チコリの花、再登場です。すべてを知っているつもりで、じつは知らなかったお隣の公園…。めったに近づくことのない管理事務所まえに、キッチンガーデンがあることを知りませんでした。
いつもは通らない場所がふと気になり、珍しく足を向けてみると、
あのチコリの花が、ほとんど人知れず、しかもたくさん咲いていたのです。翌日、さっそくカメラをもって出直しました。
青でもなく、紫でもない。ちょうどその中間の、薄い色。水色も、空色も、矢車草の青も、ブルーが大好きなわたしにとっては、何時間見つめていても見飽きることがなさそうな花が、このチコリ。
花の色を別の花の色でたとえるのは、花に対して失礼だとは思うのですが、チコリの花は、ペリウィンクル(ツルニチニチソウ)のブルー、と呼ぶのが、語感的に(?)相応しいような気がします。
キッチンガーデンに植わっているのは、ほかにセージとローズゼラニュームとミントなど。訪れる人のいったい何人が、これをチコリの花だと知っているでしょう? 小さな名前の札、欲しいところです。