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セレンディピティ ブログ
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無花果のクラフティ
無花果のクラフティ_a0147281_15211186.jpg

にわか雨はあったものの、今日は久々に初秋らしい日。帰路を遠回りした公園では、小路のうえを赤トンボが飛び、すでに開いた彼岸花も2本…。
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パーゴラでは、鈴なりの葡萄を「試食」する人の姿を今日も見かけました。一方、無花果の木は実をつけても赤く色づかないので、だれもが無関心のよう。
無花果のクラフティ_a0147281_15214188.jpg

ちゃんと熟した実がついていたなら、あっと言う間に消えていることでしょうね。その無花果は、わたしにとって、夏の終わりを味わうための果実です。
無花果のクラフティ_a0147281_1521594.jpg

生か火を加えるか、主食の一品にするかデザートにするか、という2つの食べ方は、どうも毎年代わり映えしませんが、甘いほうは、今年はクラフティに。
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気持ちに余裕のないときのお菓子づくりは、簡単で失敗のないクラフティがいちばん。ヴァニラエッセンスを加えて焼いたときの香りも、最高ですしね。
無花果のクラフティ_a0147281_15223650.jpg

果物をあまり好まず、食が細く、栄養もカロリーも不足しがちのうちの老母に、果物入りのクラフティなら栄養満点で柔らかくて食べやすく、即決でした。

本日の焼き菓子: clafoutis d'autunno al fichi e vaniglia


ところで、母と過ごす夜は、ニュースのあとはたいてい映画(wowowの録画)を観ます。でも昨晩は、「たまにはサッカーでも観てあげましょうかね~」と、偉そうな独り言をいって、母につきあってもらいました。最近の試合には選手たちの「情熱」が感じられず、こちらも、ほかのスポーツばかりに熱が行っていたので…。カンボジアのゴールキーパー、ガッツがあってイケメンで、好守備で勝たせてあげたかったけど、まあ、日本が勝ってよかったです。それよりなにより、終了後にあいさつするカンボジアの選手たちの礼儀正しさ、いやあ、爽やかでした!

そこいくと東京五輪のエンブレム問題は、ほんと、後味の悪い話題。デザインの性質上、偶然似ちゃうことはじゅうぶんにありうる!とわたしは考えていたのですが、日本のグラフィックデザイン界をリードするadが、だれかのアイデアやら画像やらを「ちょこっといただいちゃった」という証拠がいろいろ出てきて、そのずうずうしさにビックリ。コンセプトがちがうから盗作じゃないとかなんだかんだ言っても、業界では、たいていプレゼンの段階で、あとから辻褄の合うコンセプトをくっつけるのが常(いいすぎかも、ですが)。やっぱり、クリエーター自身のモラルとプロ意識が欠如かな。というより、日本の広告界では、「ちょっといただくデザイン」が、まかりとおってきたのかもしれません? 昔、アートのコンペティションに関わる仕事をしていたので、ポスターのadを選ぶ段階や作品の審査過程など、内幕を見ることができたため、広告界のエリートたちが「なあなあ」になる業界の雰囲気、よ~くわかるのです。

でも、チヒョルト展を開催したgggギャラリーは、デザイン業界ではすごく有名。学園祭のポスターコンペに応募する学生じゃあるまいし、応募者自身が、よくもまあそんなに公的な場で多くの人の目に触れたポスターに似た作品を応募したもんだ、と思うし、審査員たちにしても(お仕事をよくお願いした方の姿がtv に映ってて苦笑)、最終選考に残った作品が、例の「最終案」がリエージュ劇場のロゴに似ているかも?どころのレベルではなく、チヒョルトの作品にそっくりなのが、なぜわからなかったのか、わたしには不思議(わかっていても、「ちょっといただくデザイン」ならokだと思ったのかも?)。そして、チヒョルトの作品に酷似している!とわかった時点では、まだ発表前だったわけだし、商標登録だとかそんな問題以前に、なぜボツにしなかったかも、わたしには理解できないところです。今回の件は、プロ意識に欠けるクリエーター自身と、それを「原案」として再デザインを命じた人(その権利をもつのは、どこのだれ?)に責任がある! そう思います。

素敵な週末を!(憂鬱な気分を一新し、貴重な晴れ間を愉しもう…)

あぶそる~とロンドンもよろしく!

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by serendipity_j | 2015-09-04 15:43 | クッキング sweet
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