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カテゴリ:花 park( 90 )
倒木の桜、満開

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ノートルダム大聖堂の火災で、尖塔が焼け落ちる動画はショックでした。ノートルダム、と聞いて脳裏をよぎったのは、高いところから見下ろしていた不気味なガーゴイルのほうでしたが、すぐにあの美しいバラ窓(ステンドグラス)のことが気になりました。と同時に思い浮かんだ光景が、倒れたままで無数の花を咲かせていた公園の桜です。

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この世に楽園のような美しさをもたらせてくれる自然は、ときとして残酷すぎます。昨年はこれまでになく強い台風に見舞われ、多くの木が倒されました。きょうも公園を歩いていて、毎春、濃いピンクの花をつける関山の木が2本、消えてなくなっていることに気づいたばかりですが、かなりの数にのぼる倒木に、まだ手つかずの場所もあります。

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いつも歩く細い園路の脇で倒れているソメイヨシノが、周囲よりひと足遅れてつぼみをつけているのを知ってはいたものの、先週末、満開になった姿を見て、その力強さにはじめて驚いたのです。そのイメージが、あれほどの火災でも焼け残ったノートルダム大聖堂のバラ窓に、重なりました。生き残った美しさほど、心を打つものはありません。

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じつはもうひとつ、ノートルダム大聖堂の尖塔が焼け落ちるところを見てイメージが重なったのが、2001年タリバンによって破壊されるバーミヤン渓谷の石仏です。これもそのようすが映像で残されているため、より強い印象で悲しみが脳裏に刻まれました。宗教や信仰と関係なく、美しいものが壊れていくのを見るのは、ほんとうに悲しいものです。

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by serendipity_j | 2019-04-17 21:32 | 花 park | Comments(0)
如月の "savage pink"

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月初めに娘がきていたときのお愉しみプランは、旧正月(というかひと月遅れ)のお節、稲荷山の頂上征服(狙った頂上ではなかったけれど、お目当ての豆大福もゲットできたので、まあ達成)、レストランK(階下のK氏がオーナーシェフ)でのランチ、そして、娘がいちばん望んだのが、お隣の公園の梅園での「梅見」でした。寒い冬の暖かい日に、亡母を誘った梅見が好い想い出になっているので、滞在中に暖かい日さえあれば、ぜひ…。で、幸い好天気に恵まれ、芳しい梅の花の下でお弁当を広げて、風流を味わいました。いつの日か、にっこりとしながらふり返るのでしょうね。

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梅は、桜よりも見ごろずっと長いので、殺風景な冬からあちこちで花が咲きはじめる早春まで、ピンクや白で彩を添えてくれます。加えて、公園では毎年、俳句の募集があり、見ごろを迎えるころに梅園の脇に立てられた掲示板で発表されます。これもまた風が流だなあ、といつも愉しみにしているのですが、美しく巧みな句に感心したり、標語みたいな句に失笑したり…。寒い時期に咲く梅は、パッと咲いてパッと散る華やかな桜とはちがってやや抑え気味の味わい方が似合うようです。いまは花もだいぶ散り、小さな花びらが園路を染めていますが、枝垂れ梅は見ごろを迎えています。

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昨年の台風の傷跡は、公園にも色濃く残っていて、おびただしい数におよんだ倒木の処理作業は現在もつづいていて、倒れた木や折れた木が移動され、どこを見てもスカスカな印象で、寂しいかぎりです。いっぽう、今月の初めに、自然災害に見舞われた昨年から整備作業は多忙とみえ、草刈りまで手の回らなかった野性が姿をのぞかせている場所で、咲きはじめの枝垂れ梅の美しさが目を惹きました。先週末にはその枝垂れ梅も満開になり、野蛮な枯草とのコントラストが、梅のしなやかさをいっそう際立たせている姿を目撃。こういう花の姿が、わたし好みの「野趣」な美しさなのです。

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きょうはあいにく雨模様ですけど、暖かい日がつづいていたきのう、バルコニーのハーブを植え替え、パセリの種をまきました。なんだか春みたい、と思ったものの、いや、もう春なのかも、とすぐに思い直しました。如月もきょうで去り、あしたから弥生。弥生といえば、紛れもなく春です。



p.s.

統計不正調査で「組織的隠ぺいナシ」という見解が出て、今朝からその集中審議のもようを見逃すまいと、ネットで観たり(お掃除しながら)ラジオで聴いたりと、すっかりmy エンターテインメント化してしまっているんですが、「組織的」どころか、何を証明しようとしてもなかったことにする、もっと大きな「(アビさん率いる)国家的」隠ぺいの連続に、も~いい加減にして~とウンザリ。ハノイでは米朝会談がおこなわれてますけど、(ヴェトナム戦争中は医師の診断書を偽造して兵役を逃れたといわれている)ギャングまがいの大統領と、肉親をも消してしまう独裁者ですよ、世界の注目を集めるための「ショー」でしかなく、2度目の今回は、内容に関してさほど期待でないというのが、世界の見方のようです。


仰々しい警備に豪華なディナーに、ナルシストのトランプさんとキムさんには満足なお膳立てでしょうが、米国では、むしろ、トランプさんのフィクサーを務めていたコーエン氏の公聴会での発言のほうに、国民とメディアの関心は集中。さすが米国、スケールがちがうなあ、と思うのは、(不動産王ではあるものの「リアリティショー」出身)のトランプ大統領就任以来、政界での出来事が、全部そのまま映画になるような展開なのです。今回の公聴会でのコーエン氏の発言にしても、あ、これ、映画化されたら使うんだろうな、と思うような場面がてんこもり。「もしトランプ氏がペテン師なら、あなたは自分をなんだと思うのか?」という質問に、「馬鹿者(a fool)」と…。まるで、映画のシーンのようじゃないの!


第二の故郷だった英国では、政界ドラマはぐっと地味に展開中。ブレグジットを巡って国会が右往左往し、優柔不断さを露呈してるみたいで、英国らしいというのか、はてさていったいどうなることやら…。というわけで、花粉の飛び具合以外にもいろいろ気になることが多くて、熱心に取材し真実を探る海外のジャーナリストたちには敬意を払ういっぽうで、かなり暗い気持ちにもなりますが、やっぱりいまいちばん憤慨しているのは、官房長官の記者会見かな。スーガさんの横暴な言動や不誠実な態度、不公正な方針が許せない! でも、望月記者に対するハラスメントを見てみぬふりする「会社員」記者たちと、この件を他人事のように扱う報道機関に、もっと強い怒りと失望を、ますます感じているこのごろです。



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by serendipity_j | 2019-02-28 15:10 | 花 park | Comments(0)
若葉のころ 2018

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卯月のにわか雨が皐月に花を咲かせる、とは西洋でよくいわれることわざ。それほど、さっと降る雨や春の嵐のようなお天気がつきものの卯月ですが、今年はかなり少なめ。それでも、一昨日には久方ぶりにザアザアと雨が降りました。その雨があがったお昼まえ、いそいそと出かけたのがお隣の公園です。雨があがって間もない公園は、人影もまばらで静かなだけでなく、雨に洗われた草や木が、いつもよりも鮮明な色彩で目に映るから…。


昔もいまも、春といえばこの花。どこを見ても、黄色いタンポポがのどかな光景を創っていましたが、たいてい綿毛も飛び散り、ピークはすぎたようです。そのタンポポがすっぽりおおっていた芝生の丘。ちょうど1週間まえはこうでした。

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おなじように春らしい黄色のカロライナジャスミンも、夜中に降った雨のせいで、花を落としていました。実家のガレージの横の生け垣に、母が植えていたのもこれです。羽衣ジャスミンに負けていましたが、いまはどうなっているでしょう…。


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満開を迎えたナニワイバラも同様に、棚の下には雨に濡れた大きな花びらが。インドシナ半島あたりの原産ながら、帰化した北米では、白い花びらが「チェロキー族の女性の涙」を象徴するようになり、ジョージア州では州の花になっています。

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もう十数年毎日のように訪れているのに、この春初めて気づいたのがオオデマリ。裏手の勾配になったところに数株植えられていました。よく似た「ビバーナム」と同じビバーナム属。「ビバーナム」は英国では「ゲルダーローズ」と呼ばれます。

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雨は少なかったものの、この春の植物の世界ではすべてが先どり。何もかもが先を争うように早く咲き、早く散ってしまいます。とはいえ、見わたすかぎりの優しい若葉色に、楽園で聴くような珍しい野鳥のさえずりに、季節は申し分ありません。

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若葉のように柔らかくて瑞々しい才能…神童はもちろん日本にもたくさんいますけど、唸ると同時にニコリとせずにはいられなかったのが、ヴィヴァルディを「聴かせる」このヴァイオリン演奏。ビヨンセを「歌いあげる」この3人も。や、お見事! 



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by serendipity_j | 2018-04-26 22:00 | 花 park | Comments(0)
春花木

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花木のなかでもっとも寿命の長いのが木瓜(ボケ)。晩秋から咲きはじめていまだに咲いているので、1年の半分、花をつけていることになります。その木瓜にも、草木瓜という種類があることを知り、じっくり観察してみたものの、どちらがどっちなのかを見分けるにはまだまだ修業が足りないようです。公園の紅葉谷で咲いているこの木瓜は開花時期が短いので、ひょっとすると、梅園のそばで咲いている木瓜と種類がちがうのかもしれません。


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種類が多い椿の花も、寒い時期に咲くものと、ちょうど桜の見ごろと重なるものとがあります。その椿の季節も、そろそろ終わりですね。

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その終わりの時期に見られるのが、いちばん華やかな「乙女椿」の類。千重咲きのピンクの椿が、公園のあちこちで咲いています。

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弥生の半ばからずっと追ってきた桜。主役は八重桜と里桜に移っています。早く咲きはじめた御衣黄は終わりも早く、惜しい気が…。

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ほんの4日まえの八重紅枝垂です。この桜もまだ花をつけていた山桜も、きょうは強い風が吹き荒れたため、花吹雪となって散りました。

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桜の開花とともに季節が巡ったことを実感しますが、その桜も葉を茂らせて夏の準備をしています。週末、池に戻っているのを確認し、月曜日にはまだ見られたオシドリの姿は、きょうはもうありませんでした。残念ながらただの「ストップオーヴァー」でしかなかったみたいで、いつのまにか飛び立ってしまったようです。でも、ツバメはとっくに舞い戻っていますし、あのにぎやかなヨシキリのさえずりが聞こえてくるのも間もなくでしょう。

***


前代未聞級のハチャメチャな大統領が、恰好のお笑いネタになっている米国では、ユーザー情報を大量流出したFBCEOザッカーバーグ氏の公聴会が上院でおこなわれ、よどみなく答弁するハイライト動画を観たあとで、らちがあかない閣僚と官僚と答弁にも~ウンザリ!と思いながらも、衆院予算委員会のネット中継を観てしまいました。ハッキリ整然と言葉を組み立てざるをえない英語という言語と文化そのものの違いもありますけど、新聞も決裁文書も読まないという麻生さんの相変らずの答弁は論外で、グダグダしたくどい話し方で要点をはぐらかす安倍さん、やましいとこがあってコトをハッキリさせたくないからだ、というのはだれの目にも明らか。安倍さんのおかげで、日本はどんどん汚い国になってる気がしてならないのですけど、日本のためにもご自身のためにも自民党のためにも、これ以上醜態をさらさずに、早いとこ、潔く内閣総辞職するしかないのでは?



あぶそる~とロンドンもよろしく。トピックは、「ハリー&メーガン」のロイヤルウェディングです。


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by serendipity_j | 2018-04-11 23:05 | 花 park | Comments(0)
桜を見ては貴方を想いだす…

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お隣の公園は、ちょっとした桜の宝庫です。年が変わるとき、冬空に華やかさを添えるヒマラヤ桜にはじまって、紅葉谷でひっそりと咲く四季桜がつづき、寒さに耐えて開く冬桜。そして河津桜が満開になると霞桜が咲き、霞桜が散るころには、山桜に大島桜、枝垂れ桜に染井吉野が散歩道を薄紅色に染めて、桜の競演はいよいよ佳境に…。どれを見てもきれいで目移りするうちに、主役は八重桜と里桜へと引き継がれてゆきます。

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まだか細い冬桜をはじめ、この春からは十月桜、小彼岸桜など新たな桜が加わりました。なかでも目をひくのが「祇園枝垂桜」と呼ばれる一重白彼岸枝垂桜 prunus subhirtella f. pendula――。円山公園の枝垂桜の直系です。まだ若いので花の数は少ないものの、白に近いピンクと枝ぶりがじつに優雅。円山公園の「桜守」、16代目佐野籐右衛門さんは母の小学校時代のクラスメイトなので、この樹に親しみを覚えずにはいられません。

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冬桜も、まだ花をつけていますが、これは、小彼岸桜 cerasus ×subhirtella miquel 'subhirtella' と十月桜 prunus subhirtella miq.var. autumnalis makino(↓)。

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葉が出ても美しいのが山桜 prunus. serrulate var. Spontanea。四季桜 cerasus x subhirtella ‘semperflorens’4日まえ)は、きょういくとほとんど散ってしまいました。

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染井吉野 prunus yedoensisも、あっという間の花吹雪…。子どもたちが春休みとあって、この1週間は、週日でもお花見ピクニックでにぎわっていました。わたしもきのう、桜の木の下でお弁当を広げて「ひとり花見」をしました。昨春は、床に伏していながらもまだ母がいて、お花見ドライヴのお誘いにきてくれたハトコに、「来年は、夜桜を見に連れてってね」とお願いしていた場面がよみがえります。どこでどの桜を見ても、母を想いだす春です。

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ところで…


どこを見ても、一気に満開の「桜 week」だった先週、もうひとつの関心事は「佐川氏証人喚問」でした。桜の美しさと正反対の醜さを知った週…なんといいましょうか、食べごろのいい色になるまでじっと待っていたアヴォカドの皮をむいたら、投げ売り品を買ったわけでもないのに黒い筋がたくさん入っていて、ほとんんど食べられない、そんな後味の悪さで、腹が立ちました。改ざんに関与しているにもかかわらず、ご褒美の国税庁長官の座に数か月も厚かましく居座りつづけた佐川さんが、どちら側に立っているのか、あまりにもはっきりしてました。


弁護士の補佐人、ボディガード役、用意された黒塗りの車など、佐川さんの背後にだれがついているのかもあまりにあからさまで、茶番もいいとこ、阿保らしくなってきます。おまけに、傲岸不遜なうえ大臣の資質もないくせに「務めて新聞を読まない」財務相の愚の骨頂そのものの発言(欧米の新聞だったら、政治家の叩き方は日本のように優しくない!)には、絶句。頭がよくて知性がある人が総理大臣や大臣になるわけではない日本の大臣のレベルは、残念ながらこの程度でしかないのだと、改めて実感しました。


こういった件で司法の判断が出るのは、み~んなが忘れちゃったころの、遠い遠い将来のことらしいので、まどろっこしい敬語を連発する話し方で腹黒さを隠したい日本の総理大臣の、思う壺にしてはいけません! 国民の働きかけで、ジャスティスを追及するしかないのです。お隣の韓国での市民の団結はいわずもがな、「マーチ」(デモ行進)がお家芸のフランスや、イラク戦争反対で100万人が歩いた英国。そして米国では、銃規制を訴える高校生を中心に100万人あまりのマーチが実現したのに、日本人は、権力をもつ者に反対して抗議することが、なんでこんなに苦手なのだろ…。



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by serendipity_j | 2018-04-01 23:28 | 花 park | Comments(2)
しだれ梅の香る薄暮

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ここ数週間、毎日歩く公園で決まりごととなっているのが、梅園の「くぐり抜け」。寒紅梅はすっかり散ってしまったものの、白や薄紅のしだれ梅が甘く芳しい香りを風に漂わせ、花から花へと訪れる者をいざないます。とりわけ薄暮がはじまる時間は静けさのなかに色彩も沈み、そのぶん嗅覚が冴えるような気がして、至福のときをすごせるからです。

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梅園では毎年俳句を募集しています。では、わたしも梅見て一句、といいたいところでしたが、センスはゼロ。代わりに橋本鶏二の「うすずみを含みしごとく夜の梅」という俳句を見つけました、素敵すぎます。きょうは昼まえに梅園にいき、香りはもう消えたかな?と思ったものの、まだ好い香りのなかを夢見るようにとおり抜けることができました。

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梅の香りをかげるうちは、梅園は公園を出るまえの最後のお愉しみ、ということにしています。そこにたどり着くまでに、紅葉李(ベニバスモモ)の花にも河津桜にも迎えられるので、いわば季節限定のロマンティック街道。そして、木の下のまだ枯れ葉が目立つ芝生に目を向ければ、小さなスミレも咲いています。きょうはうぐいすの歌も聞こえました。

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公園を出る直前に、バーダー数人がレンズのまえで息をこらす場面に出あい、「何がいるんですか?」とわたし…。そっと枝にとまっている鳥を見せていただき、名前も教えていただきました。帰り道、それをずっとつぶやきながら帰宅し、用事をすませて「マナチャズク」を検索すると、ノーヒット。どこで間違ったのか、「マミチャジナイ」でした(笑)。

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米国よりマシ、と思ったニッポン。蓋をあければヒドイことになってました(涙)。連日、ネットの国会中継が面白くて目が離せませんが、ホントは、面白がっててはいけませんね…。でも、マリー・アントワネットみたいな安倍昭恵さんを国会に呼んでも、どうせ「記憶にない」のオンパレードになるのがオチじゃないかと思います。籠池さんはある意味で面白い人ですが、そもそも、戦前の国粋主義的な教育には賛成できません。軍国主義から抜け出し、ようやくここまで育った民主主義を逆戻りさせる教育方針に共感(安倍夫人は「感涙」まで!)するような人物が、国のトップとして権力を握り、官庁もメディアも自分のいいなりにならざるをえないような構造を築いて、どんな日本にしようとしている(た)のか、そこが問題。

この前代未聞の「安倍ゲート事件」(海外メディアはそう呼びはじめてるみたいで)が、米国民がニクソン大統領の関与を許さなかったウォーターゲート事件のような展開になるかどうかは、ニッポン国民の判断にかかってます。


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by serendipity_j | 2018-03-19 23:02 | 花 park | Comments(0)
秋、すこしずつ

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またまた雨。台風SAOLA が近づいています。先週末、日本列島を襲ったスーパー台風LAN は、雨はさほどひどくはなかったものの、暗くなってから吹き荒れた恐ろしいほどの強風。臆病な母がもし生きていたら、怖くて一睡もできなかったことでしょう…。案の定この風が、わたしが公園の隣に住みはじめてから最大の被害を、公園の樹木にもたらしました。


雨のあがった月曜日、さっそく公園へ。折れて落ちた椎の木の枝が散歩道を埋め、月桂樹や松の倒木が横たわり、ぽっきりと折れたユーカリの大木のまだ湿った幹があらわになり、45度に傾いた背の高い糸杉など、多くの木々の無残な姿を目の当たりにして悲しくなりました。今月に入って戻ってきていた野鳥たちは、あの風のなかでどうしていたのでしょう? 


公園では危険な箇所が優先的に片づけられ、散歩道から赤いコーンがほぼ消えた木曜日は、素晴らしい散歩日和。ようやく、「黄昏の国」らしい10月の景色を見ることができます。あちらこちらで木々の紅葉が進むいっぽう、花壇にはまだ夏の花が咲いているものの、花びらの彩はずっと深く、茎や葉には赤い水彩絵の具を混ぜたような秋色に変化しています。

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一日が短くそして影が長くなるこの季節の、温かい夕陽を浴びた秋明菊。白い花びらがうっすらと茜色に染まって…。

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美しい草や木に目移りしていると、あっというまに陽が沈んでしまいました。夕焼け空を背景にいっそう赤く燃える沼杉。

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花とおなじくきれいな色の葉を見て、「秋は二度目の春」と言ったのはカミュ。空の高いところを見あげると三日月が…。

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P. S.

秋だけど春、というイメージにぴったりのERDEM がコラボしたH&Mキャンペーンヴィデオ。バズ・ラーマン監督が製作。ロマンティックで野性的で神秘的な花の世界に、体操の白井選手似(?)の青年が登場!


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by serendipity_j | 2017-10-28 22:55 | 花 park | Comments(0)
(雨が降るまでの)素敵な神無月

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神無月は、いいお天気がつづいた最初の週から一転し、雨、雨、そしてまた雨。きょうは午後から雨脚もつよくなり、日課になっている公園でのウォーキングも、あきらめるしかありません。上天気だった最初の週末、戻ってきた野鳥と虫の歌に耳を澄ませながら、神無月の公園で咲く花の写真を撮りました。

まずは野花。毎秋見つけるのをたのしみにしている「わたしの秋の七草」と勝手に決めているのが、秋いちばんに咲くsweet autumn clematis(仙人草)、ニラ、ツルボ、ヒヨドリバナ、ミゾソバ、ノコンギク、そして初夏よりも断然多く咲くツユクサです。秋らしい色彩のなかで目の覚めるような青が目立ちます。

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きわめて地味な小花を咲かせるヒメジソはもう終わり。池のほとりで、いつも遠慮がちに咲いているサワキキョウ(沢桔梗)には例年になく勢いがあります。

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花壇では、ヴァラエティに富んだサルビアに、息を吹き返したブッデリアとフジバカマ(もしかすると品種改良されたjoe pye weed ?)も咲いています。

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セージのなかで、最近のお気に入りはロシアンセージ(もっと公園に増やしてください…笑)。同じシソ科のコキアコリウスもセージに似た花をつけてました。

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ナニワノイバラのヒップが膨らみ、ザクロも色づいています。桜にハナミズキ、ケヤキなど、紅葉し始めた木もあるものの、まだまだ夏の青さを残す沼杉。

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最近は珍しくないオリーヴの木。公園では見事に実り、ここはどこの国?という感じ。しかも週末は、ロンドンが懐かしくなるアイスクリーム・ヴァンも登場!

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しばらく、美しい秋の日のウォーキングは望めないようです。じつは今月のはじめに、亡母の住まいは新しい「主」を迎えたため、急転直下ですべてが片づいてしまいました。これまでと同じように、毎日公園を歩いても、もう母の住む場所に向かって足を進めることはありません。思うと切ないとはいえ、とてもいい方に住んでいただけて、幸運でした。

わたしの暮らしもようやく落ち着いた感じで、きょう本を二冊注文。(英国から)届くのがたのしみです。病院のベッドで横になっている母の顔をのぞきながら、ときどき本に目を落としていた五月以来、この数か月のあいだはまったく本を開いていませんでした。注文した本の内容は、一冊が都市のなかを、もう一冊は森のなかを、歩く女性のお話です。


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by serendipity_j | 2017-10-16 22:59 | 花 park | Comments(0)
曼殊沙華、またの名をスパイダーリリー

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きょうもニッポン(といっても体験してるのは近畿地方)は朝から晴れ渡っています。きのうは、えもいわれぬ美しい秋の日でした。昨年の秋はどうしたことか見ごろを逃してしまった彼岸花、あるいは曼殊沙華。わたしはお彼岸に咲くこの花を、お墓とリンクしたイメージを払拭するためにspider lily と呼ぶのが好きですが、とりわけ白花のlycoris albiflora は、まさに彼岸(あちらの世界)で咲く花のごとく華麗で神秘的。

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一方、一度見たら一生忘れられないような、毒々しさではピカイチの紅いlycoris albiflora も満開です。突然現れて燃えるように咲き、こちらもやっぱり現実離れした花。赤い炎が広がるように田んぼをとり囲み、そばをゆく人の目を釘づけに…。今年も、うちのお嫁さんの御殿場のご実家から新米がすでに届いてますけど、公園のミニ田園も実りの季節を迎えています。家にいても外から金木犀が香る、極楽気分の秋です。

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なのに、極楽気分とは正反対なのがこの世の中の出来事――ロヒンギャ難民の惨状にメキシコ地震、イルマにホゼにマリアと立て続けに被害をもたらしたハリケーン。そして、吐き気がするほどすべての言動に品も知性も雅量もゼロ以下の米国大統領と、かの国の裸の王様の危険な挑発合戦。どちらも一国の指導者になってはいけない人物だというのは一目瞭然ですが、タイミングよく持ちあがったその北朝鮮問題と、みんなとうの昔に自覚している少子高齢化を唐突に持ち出し(世界的不景気のリスクを理由に消費税の増税延期をしたときもそうでした)、「国難突破解散」を高らかに言い放ったニッポンの総理大臣。自己保身解散のための都合のいい理由だと、見え見えでしょ? 待ちに待った素晴らしい季節がやってきたというのに、腹が立つことばかりなのです。


でも、よい週を!


あぶそる~とロンドンもよろしく。



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by serendipity_j | 2017-09-26 16:29 | 花 park | Comments(0)
秋はここ

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気がつくと、秋。待ちに待った秋の訪れです。まずは季節の果物でそれを確認します。ようやく林檎が登場!と思ったら、すでに柿まで出回っているのにはびっくり。お隣の公園でも、花梨やマルメロ(写真はこれ)そしてアケビが、うっすらと色づきはじめています。

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パーゴラには、今年もキウイが文字どおりの鈴生り状態。たくさん落ちているものの、(不味いのか)拾う人はいません。一方、パーゴラをとおり抜けながら味見をする人をよく見かけた葡萄は、ほぼ全滅。わがやの山葡萄も、今年は花が全部落ちて生りませんでした。

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秋の花壇は、すっかりお馴染みの花ばかりです。おなじような色と姿の花を見たのは、ついこないだのことのような気がしますが、そうか、もう一年が経つのですね。去年の秋は、母がまだまだ元気だったし、米寿のお祝いをしたんだわ、と想い出して涙…。秋です。

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毎年、松の木が枯れているのを目にするのも、この時期。片や、草が刈られていない場所ではどの草も秋を謳歌し、勢いよくからまった仙人草(sweet autumn clematis)が目立ちます。葛と比べればずっと愛らしいので、侵略的な雑草ではあるけれど、気になりません。

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もうひとつ、わがもの顔で芝生の斜面をおおい尽くしているのが、毒を持つ、嫌われ者の悪茄子(ワルナスビ)。つけるのが食用になる実なら、「雑草」にならずにすんだでしょうに…。何を見てもメランコリーとセンティメントが交錯する、秋はこれからが本番です。

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そして最近になって、ふと気づいたことがあります。季節感を大事にする日本では、9月になるともう麦わら(いわゆる植物由来の素材)帽子をかぶらないものなのだ、と。つばの広いものはさすがにちょっと抵抗があるけど、中折れ帽のようなのなら大丈夫でしょ、と、まだかぶっていました。が、そういえば暑かった昨日でも、麦わら帽子姿は、公園を歩く人のなかには誰ひとりとしていない…。

季節にはこだわらず、気温に応じて身に着けるものを決めるという装いの西洋化が、抜けきれないのかもしれません。でも、強い陽射しと蒸し暑さのなかで袖のあるもの(長袖、あるいは長い手袋)を着るなんていう真似は、わたしには無理。毎夏、公園で肩を出して歩いているのは、近くの大学の留学生かわたしぐらい? 猛暑の日でも肌を出さない奥ゆかしい日本の女性には、とてもなれません(苦笑)。



あぶそる~とロンドンもよろしく。



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by serendipity_j | 2017-09-22 20:46 | 花 park | Comments(0)
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