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カテゴリ:weed( 44 )
雨が残した無数のダイヤモンド

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曇り時々晴れ、雨、晴れ、天気雨、曇り、雨、晴れ…と空模様が、猫の目のように目まぐるしく変わる土曜日。台風の影響でいまも強い南風がい吹いています。晴れた、と思うと急に雨が降り、黒い雲が去ったあとには青空がのぞき、強い陽が射してはいるものの雨が降っていたり、よくわからないお天気のせいで、きょうは朝からお昼すぎまで、バルコニーに干したお洗濯ものを入れたり出したりしていました。

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好きな音楽をかけ、窓の外の雲や青空を眺めながらとる朝食や昼食は、お金のかからないラグジュアリーだ、といつもひとり悦に入るのですが、きょうの昼食時、久しぶりにTosca をかけて複雑な空模様を見つめながらサンドウィッチをパクついていると、前触れもなく雨音がしてバルコニーに突進しました。アリアに酔いしれていたところを雨で中断され、興ざめでしたが、お洗濯ものは濡れるまえにとりこめました。

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それにしても、雨の多い秋です。長月は秋らしい秋の日を愉しめた記憶がわずかしかなく、中秋の名月も雲に空をおおわれて愛でることができず、神無月に入ってもこのとおり…。雨は苦手でも、雨あがりの公園を歩くことだけは別。雨に濡れた草木が生き生きと見えるばかりか、運がよければ、とびきりシュールな光景に出逢えます。つい先日も池のそばを歩きながら、広場を埋め尽くした雑草を見て息を呑みました。

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コヌカグサの花穂についた無数の雨粒の、そのひと粒ひと粒が、ダイヤモンドのごとく輝いていたのです。それはそれは、得も言われぬ美しさ。数百万個のダイヤモンドが輝く草陰から、秋の虫がさまざまな楽器を奏でています。ひとしきり現実を忘れ、秋の雨がもたらしたシーンに入りこむと、そこには神秘の世界が…。ま、すぐに我にかえって、その日のスーパーのお買い得品などを思い出すのですけどね(笑)。

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最近、ビンジウォッチング病が再発。ニューヨークフィルのオーボエ奏者が書いた回想記をもとにした『Mozartin the Jungle 』がものすごく面白くて、1話だけでは止められず、たいてい4話くらいをぶっとおしで観てしまいます。世界的に著名な音楽家たちが本人役で、アンビリーバブルなほどカメオ出演したり(ヨーヨーマは? ん、さすがに出てこない…)、メキシコやヴェネツィアのロケもありと、製作費もケチってない! 


さて、もうこんな時間になってしまったけど、いよいよ今夜、最終シーズンに入ります。舞台はニッポン。愉しみ~!




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by serendipity_j | 2018-10-06 23:26 | weed | Comments(0)
月曜日の白 #51(小さな秋のクレマティス)

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長月。秋です。ちっとも涼しくならないんですけど、ま、いずれ夏は去ります。真夏と変わらない暑さでも、
sweetautumn clematis (仙人草、とは呼びたくない愛らしさ)が咲きはじめました。初夏のhoneysuckle (忍冬、こちらは風情のある呼び名)とおなじように、ツルが魅力的な野に咲く花。

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先月の終わりころから気にして歩いていたものの、毎年、花を咲かせる生け垣には姿がなく、どうやら駆除されちゃったか、とあきらめていました。ところが、新たな場所に出現。それも、意のままに伸ばしたツルの先には無数のつぼみが…。元気いっぱいに出してるので、歩く人の邪魔になるほど。

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刈られてしまうに、ちがいありません。遠慮なく、長いツルを数本手折ってきました。というわけで、わが家はいま、その初秋のクレマティスが花盛りです。居間の写真を飾ったコーヒーテーブルに食卓に、寝室のデスクのうえの大きな花壜にはドサッと生けて、ベッドの脇のテーブルにも小さいのを。

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暑いあいだは、南北に風のとおる客間で寝ているので、日中、寝室へ花を眺めにいきます。大型台風が接近しても、部屋の花たちは強風に吹かれることなく穏やかな姿を見せてくれていますが、台風21号の進路予想図によると、その中心がわたしの住む地域の上空を通過する感じ。被害がでませんように…。

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by serendipity_j | 2018-09-03 20:45 | weed | Comments(2)
ワルナスビはワルクナイ?

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73年まえに戦争が終わった日。お盆といっても、郵便局も通常どおりの営業で、お掃除の方々もきょうはお休みではないものの、ご近所は心なしかいつもよりひっそりとしています。

曇っているのか晴れているのかよくわからない空模様のなか、いつものようにサングラスをして帽子をかぶり、傘をもって昼まえの公園にむかうと、雨がパラパラと降りだしました。

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公園はいつになく人影もまばら。それでも、子どもたちの虫捕りにつきあうお父さんやおじいさんの姿が。蝉の合唱に交じって、コオロギの優しい鳴き声が聞こえるようになりました。

雨は結局、たいした降りではありませんが、道が濡れて光るほど降ったのは、ここ数週間でははじめて。とはいえ水分補給とはいえず、紫陽花の葉はどれも力なく垂れ下がっています。

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それにしても、雑草は元気です。とりわけ繁茂しているのが、世界中で嫌われているワルナスビ。猛暑にも打ち勝ち、棘もあり毒もあるので寄りつかれず、公園でもテリトリー拡大中。

でもよく見ると、ナスの花ほどデリケートではないけれど、淡い紫色の花びらに、黄色の大きな花芯のついた、ちょっと野性的な可愛い花なんです。棘に気をつけて摘んで帰りました。




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by serendipity_j | 2018-08-15 16:59 | weed | Comments(0)
文月のドッグデイズ

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危険な暑さ? まさに! きのう、夜寝るまえにチェックしたきょうの天気予報の最高気温は、39℃でした。外れてもいいのに、気温はいまほぼ予報どおり。ご高齢の方々、そして子どもたちだけでなく、健康に問題ない人たちの命すら脅かすほどの、耐えられない暑さがずっとつづいていています。が、ここを逃げだせないなら、生きるために、耐えるしかありません。

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どうかなっちゃいそうなこの暑さが、1日でも早く去ってくれることだけを願い、半ば、無為に夏をすごしています。太陽が高く昇るお昼まえの公園に歩きに行っても、木の陰になった道以外は歩く気になれず、いかにして「自分の森」を創ったかという素晴らしい本を読んでいても、入りこんだその森からすぐに現実に戻ってきてしまい、何事にも没頭できない毎日。

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毎年、公園の柵の横で、鮮やかな紫の花を咲かせるアザミ。スコットランドの(涼しい)夏を想い出させる花です。この夏は、梅雨まえからいまだ草刈りの手が入らず、例年より多くのアザミが咲いていました。花が終わると、またたくまに種の入った頭が大きく膨らみ、今度は灼熱の太陽に照らされると、ふたたび開いて、無数の冠毛が風に吹かれて旅立っていきました。

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スコットランドと金色の羽毛。う~ん、否応なくある人物が結びついてしまいます(苦笑)。エリザベス女王を「ロイヤル・エクリプス」したあとスコットランドでゴルフに興じ、翌日ヘルシンキで「憧れの男」と再会。共同記者会見の場でのビックリ発言を、帰国してから「二重否定の言い間違いだっただけ」と白々しく訂正したものの辻褄があわず、信じる者なし?

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恐ろしいのは、国のトップ(&その周辺)がつく嘘に慣れてしまうこと。見え透いた嘘だとわかってても、自身の権力を維持するために賛同せざるをえない人たちが、人格、資質、道徳観をとっても本来なるべきではない人間を、そのままトップにいさせていること。オバマ氏が危惧するとおり、世界を見回すとよく似た状態の国がふえてます。日本も例外ではありません。

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きょうのオンライン新聞に、甚大な浸水被害のでた倉敷市真備町で、120人を救った若者の記事を読みました。ブラヴォー!! それにしてもこの暑さでは、後片づけや避難生活の過酷さ、察するにあまりありです。加えて、日本の夏は熱帯の暑さなので、すべての学校のすべての教室にエアコンの設置、それこそ、(ブロック塀の撤去とともに)急ぐべきことではありあませんかっ!(とここだけで演説…)


話変わり、昨夜は、タイの洞窟から救助された13人の記者会見が、英語の同時通訳つきでライヴストリーミングされ、視聴しました。報道されていた内容とは異なる事実も明らかに。たとえば、洞窟に閉じこめられていたとき、食べるものは何ももっていなかったこと(つまり、コーチが食べずに子どもたちにわけてたわけではなかった)など。けさは、亡くなった元海軍特殊部隊員の潜水士を弔うために、そろって寺院に出向いたとか…。


尊い犠牲に心から感謝し、よい市民になると誓います…おお、その言葉の、なんという清廉さよ!



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by serendipity_j | 2018-07-19 17:38 | weed | Comments(0)
黄色のファンタジーと母の日

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タンポポのピークは過ぎた、と思ったものの、道端でも草むらでもまだまだ勢いよく咲いています。それどころか、タンポポによく似たお陽さま色の花が春の饗宴に仲間入りし、この牧歌的な光景はまだとうぶん見られそうです。歩きながら、少しちがって見える形の花が目につくと、ついつい摘んで帰るので、このところわが家には、いつも無数の小さなお陽さまが…。

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タンポポをはじめ、黄色をした野の花は、初めて花に気づいたときの原点に立ち返らせてくれるような、そんなイノセントな記憶を呼び起こしたり、あるいは束の間、ピュアな空想をさせてくれたりします。それにしても、黄色い野の花にはなんて多くの種類があるのでしょう。気にすれば気にするほど、じつは知らなかったという花がつぎつぎに出てくるようなのです。

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いま、お隣の公園で咲いているのは:

ブタナ(豚菜) hypochaeris radicata ;ハナニガナ(花苦菜) ixeris dentata var. albiflora f. amplifolia ; オオジシバリ大地縛 ixeris debilis ; コウゾリナ(髭剃菜) picris hieracioides l. subsp. japonica ; オニタビラコ(鬼田平子) youngia japonica ; ヤクシソウ(薬師草) youngia denticulata ; ミツバツチグリ(三葉土栗) potentilla freyniana ; イヌガラシ(犬芥子); rorippa indica コメツブツメクサ(米粒詰草) trifolium dubium ; キツネノボタン(狐の牡丹)ranunculus silerifolius


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いろいろ調べているうち、数年まえにお隣の公園で初めて見て写真を撮っておいた花の名前が判明。セイヨウヨモギ(西洋蓬)parentucellia viscosa でした。一方、昔、実家の庭で咲いていたエニシダを思い出させるミヤコグサ(都草)lotus japonicus は、道端では咲いているもものの公園ではまったく見かけません。それにキンポウゲ(金鳳花)ranunculusjaponicus も。

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そして、なぜかハハコグサ(母子草)gnaphalium affine も見かけません…。そういえば、きょうは母の日でしたね。母の日は、母の愛情に感謝するだけでなく、自分が母親になれた幸運にも感謝する日だと思っています。先月、母の遺品の写真や手紙類をようやく押入れに片づけましたが、わたしが母に世界のあちこちから送った母の日のカードがたくさん出てきました。

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母の書いた手紙もまた捨てられないもので、大半がノマドのようだった人生にもよらず残っています。花やカードを贈る母はもういません。きのう、公園の花壇で咲きはじめたナデシコを見て、(わたしのような)お転婆とは真逆だった母を花にたとえたなら、きっとこの花だわ、と思いました。とうとうわたしも「母のない子」になってしまいましたけど、雑草が無視できない花好きは、まちがいなく母の遺伝です。


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by serendipity_j | 2018-05-13 13:03 | weed | Comments(0)
立夏の雑草愛

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食材の買い出しにいくたびに、そして公園に歩きにいくたびに、かならず目を向けるのが道の両脇で咲いている花…。生えている場所の違いで、「野草」といえばぐっとロマンティックなイメージに変わりますが、ふだん邪魔もの扱いされている、いわゆる雑草の花です。花壇の花と同様、季節がめぐるにつれどんな花が咲きはじめたのかと、気になってしかたありません。

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先月の下旬あたりから花が咲きはじめた雑草で、地味さにかけてはピカイチなのがこのオヤブジラミ(雄藪虱)です。セリ科のなかまでは花がきわめて小さく、花が咲いたところを家でじっくり眺めようと思い、これまでも遠慮がちにつぼみを摘んではいました。連休中の立夏を迎えた五月晴れの日、群生している公園の草むらから数本、思い切りよく手折ってきました。

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あまりに控えめな花ゆえ、これまで花が咲いているところには気づかなかったほどです。むしろ、ニンジンの葉に似ている美しい葉っぱのほうに惹かれてました。というわけで、初めてちゃんと花を見て、初めて名前を調べた次第。が、雑草の宿命か、学名が torilis scabra のこの花もご多分にもれず気の毒なネーミング。 英語の名前だと、rough hedge parsley なんですが…。

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最近はなんでもネットで検索するので、こんな本をもっていることさえすっかり忘れてましたよ~。久しぶりに本棚から引き出してペラペラとページをめくると、ロンドンですごす初めての春に、家のそばの草むらで cow parsley queen ann’s lace を夢中で摘み、名前を知りたくてこの本を買ったときの記憶がよみがえりました。わたしの雑草愛は、永遠です(笑)。

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by serendipity_j | 2018-05-07 23:24 | weed | Comments(2)
さよなら初夏の光

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雨の日は少なく、初夏の光が射すことが多く、珍しく爽やかだった水無月――。救われる気持ちですごせたいっぽう、まるですべての感情を失ったかのように、ひと月がすぎてゆきました。もちろんその理由は母の他界にありますが、寂しさや悲しみをあえて感じないための、自己防衛だったような気がします。

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けれど、半ば放心状態の水無月をふりかえると、母の死亡に伴う諸手続きと仏事の準備、わけても「家じまい」に圧倒されていました。父亡きあと、家を兄の家族に明け渡し、大切なものと身の回りのものだけを持って、人生で初めての独り暮らしをはじめた母でしたが、15年間にためつづけたモノモノモノ!

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何を見ても母の想い出がよみがえり、メモや日記を読んでは母の気持ちを知って、ついつい手が止まりがちです。わたしが「メモ魔」なのも、切り抜きをスクラップする習慣も、間違いなく母の遺伝でした。ただし決定的な相違は、捨てられない+整理できない世代と、シンプルライフの洗礼を受けた世代の差?

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押入れには、わたしが子ども時代に使っていた毛布や新品の寝具がごっそり詰まっていて、次から次へと出てくる箱や缶のなかには、服に端切れに毛糸にボタン、そして糸。年代物の柳行李は、着物や反物でぎっしり。箱を50個くらいつぶして紙のリサイクルに出し、これで終わり!と思ったそばから、また箱…。

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というわけで、水無月のはじまりとともに途方に暮れていたところへ、娘が助っ人にやってきて、「家じまい」は動き出しました。まだまだ先は見えませんが、(母の遺伝ではない)「片づけ魔」の性分が勝り、感傷を捨てる術を身に着けた感じ…。ほんとうにうんざりするので、毎日少しずつの作業なのです。

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母が用意していた新品のパジャマ入り「入院セット」と別の「準入院セット」も、入院時には一度も間に合うことなく押入れの奥から出てきました。捨てても捨ててもまだある不用品に、もう何も感じることなく片づけています。毎日埃まみれで帰宅し、母の遺影に、「う~ん、お母さ~ん!」と嘆くこのごろです。


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by serendipity_j | 2017-06-30 21:55 | weed | Comments(0)
神無月のペルシカリア
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歩いていると、どこからともなく香ってくる金木犀。日曜日に確認したときには、まだ花の姿も香りもありませんでしたから、ここ一両日で一斉に開花。
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今朝は母のところから自宅に戻る途中、秋の深まりを実感しながら歩きました。とはいえ、気温だけでなく湿度も高い今日は、秋というより夏の陽気。
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ちゃんと秋の花が咲き、紅葉も柿に始まって桜もすでに色づき始めましたが、草も木も花も、日々異なる寒暖の大きな差に、とまどっていることでしょう。
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暑さに疲れた植物に、とりわけ優しいのがこの季節。雑草も繁茂しています。わけてもいま、子孫を残す営みに旺盛なのがタデ科。水際を見るとびっしり!
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蓼食う虫も好き好きの、あのタデです。地味だけれど、よく見るとどれも可愛い花ばかりで、この秋の薄紅のミゾソバ(persicaria thunbergii)は格別。
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お隣の公園にはほかにも(上から順番に)、細長い葉のシロバナアキノウナギツカミ(persicaria sieboldi?もしかするとナガバノウナゴツカミpersicaria hastato-sagittata かも)、小さな花の形が桜のようなシロバナサクラタデ(persicaria japonica)などが咲いています。以上が、ペルシカリア(persicaria イヌタデ属)。

そして、もともとは園芸用として海を越えた名前に「japanese」のつく秋の花で、米国を覆い尽くす勢いのクズ(japanese arrowroot/ kudzu)同様、英国ではjapanese knotweed と呼ばれてみんなから憎まれているイタドリ(fallopia japonica)もタデ科(poligonaceae)の仲間です。地味な花ですが、わたしは好き。ただし、(ロンドンに住んでいたときにはわたしも駆除に苦労したように)一夜にして2メートルほどに成長し、突然ジャングルが出現しなければ、の話ですが。


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by serendipity_j | 2016-10-18 14:42 | weed | Comments(0)
初秋のクサニワトコ、朱色の実
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今年の夏に発見した花、クサニワトコ(別名ソクズ)をお見せしてからひと月。老母が検診を受けるために病院へつきそう機会が、最近ありました。
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あれ以来、クサニワトコが気になっていたわたしは、検査と診察のあいだの待ち時間を利用し、実をつけた姿を見ようと例の空き地へとダッシュ(笑)。
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クサニワトコは刈られもせずあのままで、無数の小さな実を結んでいました。熟した実は、赤というより朱色。緑から黄、そして朱に色づくようです。
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鈴なりについた赤珊瑚の珠のような実に、ん、なにかに似てる?と思い、すぐに浮かんだのが昔々のお雛さま享保雛古今雛)の女雛の冠でした。
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というわけで、アンティークな趣のクサニワトコの実。家で写真を撮るために、崖から落ちないよう気をつけながら、ふたたび花盗人に(お許しを)。
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この多年草のsambusucuc chinensis (またはjavanica)はchinese red elder と呼ばれることもあり、ちなみにjapanese red elder は日本のニワトコです。

ところで、白いテーブルのうえにこぼれた朱色の粒を見て、日の丸を連想してしまいました。なんと地元大阪で開催された(現在も試合中! ただし消化試合)テニスの国別対抗戦devis cup では、ウクライナをストレートで破ってあっけなく日本の勝利。今後の、若手の活躍がたのしみです。公式サイトの記事を読むと、ウクライナの選手たちは時差と蒸し暑い気候に悩まされ、そのうえスミルノフ選手は、試合前夜にリゾットを食べて(え、どこでどんな?)下痢までしちゃったとか。どちらの選手のみなさんも(錦織選手をはじめ日本の選手もほとんどが拠点は海外?)時差ボケと闘っての試合。しかも、この大阪特有の蒸し暑さに苦しめられるなんて…。勝ってうれしいけれど、ほんと~に、もうしわけない気持ちでございます(苦笑)。

よい連休を!

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by serendipity_j | 2016-09-18 15:21 | weed | Comments(0)
真夏に咲く白い花、クサニワトコ
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先日、母が入院中の病院から駅に出る途中の道で、白いレース状の花が目に留まりました。空き地に群生しているのは、たぶんこれまで見たことのない雑草。
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高さが1メートル以上で、ずいぶん立派に育ったセリ科の花のようですが、開花ピークを真夏に迎える種類があるとは思えず、だいいち、葉の形がちがう…?
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灼熱の太陽が照りつけるなか立ち止まって、数日間は花や葉をじっくり眺め、答えが出ないので、ついに草むらに手を伸ばし、2本ほど、家にもち帰りました。
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葉も花もエルダーフラワーに似ているけれど、これは木ではなく草です。で、ネットで調べてようやく突き止めた正体は「ソクズ」。初めて聞く名前の野草…。
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またの名を「クサニワトコ」、とあり、ん、これで納得。ボタンとシャクヤクの関係のように、エルダーフラワー(ニワトコ)の「草ヴァージョン」なのです。
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属はスイカズラで科はニワトコ。似ていたわけですね。ただしこのクサニワトコには、ハニーサックルやエルダーフラワーのような、甘く強い香りはありません。
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原産地は中国と日本。英名は「chinese elder」。漢方薬に用いられているそうです。蒸し暑さに負けない「草のニワトコ」。この夏、初めて出会った花でした。


ところできょうは、71年前に戦争が終わった日。ことし、3度目の黙祷を捧げました。暑い盛りの8月に3度ある、平和への願いを新たにする最後のチャンスです。平和への考え方は人それぞれちがいますが、わたしは、「祖国のために命を捧げろ!」という人(自分の命は?)を防衛大臣に据え、あの手この手で、日本人のもつきわめて真面目なメンタリティーを戦前に回帰させようとするabe 首相の思惑には、give me a break! という感じで、いまでは、あの声(いつも「…で、ごジャイます」で終わる軽い言葉の羅列)を聞くたび虫唾が走ります。

一方、地球の裏側では、スポーツ選手たちのさわやかなバトルがつづき、連日、夜中から始まる応援のせいか、わたしは少し痩せました(笑)。スポーツは生がいい!といっておきながら、じつは、ハラハラドキドキのしどおしで、見ていられない場面のほうが多いくらいです。ところが、今朝の錦織選手 vs rafa(ナダル選手)の3位決定戦の決定的瞬間だけは、なぜか錦織選手のメダルを確信し、見届けることできました。まだメダル獲得の可能性のある競技は残ってますが、メダルの色は、何色だっていいんです。メダルをとれなくったっていいんですよ。日本を代表して参加したすべての選手を、誇りに思います!

p.s.
余談ながら、トイレットブレイクで錦織選手がなかなか戻らないときには、トイレで何者かに襲われたのではないかと、ものすごく心配したんですが(原因は、単に、トイレまでの距離があったからのよう?)、例のごとくヤル気満々でコートに立っていたrafa が、「遅すぎる!」という感じで、審判に文句をいっていたのが印象的。でも、じつは、錦織選手に腹を立てていた、というよりも、審判への苛立ちだったようです。昨年のリオ・オープンでトイレットブレイクをとったrafa が、ショーツを前後さかさまにはいて戻ったところ、はきなおしを許可しなかったのが、あの審判だったのです! そのときの因縁が、原因のようでした。


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by serendipity_j | 2016-08-15 13:32 | weed | Comments(2)
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