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穏やかな秋の日がつづきます。昨日、さわやかさに誘われて、珍しくお昼の公園へ散歩にゆくと、夕方とはかなりちがうことに気づきました。わき目も振らずにウォーキングに集中する人たちが目立つ遅い午後の光景に対し、あちこちで、のんびり読書を愉しむご老人の姿が…。視力の衰えた者にも便利なkindleが普及しそうでも、やっぱりこういうときは、p-bookでしょうね。 子どものころからずっと、美術、文学、音楽の3つが、暮らしにはなくてはならない要素でした。でも、その3大要素のうち、環境的に遠のいてしまっている美術だけでなく、どうも最近、音楽の占める割合までも小さくなってきました。では、文学により傾倒? いえ、そうとはいえないかもしれません。結局、影響を強くうけた本はというと、10代で読んだ本がほとんどです。 わけでも、言葉に関する美意識という意味で、今でもその意識の源となっているのが、この詩集、マリー・ローランサンの『夜の手帖』。子ども時代から絵を描いていたため、エコール・ド・パリの芸術家には早くから惹かれていたものの、ローランサンの絵はあまり好きではなく、初めて読んだ堀口大學の訳詩で開眼し、詩にも絵にも作家自身にも、すっかり虜になりました。 じつは、ローランサン人気は、本国フランスはもとより欧米ではそれほどでもありません。ところが日本には熱狂的なファン(黒柳徹子さん!)がいて、このわたしもアポリネールがローランサンとの恋の破局を詠ったミラボー橋へ足を運んだひとりですが、ローランサンには縁もゆかりもない遥か彼方の極東の国に、ローランサン美術館まで造られているのですから、驚きです。 本のカヴァーは滲みだらけ。でも嬉しいことに、表紙の美しさはそのまま。 展覧会の図録も、度重なる引越しにかかわらず、奇跡的に残ってます。 メランコリックな淡いピンク。この色こそが、ローランサン・カラーでしょう。 先月、道端でピンクのツルボの花を見つけたとき、ローランサンが浮かびました。125年まえ、パリで生まれたマリー・ローランサン。10月31日が誕生日でした(その日のトピックにするつもりが、ハロウィーンにちなんだカボチャのニョッキに)。今でもときどき思い出したように、本棚から『夜の手帖』を抜き出し、開きます。本を手にとる喜びは、e-bookでは味わえません。 p.s. 時間の問題、と思ってましたが、you tubeに、尖閣ヴィデオがとうとう流れましたね。wikileaksをはじめ、国際テロに関する機密文書のネット流出など、リークがますます激しくなってきました。このインターネット時代に、各国の政府は、どう対処できるのでしょうか? ↓you can make my day ;) thank you!
by serendipity_j
| 2010-11-05 12:42
| book
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