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きょうは「チョコレートの日」。カカオ70%のチョコも買ったし、まだ缶を開けてもいないハワイ土産のマカデミアナッツをつかって、ひさしぶりにマンディアンをつくろうと思っていたところ、年末に無印良品で買った苺風味の棒バウムの賞味期限が、それよりも早く迫っていることに気づいてしまいました。で、チョコづくりは後日にまわして、今回のv-day はピンクのお菓子を食べる日に…。ザクロのジャムがまだ少しのこってます。先月、公園の冬苺で恒例のジャムづくりは無事終えていたものの、園路の脇でまだまだ実をつけています。で、それも少し摘んで飾りに…。 これだけではまだどこか淋しい、感じ? 冷蔵庫をのぞくと、ザクロのシロップも残ってます。というわけでこれとジン&ヴェルモットでピンクマティーニに…。 ピンクが集まっただけで、ロマンティックな雰囲気です。それにしても最近は、義理チョコもあまり目にしなくなった日本だけでなく、世界的に、ヴァレンタイン、ヴァレンタインって、昔より騒がなくなったような気がします。いまはもう、そんな甘い時代じゃないのかも…。いっぽう米国では13日を「galentine's day」として、女同士の絆を強めるために女子会を催す習慣が、だいぶ広まってきているようです(日本には桃の節句がある!)。大恋愛中の相手がいないかぎり、ロマンティックな演出を味わうなら、かえって男子抜きのほうが、楽しいにきまってますものね(笑)。 いまかけているインターネットラジオのBBCの番組でも、DJがリスナーに電話で話をするのを聴いていると、アンチ・ヴァレンタインのほうが多いようなので、やっぱり昔とは様変わりしたようです。昔もよく聴いていたUKのラジオでは、DJもリスナーも、ヴァレンタインの日にはかなり盛りあがっていましたからね、確実に変わってきてます。余談ながら、可愛いピンクに惹かれた買った無印の苺風味バウムは、味はイマイチでした。やっぱりバナナにすればよかった…。ともかく、きょうぐらいはダイエットも忘れて、ロマンティックな甘いもので幸せになりましょう。 happy valentine's day! あぶそる~とロンドンもよろしく #
by serendipity_j
| 2020-02-14 15:04
| miscellany
世界中がいま、新型肺炎の感染に怯えずにはおれないような状況が、連日報道されています。横浜港停泊中クルーズ船では、乗員乗客に感染者が増えるいっぽうなのに、どうして早いとこ全員の検査ができないのかまったく理解に苦しむのですが、ロシアの外務省に「場当たり的」と批判されるほど、日本政府の対応は無能さが目立ってます(これまでの危機管理能力のなさから察しはつく、とはいうものの)。よけいなことばかり閣議決定しているのに、肝心なところで機能しないみたいですね。 大勢の観光客が訪れ、多くの人が行き交う大都市から離れた場所に居るので、そういった不安はほとんど感じずにすごせています。きょうなど、お昼まえには朝の冷えこみから一転してポカポカ陽気になった公園で、のんびりと梅園のベンチに座って梅を愛でていました。祭日のきょうはいつもより人出が多く、日向ぼっこのために、いつもは臆病な小鳥たちもやや大胆になって、入れ代わり立ち代わり顔を見せます。そういうときにかぎって、カメラをもって出てなかったり、するんですけど…。 ルリビタキにこの冬はじめて出逢えたきょうは、残念なことにカメラをもっていませんでしたが、数日まえ、赤い実が鈴なりになったピラカンサの樹の近くで、数人のバーダーが三脚にのせた望遠レンズを向けている先の被写体を、わたしのコンパクトカメラで撮ったのがこの写真(↑)。メジロって、正面を向くといちだんとひょうきんな顔です。このまえに、梅の花蜜を吸いにやってきたメジロをなんとかとらえたのがこれ(↓)。小鳥は花から花へとすぐに飛び移るので、なかなか捉えられません。 冬は野鳥観察の季節なので、公園には朝から多くのバーダーたちがやってきます。わたしも冬のあいだは、たいていコンパクトカメラをもって出るようにしていて、パワーウォーキングをしながら、枝や茂みにいる野鳥にふと気づいたり、バーダー集団に臨時に仲間入りさせてもらったり、「ながらバーディング」を愉しんでます。 小鳥のさえずりを聞き分けられるようになるまでには、まだまだ修行が足りないものの、水鳥以外にも覚えた名前も増えて、ルリビタキやキセキレイのようなめったに出逢えない鳥と、アオジ(↑)だとかカワラヒワだとか、ひんぱんに見かける鳥もわかるようになりました。けれど、たとえお馴染みの顔だとしても、出逢えるとやっぱりうれしくなるのが、ヤマガラに、警戒心の薄いジョウビタキの雌、そしてエナガ。 ほんとうに可愛くて、癒されます~。 あぶそる~とロンドンもよろしく #
by serendipity_j
| 2020-02-11 21:45
| ワイルドライフ
立春をすぎてクリスマスローズも咲き、河津桜のつぼみもほころびはじめています。公園の梅が見ごろなので梅見のピクニックをしましたが、その翌日、日課の「パワーウォーク」に出ると雪(小粒のあられ?)が舞っていて、ちょっとびっくりしました。でも、日本の冬らしい寒さを味わえました。それに、花や野菜には寒さが必要なものもあります。いっぽう、寒さとはあまり関係なく冬に花を開くのが、ニオイスミレ。公園を歩いた帰りに摘んで、ひと足早い春の雰囲気を部屋に持ち帰りました。 珍しく冷えこんでいるものの、スミレのおかげで春めいた気分。そこでケーキを焼くことにしました。はじめてのコーヒーケーキです。基本はローフ型ケーキの応用ですけど、コーヒーはインスタントか淹れたものか、量はどれくらいが適量か…いろいろなレシピを参考にしましたが、はてさて、吉と出るか凶と出るか…まるで賭けのようです(笑)。結局、お得意の「なんでもテキトー」方式で、いつものケーキ生地に濃く淹れたコーヒーをテキトーに加えることにし、刻んだクルミを混ぜこみました。 テキトーなわりには、うまくいったみたいです。けど、もう少しコーヒー風味が利いていたほうが好かったかもしれません。ただ、家でこれ以上濃いコーヒーを淹れるのは技術的に不可能ですし、生地に液体分が増えると焼き具合が難しくなるので、たぶん、理想的な食材を選ぶなら(つまり、わざわざ買うなら?)コーヒーエッセンスを使うのがベスト。さもなければ、インスタントコーヒーのほうが簡単なようです。 アイシングは、今回はコーヒー味のバタークリームにするつもりでしたが、賞味期限の近づいていて使い切る必要のあったクリームチーズで。チョコレート風味のチーズは個人的に受け入れられない(苦笑)ので、なら、チーズとコーヒーの相性ってどうなの?という疑問がわいたものの、実際に食材にあげているレシピもいくつかあって、試してみました。コーヒーにはもともと酸味があるので、悪くないみたいです。 ただし、粉砂糖を混ぜるときにクリームチーズの塊がなかなかなめらかにならなくて、かなりお見苦しい仕上がり。もっと溶かしちゃっても、よかったのかも? ま、アイシングのお味のほうは、生地とちがって、こちらはじゅうぶんにコーヒーを利かせることができました。コーヒーとクルミの相性もばっちりです。階下のS夫人におすそわけして、残りは、スミレを摘んだ午後のティータイムのために、冷凍室へ…。 本日の焼き菓子: coffee and walnut loaf cake with coffee flavoured cream cheese icing コーヒー風味クリームチーズの砂糖衣がけクルミ入りコーヒーケーキ あぶそる~とロンドンもよろしく #
by serendipity_j
| 2020-02-08 17:19
| クッキング sweet
おとなになって(というより歳とって)変わった、と思うのは、乾物の豆類が好きになったこと(とはいえ粒あんは、まだちょっと苦手なのですけど)。ひよこ豆や白いんげん豆、赤いんげん豆など、甘い味つけではない豆類が、好物に加わりました。それで、レンズ豆を使ってスープをつくろうと思ったとき、小さな袋入りのものがバカみたいなお値段だったので、缶入りの別の豆を買って帰りました。それ以来、忘れていたのですが、先日、業務スーパーでお手頃価格の缶入りレンズ豆を発見…。 そのとき頭に浮かんだのは、スープではなく魚料理です。白身魚にレンズ豆、そしてホウレン草というのが定番の取り合わせのようでして、なかでもquick & easy な、ジェイミー・オリヴァーの「5つの食材だけでつくる」レシピを応用することにしました。レンズ豆は調理したお魚の下に敷いてしあげます。それと、階下のS夫人にいただいた可愛らしいラディッシュと、カリフラワーをマリネして、サラダに…。 あぶそる~とロンドンもよろしく #
by serendipity_j
| 2020-02-05 22:16
| クッキング savoury
新しい年の最初のひと月がさらりとすぎ去り、早くも如月。あさってが立春とはいえ、いまがいちばん寒い時期なのでは? とはいうものの暖冬ゆえ、公園の梅はすでに見ごろを迎えています。殺伐とした冬景色に彩りと華やぎを添える梅の花には、花びらで樹をおおい隠す桜とはまたちがう風情があるので、細い枝についた丸いつぼみが開くのを、心待ちにしていました。 お正月から咲きはじめた八重寒紅はもう終わり。かわって、白梅や枝垂れ梅が咲いています。それほど大きくならない梅の老木の、こんな枝ぶりが好きです。 梅林では、八重寒紅よりも薄いピンクの梅が、満開に近づいています。その梅を背景に、まるでボタン雪が空から落ちてきたような、雪のように白い梅。 こちらは緋色の梅。梅林では少数派ですが、紅が濃いためすぐに目を惹きました。よく見ると無数についた細いおしべの白い花糸が、絢爛さを添えています。 とりわけひいきにしているのがこの薄紅の枝垂れ梅です。向かい合って植えられていた白い枝垂れ梅は、台風で倒れてしまいました。で、ちょっと淋しそう…。 梅とおなじバラ科ではないけれど、蝋細工でできた梅のような、黄色の花をつける蠟梅。こちらの満月蠟梅は、梅とおなじように甘く芳しい香りがします。 この寒い時期を乗り切れば、春はやってくるのですけど、新年から気にしていたニュースの「中国で発症している謎の肺炎」が「新型コロナウイルス」と断定されたと思ったら、感染があっという間に拡大し、300人以上の方が亡くなられてしまいました。殺人的ウィルスのせいで各国が渡航を制限して中国が孤立してしまうなど、まるでSFの話のようです。これがフィクションならいいのですが、すぐさま打撃を受けた日本の観光業だけでなく、世界経済への悪影響が大きいことは想像に難くなく、多方面でリスクをはらんだ年になりそうで不安…。 日本にいる日本人のわたしなのに、今年、なにより気になるのが米国の大統領選で、トランプ再選だけはやめてほしい…。「別にいいじゃん悪いことしても、大統領なんだから」と最後は弁護団も開き直った弾劾裁判のなりゆきを見ても、周囲の人間の倫理崩壊こそが危険だからです。知性も品性もモラルもなく、嫉妬心が強くて口から出まかせばかりの嘘つきで、悪知恵しか働かないトランプを支持する米国の半数近くの人たちの「自分がよければ、大統領が嘘つきでも世界の温暖化が進んでも構わない」という姿勢は、どうかしてるとしか思えません。 あの方が大統領に就任してから、世界のためになにかひとつでもいいことしました? いっぽう、大の仲良しで似た者の同士のアビソーリ、「桜問題」では倫理どころか日本語崩壊状態の支離滅裂国会答弁に、思いっきり吹き出しちゃいましたが、ああいう人をトップに置いておく周囲の閣僚や議員に官僚と、異を唱えず支持する人たちの気がしれません。米国も日本も、あったことを閣議決定でなかったことにしたり、トップの悪事を隠蔽することがふつうになっていて、まるで独裁国家のような、おなじようなことが起きてる…。野党には優れた議員も多いのに、枝野さんには失望してしまったし、梅林の華やぎとは対照的に、明るい希望に満ちてない、2020年のはじまりです。 あぶそる~とロンドンもよろしく #
by serendipity_j
| 2020-02-02 16:56
| 花 outdoor
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