の隣に住みはじめてから最大の被害を、公園の樹木にもたらしました。


雨のあがった月曜日、さっそく公園へ。折れて落ちた椎の木の枝が散歩道を埋め、月桂樹や松の倒木が横たわり、ぽっきりと折れたユーカリの大木のまだ湿った幹があらわになり、45度に傾いた背の高い糸杉など、多くの木々の無残な姿を目の当たりにして悲しくなりました。今月に入って戻ってきていた野鳥たちは、あの風のなかでどうしていたのでしょう? 


公園では危険な箇所が優先的に片づけられ、散歩道から赤いコーンがほぼ消えた木曜日は、素晴らしい散歩日和。ようやく、「黄昏の国」らしい10月の景色を見ることができます。あちらこちらで木々の紅葉が進むいっぽう、花壇にはまだ夏の花が咲いているものの、花びらの彩はずっと深く、茎や葉には赤い水彩絵の具を混ぜたような秋色に変化しています。

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一日が短くそして影が長くなるこの季節の、温かい夕陽を浴びた秋明菊。白い花びらがうっすらと茜色に染まって…。

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美しい草や木に目移りしていると、あっというまに陽が沈んでしまいました。夕焼け空を背景にいっそう赤く燃える沼杉。

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花とおなじくきれいな色の葉を見て、「秋は二度目の春」と言ったのはカミュ。空の高いところを見あげると三日月が…。

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P. S.

秋だけど春、というイメージにぴったりのERDEM がコラボしたH&Mキャンペーンヴィデオ。バズ・ラーマン監督が製作。ロマンティックで野性的で神秘的な花の世界に、体操の白井選手似(?)の青年が登場!


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by serendipity_j | 2017-10-28 22:55 | 花 park | Comments(0)
(雨が降るまでの)素敵な神無月

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神無月は、いいお天気がつづいた最初の週から一転し、雨、雨、そしてまた雨。きょうは午後から雨脚もつよくなり、日課になっている公園でのウォーキングも、あきらめるしかありません。上天気だった最初の週末、戻ってきた野鳥と虫の歌に耳を澄ませながら、神無月の公園で咲く花の写真を撮りました。

まずは野花。毎秋見つけるのをたのしみにしている「わたしの秋の七草」と勝手に決めているのが、秋いちばんに咲くsweet autumn clematis(仙人草)、ニラ、ツルボ、ヒヨドリバナ、ミゾソバ、ノコンギク、そして初夏よりも断然多く咲くツユクサです。秋らしい色彩のなかで目の覚めるような青が目立ちます。

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きわめて地味な小花を咲かせるヒメジソはもう終わり。池のほとりで、いつも遠慮がちに咲いているサワキキョウ(沢桔梗)には例年になく勢いがあります。

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花壇では、ヴァラエティに富んだサルビアに、息を吹き返したブッデリアとフジバカマ(もしかすると品種改良されたjoe pye weed ?)も咲いています。

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セージのなかで、最近のお気に入りはロシアンセージ(もっと公園に増やしてください…笑)。同じシソ科のコキアコリウスもセージに似た花をつけてました。

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ナニワノイバラのヒップが膨らみ、ザクロも色づいています。桜にハナミズキ、ケヤキなど、紅葉し始めた木もあるものの、まだまだ夏の青さを残す沼杉。

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最近は珍しくないオリーヴの木。公園では見事に実り、ここはどこの国?という感じ。しかも週末は、ロンドンが懐かしくなるアイスクリーム・ヴァンも登場!

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しばらく、美しい秋の日のウォーキングは望めないようです。じつは今月のはじめに、亡母の住まいは新しい「主」を迎えたため、急転直下ですべてが片づいてしまいました。これまでと同じように、毎日公園を歩いても、もう母の住む場所に向かって足を進めることはありません。思うと切ないとはいえ、とてもいい方に住んでいただけて、幸運でした。

わたしの暮らしもようやく落ち着いた感じで、きょう本を二冊注文。(英国から)届くのがたのしみです。病院のベッドで横になっている母の顔をのぞきながら、ときどき本に目を落としていた五月以来、この数か月のあいだはまったく本を開いていませんでした。注文した本の内容は、一冊が都市のなかを、もう一冊は森のなかを、歩く女性のお話です。


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by serendipity_j | 2017-10-16 22:59 | 花 park | Comments(0)
曼殊沙華、またの名をスパイダーリリー

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きょうもニッポン(といっても体験してるのは近畿地方)は朝から晴れ渡っています。きのうは、えもいわれぬ美しい秋の日でした。昨年の秋はどうしたことか見ごろを逃してしまった彼岸花、あるいは曼殊沙華。わたしはお彼岸に咲くこの花を、お墓とリンクしたイメージを払拭するためにspider lily と呼ぶのが好きですが、とりわけ白花のlycoris albiflora は、まさに彼岸(あちらの世界)で咲く花のごとく華麗で神秘的。

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一方、一度見たら一生忘れられないような、毒々しさではピカイチの紅いlycoris albiflora も満開です。突然現れて燃えるように咲き、こちらもやっぱり現実離れした花。赤い炎が広がるように田んぼをとり囲み、そばをゆく人の目を釘づけに…。今年も、うちのお嫁さんの御殿場のご実家から新米がすでに届いてますけど、公園のミニ田園も実りの季節を迎えています。家にいても外から金木犀が香る、極楽気分の秋です。

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なのに、極楽気分とは正反対なのがこの世の中の出来事――ロヒンギャ難民の惨状にメキシコ地震、イルマにホゼにマリアと立て続けに被害をもたらしたハリケーン。そして、吐き気がするほどすべての言動に品も知性も雅量もゼロ以下の米国大統領と、かの国の裸の王様の危険な挑発合戦。どちらも一国の指導者になってはいけない人物だというのは一目瞭然ですが、タイミングよく持ちあがったその北朝鮮問題と、みんなとうの昔に自覚している少子高齢化を唐突に持ち出し(世界的不景気のリスクを理由に消費税の増税延期をしたときもそうでした)、「国難突破解散」を高らかに言い放ったニッポンの総理大臣。自己保身解散のための都合のいい理由だと、見え見えでしょ? 待ちに待った素晴らしい季節がやってきたというのに、腹が立つことばかりなのです。


でも、よい週を!


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by serendipity_j | 2017-09-26 16:29 | 花 park | Comments(0)
秋はここ

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気がつくと、秋。待ちに待った秋の訪れです。まずは季節の果物でそれを確認します。ようやく林檎が登場!と思ったら、すでに柿まで出回っているのにはびっくり。お隣の公園でも、花梨やマルメロ(写真はこれ)そしてアケビが、うっすらと色づきはじめています。

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パーゴラには、今年もキウイが文字どおりの鈴生り状態。たくさん落ちているものの、(不味いのか)拾う人はいません。一方、パーゴラをとおり抜けながら味見をする人をよく見かけた葡萄は、ほぼ全滅。わがやの山葡萄も、今年は花が全部落ちて生りませんでした。

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秋の花壇は、すっかりお馴染みの花ばかりです。おなじような色と姿の花を見たのは、ついこないだのことのような気がしますが、そうか、もう一年が経つのですね。去年の秋は、母がまだまだ元気だったし、米寿のお祝いをしたんだわ、と想い出して涙…。秋です。

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毎年、松の木が枯れているのを目にするのも、この時期。片や、草が刈られていない場所ではどの草も秋を謳歌し、勢いよくからまった仙人草(sweet autumn clematis)が目立ちます。葛と比べればずっと愛らしいので、侵略的な雑草ではあるけれど、気になりません。

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もうひとつ、わがもの顔で芝生の斜面をおおい尽くしているのが、毒を持つ、嫌われ者の悪茄子(ワルナスビ)。つけるのが食用になる実なら、「雑草」にならずにすんだでしょうに…。何を見てもメランコリーとセンティメントが交錯する、秋はこれからが本番です。

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そして最近になって、ふと気づいたことがあります。季節感を大事にする日本では、9月になるともう麦わら(いわゆる植物由来の素材)帽子をかぶらないものなのだ、と。つばの広いものはさすがにちょっと抵抗があるけど、中折れ帽のようなのなら大丈夫でしょ、と、まだかぶっていました。が、そういえば暑かった昨日でも、麦わら帽子姿は、公園を歩く人のなかには誰ひとりとしていない…。

季節にはこだわらず、気温に応じて身に着けるものを決めるという装いの西洋化が、抜けきれないのかもしれません。でも、強い陽射しと蒸し暑さのなかで袖のあるもの(長袖、あるいは長い手袋)を着るなんていう真似は、わたしには無理。毎夏、公園で肩を出して歩いているのは、近くの大学の留学生かわたしぐらい? 猛暑の日でも肌を出さない奥ゆかしい日本の女性には、とてもなれません(苦笑)。



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by serendipity_j | 2017-09-22 20:46 | 花 park | Comments(0)
さよなら初夏の光

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雨の日は少なく、初夏の光が射すことが多く、珍しく爽やかだった水無月――。救われる気持ちですごせたいっぽう、まるですべての感情を失ったかのように、ひと月がすぎてゆきました。もちろんその理由は母の他界にありますが、寂しさや悲しみをあえて感じないための、自己防衛だったような気がします。

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けれど、半ば放心状態の水無月をふりかえると、母の死亡に伴う諸手続きと仏事の準備、わけても「家じまい」に圧倒されていました。父亡きあと、家を兄の家族に明け渡し、大切なものと身の回りのものだけを持って、人生で初めての独り暮らしをはじめた母でしたが、15年間にためつづけたモノモノモノ!

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何を見ても母の想い出がよみがえり、メモや日記を読んでは母の気持ちを知って、ついつい手が止まりがちです。わたしが「メモ魔」なのも、切り抜きをスクラップする習慣も、間違いなく母の遺伝でした。ただし決定的な相違は、捨てられない+整理できない世代と、シンプルライフの洗礼を受けた世代の差?

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押入れには、わたしが子ども時代に使っていた毛布や新品の寝具がごっそり詰まっていて、次から次へと出てくる箱や缶のなかには、服に端切れに毛糸にボタン、そして糸。年代物の柳行李は、着物や反物でぎっしり。箱を50個くらいつぶして紙のリサイクルに出し、これで終わり!と思ったそばから、また箱…。

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というわけで、水無月のはじまりとともに途方に暮れていたところへ、娘が助っ人にやってきて、「家じまい」は動き出しました。まだまだ先は見えませんが、(母の遺伝ではない)「片づけ魔」の性分が勝り、感傷を捨てる術を身に着けた感じ…。ほんとうにうんざりするので、毎日少しずつの作業なのです。

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母が用意していた新品のパジャマ入り「入院セット」と別の「準入院セット」も、入院時には一度も間に合うことなく押入れの奥から出てきました。捨てても捨ててもまだある不用品に、もう何も感じることなく片づけています。毎日埃まみれで帰宅し、母の遺影に、「う~ん、お母さ~ん!」と嘆くこのごろです。


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by serendipity_j | 2017-06-30 21:55 | weed | Comments(0)
神無月のペルシカリア
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歩いていると、どこからともなく香ってくる金木犀。日曜日に確認したときには、まだ花の姿も香りもありませんでしたから、ここ一両日で一斉に開花。
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今朝は母のところから自宅に戻る途中、秋の深まりを実感しながら歩きました。とはいえ、気温だけでなく湿度も高い今日は、秋というより夏の陽気。
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ちゃんと秋の花が咲き、紅葉も柿に始まって桜もすでに色づき始めましたが、草も木も花も、日々異なる寒暖の大きな差に、とまどっていることでしょう。
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暑さに疲れた植物に、とりわけ優しいのがこの季節。雑草も繁茂しています。わけてもいま、子孫を残す営みに旺盛なのがタデ科。水際を見るとびっしり!
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蓼食う虫も好き好きの、あのタデです。地味だけれど、よく見るとどれも可愛い花ばかりで、この秋の薄紅のミゾソバ(persicaria thunbergii)は格別。
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お隣の公園にはほかにも(上から順番に)、細長い葉のシロバナアキノウナギツカミ(persicaria sieboldi?もしかするとナガバノウナゴツカミpersicaria hastato-sagittata かも)、小さな花の形が桜のようなシロバナサクラタデ(persicaria japonica)などが咲いています。以上が、ペルシカリア(persicaria イヌタデ属)。

そして、もともとは園芸用として海を越えた名前に「japanese」のつく秋の花で、米国を覆い尽くす勢いのクズ(japanese arrowroot/ kudzu)同様、英国ではjapanese knotweed と呼ばれてみんなから憎まれているイタドリ(fallopia japonica)もタデ科(poligonaceae)の仲間です。地味な花ですが、わたしは好き。ただし、(ロンドンに住んでいたときにはわたしも駆除に苦労したように)一夜にして2メートルほどに成長し、突然ジャングルが出現しなければ、の話ですが。


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by serendipity_j | 2016-10-18 14:42 | weed | Comments(0)
初秋のクサニワトコ、朱色の実
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今年の夏に発見した花、クサニワトコ(別名ソクズ)をお見せしてからひと月。老母が検診を受けるために病院へつきそう機会が、最近ありました。
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あれ以来、クサニワトコが気になっていたわたしは、検査と診察のあいだの待ち時間を利用し、実をつけた姿を見ようと例の空き地へとダッシュ(笑)。
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クサニワトコは刈られもせずあのままで、無数の小さな実を結んでいました。熟した実は、赤というより朱色。緑から黄、そして朱に色づくようです。
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鈴なりについた赤珊瑚の珠のような実に、ん、なにかに似てる?と思い、すぐに浮かんだのが昔々のお雛さま享保雛古今雛)の女雛の冠でした。
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というわけで、アンティークな趣のクサニワトコの実。家で写真を撮るために、崖から落ちないよう気をつけながら、ふたたび花盗人に(お許しを)。
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この多年草のsambusucuc chinensis (またはjavanica)はchinese red elder と呼ばれることもあり、ちなみにjapanese red elder は日本のニワトコです。

ところで、白いテーブルのうえにこぼれた朱色の粒を見て、日の丸を連想してしまいました。なんと地元大阪で開催された(現在も試合中! ただし消化試合)テニスの国別対抗戦devis cup では、ウクライナをストレートで破ってあっけなく日本の勝利。今後の、若手の活躍がたのしみです。公式サイトの記事を読むと、ウクライナの選手たちは時差と蒸し暑い気候に悩まされ、そのうえスミルノフ選手は、試合前夜にリゾットを食べて(え、どこでどんな?)下痢までしちゃったとか。どちらの選手のみなさんも(錦織選手をはじめ日本の選手もほとんどが拠点は海外?)時差ボケと闘っての試合。しかも、この大阪特有の蒸し暑さに苦しめられるなんて…。勝ってうれしいけれど、ほんと~に、もうしわけない気持ちでございます(苦笑)。

よい連休を!

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by serendipity_j | 2016-09-18 15:21 | weed | Comments(0)
夏の花、秋の花、晩夏の風景
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お隣の公園ではいま、秋の訪れを知らせる花、スウィートオータムクレマティス(仙人草)が花盛りです。歌にもあるように、「小さな秋」を探して長歩きを再開しようと、心身ともにギアを秋モードに変えたというのに、しぶとく居残る夏の蒸し暑さに、毎朝ちょっと腹が立ちます。でも、今朝はかなりいい気分…。
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そのわけは、錦織圭選手の、全米オープン4回戦の突破でございます。珍しい早起きに(午前2、3時の未明は早起きにならないみたい)老母は驚いておりましたが、朝はたいてい機嫌の悪いわたしが、いつになく優しかったようです(笑)。いつもは目を覆ってる場面が多いのに、今日の試合は安心して観られました。
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「世界のニシコ~リ」の魅力が堪能できるこんな動画に元気づけられ(細身のショーツのスウェット素材とカッティング、そして色のセンスなど、uniqlo の安っぽさにはやっぱりガッカリしつつも?)、フォアよりもバックハンドで点を稼ぐ世界でも稀有な選手である、という記事を読んで挑んだ試合(tv観戦)でした。
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公式サイトの予想では錦織選手勝利とはなっていたものの、なにしろ相手は初戦で61本のエースを打った211センチのカルロヴィッチ選手。ところが下調べをすると、フロリダに住み、twitter での面白いやりとりが人気だそう。あの苦虫をかみつぶしたような顔から想像しにくいけど、ユーモアのセンスが評判なのです。
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で、カルロヴィッチ選手の顔、どこかで見たことある…と長いこと考えていたのですが、ヒマワリを見てわかりました! そう、ヒマワリで有名なゴッホです(ほら、ね?)。 ただ、素顔はわりとイケメン(ほら?)。37歳でも最近またランキング上昇中ということで、対戦相手が錦織選手でなければ、応援したかった~。

次はマリー選手です。最後まで強気でいくべきではないでしょうか。会場の、もんのすごい雰囲気に呑まれないこと(あそこで「ニッポン、チャチャチャ」はあわないんでない?)。ボールが入らなくても失望を見せないこと。押され気味でも眉を八の字にしないこと。それが鍵? 今度こそアンディに勝つ!と信じましょう。


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by serendipity_j | 2016-09-06 16:40 | 花 park | Comments(0)
真夏に咲く白い花、クサニワトコ
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先日、母が入院中の病院から駅に出る途中の道で、白いレース状の花が目に留まりました。空き地に群生しているのは、たぶんこれまで見たことのない雑草。
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高さが1メートル以上で、ずいぶん立派に育ったセリ科の花のようですが、開花ピークを真夏に迎える種類があるとは思えず、だいいち、葉の形がちがう…?
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灼熱の太陽が照りつけるなか立ち止まって、数日間は花や葉をじっくり眺め、答えが出ないので、ついに草むらに手を伸ばし、2本ほど、家にもち帰りました。
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葉も花もエルダーフラワーに似ているけれど、これは木ではなく草です。で、ネットで調べてようやく突き止めた正体は「ソクズ」。初めて聞く名前の野草…。
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またの名を「クサニワトコ」、とあり、ん、これで納得。ボタンとシャクヤクの関係のように、エルダーフラワー(ニワトコ)の「草ヴァージョン」なのです。
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属はスイカズラで科はニワトコ。似ていたわけですね。ただしこのクサニワトコには、ハニーサックルやエルダーフラワーのような、甘く強い香りはありません。
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原産地は中国と日本。英名は「chinese elder」。漢方薬に用いられているそうです。蒸し暑さに負けない「草のニワトコ」。この夏、初めて出会った花でした。


ところできょうは、71年前に戦争が終わった日。ことし、3度目の黙祷を捧げました。暑い盛りの8月に3度ある、平和への願いを新たにする最後のチャンスです。平和への考え方は人それぞれちがいますが、わたしは、「祖国のために命を捧げろ!」という人(自分の命は?)を防衛大臣に据え、あの手この手で、日本人のもつきわめて真面目なメンタリティーを戦前に回帰させようとするabe 首相の思惑には、give me a break! という感じで、いまでは、あの声(いつも「…で、ごジャイます」で終わる軽い言葉の羅列)を聞くたび虫唾が走ります。

一方、地球の裏側では、スポーツ選手たちのさわやかなバトルがつづき、連日、夜中から始まる応援のせいか、わたしは少し痩せました(笑)。スポーツは生がいい!といっておきながら、じつは、ハラハラドキドキのしどおしで、見ていられない場面のほうが多いくらいです。ところが、今朝の錦織選手 vs rafa(ナダル選手)の3位決定戦の決定的瞬間だけは、なぜか錦織選手のメダルを確信し、見届けることできました。まだメダル獲得の可能性のある競技は残ってますが、メダルの色は、何色だっていいんです。メダルをとれなくったっていいんですよ。日本を代表して参加したすべての選手を、誇りに思います!

p.s.
余談ながら、トイレットブレイクで錦織選手がなかなか戻らないときには、トイレで何者かに襲われたのではないかと、ものすごく心配したんですが(原因は、単に、トイレまでの距離があったからのよう?)、例のごとくヤル気満々でコートに立っていたrafa が、「遅すぎる!」という感じで、審判に文句をいっていたのが印象的。でも、じつは、錦織選手に腹を立てていた、というよりも、審判への苛立ちだったようです。昨年のリオ・オープンでトイレットブレイクをとったrafa が、ショーツを前後さかさまにはいて戻ったところ、はきなおしを許可しなかったのが、あの審判だったのです! そのときの因縁が、原因のようでした。


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by serendipity_j | 2016-08-15 13:32 | weed | Comments(2)
ドッグデイズ葉月
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公園を歩いていても、週日の繁華街へ出かけても、大勢の親子でいっぱい。夏休みですもん、毎日楽しく過ごしたい!と子どもたちは思って当然。夏休みに入った盛夏の時期ならではの、いい想い出をつくりたいですよね。というわけで、子をもつ親は、夏休みはたいへんです。でもでも、なにも特別なことをしなかったとしても、大人になったとき、どんな夏休みの想い出も、宝物になります。
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うちの子どもたちはどれほど覚えているかわかりませんが、英国で送る初めての夏休みに旅行したスコットランドを、わたしはいまでもよく思い出します。
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イングランドとは異なる風土と文化から生まれる美しさに、すっかり魅せられてロンドンのフラットに戻ると、台所に飾っていたアザミの花が冠毛だけに…。
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スコットランドではいたるところで見かけた、国花のアザミのモチーフ。まだ新しい記憶が、羽毛のごとくフワリフワリと舞ってしまうような気がしました。
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うちの母の夏休みの思い出は、比叡山延暦寺での座禅合宿。臨海学校のことも、よく話に出てきます。どれも、戦争前の、平和なころの想い出です。その戦争前のような、暗~いニュースが多いこのごろ…。正気とは思えない発想や発言をする政治家の台頭で、世界が崩壊してゆくような気にさえなるこの夏、ついに老母が体調を崩し、先週、入院しました。蒸し暑い夏は、高齢者には堪えます。


(写真のアザミは6月に撮影。日本は英国よりも2か月ほど早く咲きますから…)

あぶそる~とロンドンもよろしく!

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by serendipity_j | 2016-08-02 23:30 | weed | Comments(0)
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