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セレンディピティ ブログ
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カテゴリ:四季( 94 )
木苺とストロベリームーン
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昨夜は満月。近畿地方の梅雨入りはまだ。というわけで、昨夜は満月を愛でることができました。米国では、野苺が赤い実をつけはじめるこの時期の満月を、「ストロベリームーン」と呼ぶのだそうです。ところかわり、ヨーロッパでは、ローズムーンやホットムーンなどと呼ばれるそうですが、いずれにしても、ロマンティックに響く名前を知ると、6月の満月が特別な満月に思えてくるから不思議です。

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日本の苺の季節は早いので、先月、さかんに愛らしい実をつけていたわが家の野苺も、もう終わりです。でも、公園の端で苗代苺がいくつか熟していました。はじめてこの木苺を見た昨年は豊作で、たくさん摘んでジャムをつくったほどでした。今年はあまり花が咲かなかったため実も少なく、しかも、熟しているのはほんのわずか…。けれど観賞用にしても、じゅうぶんに価値のある雑草です(というか雑木?)。

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おとなりの公園では、1年をとおして3種類の野性の木苺がなることがわかり、ジャムにできるとはかぎらなくても、見つけるのが愉しみです。熟した梅もよく落ちているので、それをシロップにしたりジャムにしたり、この時期は大忙し。で先週、梅シロップをつくっていて、クエン酸とまちがえて重曹ソーダを入れてしまい、お鍋がオレンジ色の泡で溢れてビックリ。どちらも同じような小袋入りで、紛らわしいんです。

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日曜日もチャイをつくっていて、シナモンとまちがえてクミンを入れてしまいました。老眼がすすんでいるだけでなく、きっと視力も落ちているんですね。日中は、ニュースやトークショー(おもにTrump 氏の理解不能行動、悶絶もの)の動画を立て続けに観てしまうし、最近のNetflix は観たいものが目白押しで(たとえば、新作『Rolling Thunder Revue』や『When They See Us』、『The Chef Show』)、ついつい夜中をすぎてもまだ観てたりするから…。ビンジウォッチングは要注意。

そうそう、きょうは亡くなった兄の誕生日でしたが、生まれてはじめて震度6弱を経験した、大阪北部地震が起こったのが、1年前のきょうでした。地震は怖いけど、そんな非常事態にモノがよく見えない事態というのは、もっと怖いものかもしれない?



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by serendipity_j | 2019-06-18 22:20 | 四季 | Comments(0)
春爛漫の候 : a sunday morning walk

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春本番。決していちばん好きな季節ではないものの、寒さで縮こまっていたからだが自然と伸びる陽気に、気持ちもほぐれます。朝からとてもいい気分なので、公園ではなく、めったにとおらないご近所を歩いてみることにしました。


駅に出るときにとおる細い私道に、じつはお気に入りの一画があります。住宅に囲まれたその空き地で育つさほど大きくない数本の木は、見るたびに花か実をつけています。秋は柿がなっていましたが、今朝とおると夏蜜柑が鈴なり!


夏蜜柑はよほど酸っぱいとみえ、拾う人も盗む人もなく落ちたまま…。花や野菜も「自然児」のような育ち方で、手入れをする時間がないのか手がないのかわからないけれど、少々野性的なこの無造作加減に、すっかり魅せられています。

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ご近所の、こういった住宅街のなかの空き地はどんどん消えています。ある日突然、更地になったかと思えば、次にとおったときには家が建っていたり。この辺りは今でこそ家が立て込んでいますが、昔は農地や竹やぶだったと聞いています。


というわけで、かつての「地主さん」らしきお屋敷も散在していて、最近の建売住宅から消えた「門」を見学するのが愉しみです。それはそれは立派な門構えに日本家屋の歴史を感じとりながら、ふと目に入ったのが門のまえの黒いパンジー。

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濃い紫が黒に見えることはあっても、ここまで黒いスミレは初めてです。そこから、足の向くまま気の向くままの朝の散策で唯一の目的、投票をすませるために小学校へ…。時間帯のせいか、見かけるのは年配の方ばかりで、若者たちはどこ?


社会の形を、自分で選ぶことのできるたったひとつの権利が投票だなんて、若いころには知ろうともしませんでしたからね、わかります。でも現実は、民主主義がこれまでになく危うくなっている状況なので、無関心ほど怖いものはありません。


畑と田んぼ、そして市民菜園が入り交じった地区でレンゲが咲いていました。スミレ同様、いまが季節です。幼いころに住んでいた福岡の小倉北区でも京都の西京区でも、当時はまだ家の周りに田んぼがあって、レンゲを摘んだ春を思い出します。

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ほんとうに春爛漫。関山もライラックももう咲いています。そのまま公園まで足を延ばすと、満開の桜のおかげでいつもの日曜の数倍の人出。BBQ広場も大にぎわいです。公園の桜は公園ブログにまとめましたので、ご近所で見ごろの染井吉野を。

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by serendipity_j | 2019-04-07 20:03 | 四季 | Comments(0)
紅葉が、美しすぎて…

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夜のあいだ降っていた雨があがり、すっきりと晴れた朝。晩秋に、これほど好条件のそろった日を、逃す手はありません。用事をすませたわたしは、公園へ紅葉狩りに…。きょうあたりがピークです。

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すでに訪問者でにぎわう紅葉谷では、濡れていっそう鮮やかさがきわだつ赤や黄の葉に、朝の陽の光があたって「別世界」。えもいわれぬ美しいその光景に、あちらこちらから感嘆の声が聞こえてきます。

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今週はずっとカメラをもって歩いていました。意図せず、結局おなじ構図でシャッターを押しているので、一昨日撮ったものと比べると紅葉が進んだことがわかります。いずれ、枯れてしまうのですね。

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どこに目を向けても美しすぎて、ついつい写真を撮りすぎてしまうのが、この紅葉シーズンの難点…?



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by serendipity_j | 2018-11-29 21:56 | 四季 | Comments(0)
柿色の晩秋

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たわわに実った柿が、深紅に燃えあがった紅葉と重なり、完璧な晩秋の姿を生み出しています。毎年、おなじ場所でおなじ構図を眺めておなじように感激し、足を止めていることに、毎年ハタと気づくのですが、まあこれも、何ごともなく一年が巡ってきたことに感謝すべき、ささやかな幸福? 

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色づいた柿の実と赤や黄や茶色の木の葉を眺めながら、小春日和の散歩を連日愉しんでいたところ、先週、はじめて「冬の匂い」を嗅いだ朝、急に寒さを感じて、ついにセーターを出しました。秋の花がまだ咲いていても季節は着実に進んでいます。霜月もあと数日でおしまい。もう師走です。
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年の瀬に近くなって面倒くさくなるまえに、あれやこれやのマイホーム修理プロジェクトにとりかかっています。ホームセンターを行ったついでに、パセリの種(蒔くのは3月に)やヒヤシンスの球根を買ったりも…。すると、嗚呼、ほしかったものへの物欲が堰をきったようにあふれ出し、amazonであれこれ買ってしまいました。
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きょう届いたそのうちのひとつ、バッハの無伴奏チェロ組曲のCDをずっと聴いています。チェロの音色は、(いま流行りの)マインドフルネス瞑想に最適。ほんとうは、昔もっていたジャクリーヌ・デュプレを買うつもりだったものの、どのアルバムだったのかまったく思い出せないため、チェロなら無伴奏で、バッハでしょ、と。ところが!奏者によってぜんぜん解釈が異なるので、王道のロストロポーヴィチにすべきでは、とも思いましたが、サンプルを聴き比べると、テンポが速くて週末の朝の瞑想には不向き…。素人好みではあっても、わたしにはやっぱりヨーヨーマがしっくりきますCMで聴きなれてるせい?)。だいいち、古典音楽通なんかじゃなく素人なんだし。そのヨーヨーマを聴きながら夕飯を食べ終えて、twitter で知った訃報:わたしの大好きな映画監督、ベルトルッチが亡くなってしまいました。


p.s.

新シーズンのCM はうちの娘&うちの婿ドノが音楽を担当してます↓


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by serendipity_j | 2018-11-26 21:25 | 四季 | Comments(3)
晩秋は、コローの樹とコンスタブルの空

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待ってました!と口に出して言いたくなるほどの、美しい秋の日がつづきます。まださほど寒くなく、紅葉を追いかけて、どこまでも歩きたくなるような季節です。毎年この時期になると、足を止めては悦に入るスポットが公園にあります。とりわけ晩秋の風景が美しく、澄んだ空と背の高い樹々が、子どものころから憧れてきたあるふたりの画家の絵を、ほうふつとさせるのです。

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カミーユ・コローはバルビゾン派の画家で、フォンテーヌブローの森の牧歌的な風景を多く描きました。いまからウン十年まえの11月、はじめてのパリ旅行でその風景をこの目で見たいと思い、パリから電車に揺られてフォンテーヌブローに到着したものの、お城のまえで記念撮影するころにはすでに陽が傾きはじめ、森までいきつくことができませんでした(苦笑)。


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そのコローに影響を与えたのが、英国画壇に風景画の価値をはじめてもたらしたジョン・コンスタブルです。彼の故郷として有名なサフォークも訪れたことがあります。コンスタブルはターナー同様、写実ではなく心の眼で見た景色の油彩スケッチを試み、彼自身はそれを完成した「抽象画」として捉えていたようです。それが、やがて印象派や表現主義を生むことになるのです。

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日本の美しい景色を見ながら、すぐにフランスや英国などの景色と重ねるのは、いけ好かない女の外国かぶれみたいで自慢すべき傾向ではありませんが、毎年秋になるとお馴染みのお隣の公園で、「コローの樹、コンスタブルの空」と勝手に名づけたその場所で、あれやこれや昔を懐かしく振り返ります。未来についてはまったく想いを馳せなくなったのは、わたしの人生も秋だからでしょうね(笑)。


p.s.

カリフォルニアの山火事は、さらなる犠牲者が600人以上にのぼるらしく、唖然とします。すべてを焼き尽くされ、築いてきたものを失うのは悲劇でも、命が助かったのならヨシとせねばなりませぬ? いっぽう、お金持ちは「私設消防団」を雇っているので、お屋敷は焼かれずにすんだんだそう。


相変らず、名誉欲だけで生きてるアビさんの(ことごとく呼び方を変えて内容をごまかすという)政策と(海外に行ってだれかに会ってるってだけの税金浪費)外交に腹を立て、海の向こうの(息を吐くように嘘をつき、気に入らない相手を攻撃するか自分への批判をそっくり相手への批判にすり替える、地球上でもっとも下品で愚かな生き物)爆愚トランプの言動に怒り心頭で、ご両人を茶化すツウィートや記事やニュースやトーク番組を見ては思い切り笑い、なんとか、気をとりなおして生きてます。でなかったら、いまの世の中、酷すぎよ、ほんと。あとは、ゴヒイキさんの明るいニュースを入手して、気持ちをアップ。ファイナルの錦織選手は、ちょっぴり残念な終わり方でしたけど、フェデラー選手には勝てたのだし、よい年でしたね! 4回転に挑戦宣言した高橋選手、日本選手権、頑張ってほしいです(スイマセン、羽生選手には興味がなくて…)。そうそう、あしたは英国でラグビーの試合も。相変らず、スコア見るだけですけどね、応援します。


よい週末を!



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あぶそる~とロンドンもよろしくお願いいたします。今回のトピックは、映画業界人や評論家が投票した「(英語以外の)傑作映画トップ100」。日本の映画は世界に誇れる文化遺産!



by serendipity_j | 2018-11-16 22:01 | 四季 | Comments(0)
秋の花蝶風月(+ロンドン土産)

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空がとっても高い~(低い~)、いちばん好きな季節~♪とユーミンの歌を秋ヴァージョンに変えて、歌い出したくなるような気候です。赤トンボはすっかり見かけなくなったものの、蝶は精力的に活動中。先日、胸の紅い野鳥がうちのバルコニーにやってきて、しばらくこちらをのぞいていました。初めて見る姿なのですぐに調べると、磯鵯(イソヒヨドリ)の雄。ここは海からは遠いけれど、最近は内陸部の市街地にも棲んでいるそう。


先月の中頃までは、暑さのあまり、歩きたくても歩けなかった分をとり戻したいというわけではないけれど、いまは好きなだけ歩けそう。まだまだ葉が青々と茂った公園では一生を終えた草が増え、紅葉もはじまって、日々、季節が移ろっています。日曜日は十三夜、空が澄んでいるので月もきれいです。この夏は火星が大接近しましたが(ペルセウス座流星群も!)、昨夜も月のそばにはっきりと火星が見えました(写真は2か月まえの火星)。

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今週は梅田まで出かけて、ロンドンから一時帰国している友人(あぶロン編集長)に、2年ぶりで再会。年はかなり離れているものの、もう20年くらいのおつきあいです。ということは彼女、結構なお年頃になっているはずなのにいつ見ても驚くほど若い! 毎回いただくお土産もたのしみで、今回は「チューダー朝ハーブバー」(種)という、春が待ち遠しくなるような品も。(食べるために)ハーブを育てているので、気が利いてます。

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食材を仕入れにスーパーにかよう道すがら、いつも目がいく花や果樹や野菜が植えてある空き地で、例年よりも遅く咲いた紫苑の花が、満開になっていました。秋らしい紫の花の群れに足をとめ、見とれること数分…。とにかく秋は素敵です。ふたたび歩きだしたとき、頭のなかではずっとユーミンの「ハルジョオン(ん?そんな花はないはず…)ヒメジョオン」が流れ、気分はすっかり「紅雀」(笑)。感傷的になるのも、秋の好いところ。

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素晴らしい週末を!


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by serendipity_j | 2018-10-19 21:32 | 四季 | Comments(2)
うちの山蒲萄狩り、復活

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昨夏は、花がたくさん咲いたものの、小さく膨らんだ青い実がすべて落ちて、ひと粒も実らなかったうちの一才山蒲萄。バルコニーで育てるには大きくなりすぎ、枝も傷んでいたので冬のうちにかなり刈りこみました。で、やや心配でしたが、ずいぶん小柄になったこの夏、いちばんの豊作となりました。

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いつも葉月に入ると、丸々と太った緑の実がいっぺんに紫に色づき、お盆のころにはその紫がさらに深い黒紫になります。ことしも無事にいい色になったので、青い実が多い房を残して、お盆すぎに収穫しました。そして、夜中に台風cimaron20号)が通過することが予想されたきのう、残りを収穫。

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学名がvitiscongnetiea で、英語ではcrimsonglory vine と名前がついたのは、柄が紅くなることから。紅葉もきれいです。この一才山蒲萄を育てて(笑)10年以上になりますけど、毎日の水やりだけはかかせないため、おかげで夏はどこにもいけませんが、なにもしなくても自分だけで実をつける優等生。

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蒸し暑さにくたびれしまい、なにもする気になれないこのごろ…。収穫した山蒲萄は、とりあえず、冷凍室で眠らせてます(苦笑)。



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by serendipity_j | 2018-08-24 20:32 | 四季 | Comments(0)
沙羅双樹の花の色

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ことしになって、運動もかねてかなり遠くのスーパーマーケットにかようようになったのですが、各玄関先で咲いているお花がきれいな静かな住宅地を抜けるルートが、最近ようやく定着。水無月に入ってしばらくしてから、いつものようにさまざまなお花に見とれながら歩いていると、一軒の住宅のまさに玄関先で満開を迎えた沙羅樹が目に入り、思わず足がとまりました。

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ある日突然、花が咲いているのが目につくまで、それがいったいなんの木かなど気になったこともなかった木…それが、羽二重のごとく光沢のある真っ白な花を無数につけていたのです。沙羅樹でした。二年まえに旅立った、横浜の友人を思い出します。みずからひとつひとつ選んで色をそろえたという、赤レンガの素敵な自宅が完成したとき、彼女が玄関先に植えた木でした。
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多感なころに、初めて『平家物語』の「祇園精舎」を耳にしたわたしは、祇園精舎が寺院を意味するなどまったく知らないまま(苦笑)、これほど美しい日本語の文章はほかにない!とシビレてしまったことがあり、その、平家物語に登場する沙羅双樹の花(本来の樹は、このナツツバキとは別物だそう)を、彼女の家で初めて見て、その美しさにまたシビレてしまったのでした。
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ラッフル状に縮れた花びらの縁の裂け具合と、金色の雄しべがひきたつ純白の透明感が、耽美的です。どこか冷たい響きを残す『平家物語』のイメージにぴったりだと感じ、妙に得心した瞬間でした。それからわたしは横浜を離れ、数年の年月が流れてから彼女を自宅に訪ねると、沙羅樹は枯れてしまったそうで、ほかの木が植えられていました。そして、彼女ももういません。

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まさにこの世は諸行無常。海を越えた大国の大統領が(ロシア共謀疑惑で追いつめながらもいまだに逃げ切り)、ずるくても嘘つきでも大統領ならオッケーという例を示しつづけるので、真面目だったはずのこちらの国でも、(多くの疑惑から逃げ延びるつもりの)不誠実で言葉の軽い首相に倣って、堂々と嘘をつく恥ずかしい大人が増えつつあるので、暗澹たる気もちです。

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盛者必衰の理をあらはす。おごれる者も久しからず…に早くなってくれ~


お隣の公園の四季折々を紹介するブログ park diary  も更新中。


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by serendipity_j | 2018-06-15 23:20 | 四季 | Comments(2)
冬将軍の到来で紅葉は“最終章”

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日曜日。寒さを我慢して夜空を見あげると、燦然と輝く銀色のスーパームーン…。その光の並外れた美しさに感激しましたが、それにしても寒い、寒い、寒い。冬将軍が居座り、真冬の寒さがつづきます。公園にはほんの最近まで、季節を忘れたようにまだ青々としていたモミジの木が何本かあったのに、このところの冷え込みであっという間に色づきました。それでも、夜に降る雨の適度な湿り気のおかげで寿命は延びたのですが、昨日の強い風で多くの葉が吹き飛ばされてしまいました。

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紅葉が遅かったドウダンツツジ。池のそばで目を引きます。

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野鳥の集まる、奥まった場所だけで見られる落ち葉の絨毯。

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ラクウショウもメタセコイヤも、風に踊らされていました。

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頬をさす冷たい風が吹いてても、青空なら文句ありません。

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遠くに望む山々も、日に日に色が変化します。

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来年のことを言って鬼に笑われるかもしれませんけど、新年2日は来年最大のスーパームーンだそう。たとえどんなに寒くても、快晴になることだけを祈りましょう。


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by serendipity_j | 2017-12-06 22:14 | 四季 | Comments(0)
霜月のセレンディピティ

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霜月が終わります。巡る月日の、なんという速さ! これは、歳のせいなのかもしれませんが…。ともかく、2017年もあとひと月です。

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きのう、公園で摘んだ野草。ワルナスビもまだ咲いていました。

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蝶を見たのは13日で、コオロギの声を最後に聞いたのは25日。

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このガクアジサイは遅咲きのようです。晩秋になっても咲きます。

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茜色の陽が沈むと、瞬く間に夜の帳が下りるようになりました。

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ことし最後の月に、思いがけない幸運が、見つかりますように…



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by serendipity_j | 2017-11-30 22:39 | 四季 | Comments(0)
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