ジャムづくりはわたしにとって、幸福を確実に封じこめておける唯一の方法かもしれません。季節の果実でつくったジャムを開けると、幸福が飛び出します。
昨年も、苺と甘夏にはじまって公園で拾った桑の実やスモモ、アンズ(
種の仁を入れたフランス流の風味づけに)など、季節ごとにジャムをつくりました。
無類の果物好きには、果物を煮るときのあの甘く芳しいアロマが、麻薬のようなものなのです。そして、季節を封じこめたジャム抜きに、朝はすごせません。
一方、きょうは21世紀で最悪な日。その理由?
ワシントンを見てください。
最悪な人間が最大国のトップの座につくのです。世界にとって悪夢のはじまり…。
いま窓の外では、灰色の雲の隙間からサーモンピンクの空がのぞいています。心は暗くなるばかりですが、ほのかにさす希望の光を、信じることにします。
2017年の20日が、すでに過去となりました。24時間体制で老母の世話をしはじめてからは、時の流れがよけい速く感じられ、老化も待ったなしです(笑)。
本日のプリザーヴ : french-style apricot jam (with kernels)/ ripe japanese apricot (ume) jam/ plum jam/ mulberry jam/ strawberry jam
長期保存には「
プロセス」を。慣れると簡単なのでぜひ、お試しください。
今年もそろそろ、ジャムづくりの1年がはじまります。
あぶそる~とロンドンもよろしく。