山葡萄を収穫してから3日。冷蔵庫に入れたままの山葡萄を早く煮てしまわなければ、とは思うものの、くる日もくる日も、その気になれない暑さでした。
冷凍室に入れなかった葡萄が、冷蔵室のなかで傷んでしまっては元も子もない、と一大決心し、ようやくガスレンジのまえに向かったのは、火曜日です。
今年は、少し茶に変色した粒やまだ熟しきっていない粒もあるため、皮ごとジャムにするのはやめて、途中で種と皮をとりのぞき、こすことにしました。
材料は、いつものとおりレモン果汁とお砂糖のみ。ペクチンを加えないので、「jelly」(いわゆるアメリカ流のクリアなジャム)は、やっぱりできませんでした(苦笑)。
おまけに、ふたをする直前に壜を倒してしまい、4分の1ほどの量がパアに(よくあることなのです)。過去最大の収穫量も、「猛暑ボーナス」とは行かず…(涙)。
そこで、捨てるつもりだった葡萄の皮をもう一度絞り、お砂糖と水を加えてシロップを作りました。それで作ったのはグラニータ。この夏も、こればっかりです。