突然やってきた真冬のような寒さも弱まり、気持ちのいい小春日和の土曜日をすごしています。今朝は9時すぎまで、見わたすかぎり薄い霧が立ちこめていました。
遠くの山々を隠したり見せたりして流れる窓の外の霧を、朝食をとりながらぼんやり眺め、そんなゆったりとした土曜の朝が、このうえなく贅沢に思えるひとときでした。
東京へ出発する直前まであたふたとし、戻った日から大阪出張の息子が数日滞在。週の半ばには珍しく外に出る仕事があったりで、久々の忙しさでしたから…。
ようやくハーブの鉢を北側のバルコニーから南側に移し、東京から送った荷物や旅行かばんが片づいたのは昨日。すっきりした部屋でないとくつろげない性質です。
夏から初秋にかけて集めたおいたハーブの種を、今日は袋にしまいましょう。可愛いので思わず拾ったイガや手折ってもち帰った雑草は、思い切りよく捨てなくては。
いま、外から聞こえてくる小気味よい音は、枝を剪定する植木屋さんのハサミの音――。霧の朝で始まった晩秋の週末に、たとえささやかでも!満ちたりた気分です(笑)。