広島での「リトルボーイ」投下から3日後、11時02分に「ファットマン」が落とされた、68年まえの
長崎。今日、8月9日も、決して忘れてはいけない日です。
この日になると、広島の惨状を知りつつも降伏しなかった日本と、原爆の威力を十分に知ったはずの米国が再度下した決断に、あらためて怒りがこみあげます。
この忘れてはならない日を記念し、
長崎では平和祈念式典が開催され、ロンドンでも今晩、テムズ川での灯篭流しや、
ピースウォークが行われるそうです。
核爆弾の廃絶を願うのはもちろんのこと、核廃棄物を増やすだけの原発も、最も事故の危険の高い地震国の日本だけでなく、
世界中からなくなることを願います。
核が未来に問題を残しているという事実に、みな気づいていないはずはありません。目先の欲に目がくらみ、
怖いニュースに耳をふさいでいるだけの話なのです。
放射能汚染が後世にどれほど影響するのか、わかっているはずの日本で、福島の原発事故のあとも全面的な原発廃止に向かわないことを、とても不思議に思います。