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伏見稲荷再訪できわめた頂上(のはずが…)

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立春の日、伏見稲荷大社へいってきました。ロンドンから帰国したてのころ、夏に訪れて以来です。娘も、ふらりとひとりで行ったのはずいぶんまえなので、久しぶりに行こう、ということになりました。前回は夜の本宮祭が目的で、千本鳥居を抜けたころには暗くなりはじめたため引き返し、山頂まで登ったはずの娘はよく覚えてないとのこと。じゃ、今回はちゃんと山頂まで登りましょう!

伏見稲荷駅を出てから参道まで、観光客の人波がゾロゾロとつづいています。噂には聞いていましたが、前回(十年以上まえ)とは景色がちがって見えるほど…。朱色の千本鳥居も黒い頭で埋まり、嵐山の「竹林の小径」状態。残念ながら、いい写真は撮れそうもありません。とりあえず、上へ上へと石段をのぼりつづけ、四ツ辻に到着するころには、観光客の姿がだいぶ少なくなっていました。

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その四ツ辻から左に折れるルートを進み、いざ山頂へ…。京都の街が見渡せる場所には人影もほとんどなく、斜面を埋める無数のお塚には、小さな鳥居と無言のお狐さまが…。いやはや、スピリチュアルというのか、なんともスプーキーな雰囲気です。お塚のあいだの細い路を縫って、目に入った鳥居をくぐり、今度は下へ下へと進むと、白瀧社に出ました。「東福寺→」という字が見え、下山。

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途中から、図らずも「京都トレイル」を歩くことになり、地元の方に助けられながら東福寺に出るころには、とおり雨に降られて雨宿り…。そこからまた、伏見稲荷駅まで歩くのですが、参道に出るてまえで、お目当ての大福屋さんで豆大福と苺大福を買いました。これで、娘のもうひとつの目的も達成です(笑)。意外と時間がかからず(歩くのが速いので)、余力を残して、帰路につきました。

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で、帰宅してから、地図どおりに下山できなかったことがどうも気になり、いろいろ調べてみましたら、稲荷山頂上は、結局きわめてこなかったことが判明(涙)。四ツ辻で進路をあやまり、一ノ峰へは行きつかずに、御幸奉拝所へ出てしまったようなのです。簡単なルートだったはずなのに、まるで、狐につままれたようなお話ではありませんか! いや、お狐さまに導かれたのかな(苦笑)。



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by serendipity_j | 2019-02-10 17:22 | 京都 | Comments(0)
冬の桂離宮 (Part 2)

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トピックは桂離宮に戻ります。午後時の入場で、暖かい時間帯のはずでした。が思惑ははずれ、冬の太陽をたびたび雲が隠し、雨が降ってきたかと思えば雪もちらつく寒い日でした。いちばんのお目当ての松琴亭をあとにすると、20人の見学者集団は案内人について苑路を進みます。つぎに訪れた賞花亭から池の向こうを眺めると、これから訪れる家屋が見えてきました。橋をわたると園林堂があります。仏さまは安置されていないとのことですが、ここは「お堂」で、唯一の瓦葺き。

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苔に縁どられた細い橋をわたり、紅梅の老木がつけたつぼみのわずかな膨らみに、心がほころぶような気がしました。そこから奥まったところの、敷地の南端にたたずむ笑意軒に着くと、脇の生け垣のあいだから外の道や住宅、畑がのぞき、やや現実に戻されます(笑)。こちらの襖の引き手は、弓矢の矢の形(レプリカだそう)。どの建具にも伝統的な技術をもちい、デザインはどこも控えめでありながら、ディテールが凝っています(オマケの写真は賞花亭の窓で、は外部に接した家屋の屋根)。


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そこから、三棟がつながった新御殿、中書院、古書院を遠巻きに見て、月波楼へ。こちらの茶屋は夏向きに造られたそうで、開け放たれた障子の白と外の緑のコントラストが目を惹きます。紅葉と波柄の襖も竹を張った天井裏をあらわにし、地味でいて気品を感じさせる独特の趣が。入り口には土間のような部分があり、褪色して筆のあともぼんやりとしか残っていない、巨大な絵馬のような絵が掛けられていました。月波楼を出ると、船着き場が見えます。客人は、どの茶屋へもお船で訪れたのだそう。

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気づくと、最初に写真を撮った松の木が目に入りました。複雑に入り組んだ桂離宮のお庭を、これで一周したわけです。マニュアルどおりで面白味には欠ける説明(失礼!)案内に耳を傾け、遅れをとらないように写真を撮りながら歩いて回り、出発してからほぼ時間。せっかくですから、桂川に面した場所の美しい竹垣、穂垣、入り口近くの樹齢何年?の老木の写真も…。


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日本は古より、手の届くところに世界を築き、というのか、スケールの大きさは意識のなかだけに留めて、箱庭のような、自然を「見立てる」美学を発展させてきたんですね。ロココの極致、壮大で絢爛豪華なヴェルサイユ宮殿を思い浮かべながら、文化の違いを改めて認識しました。究極のプレジャーランドで、お茶を点て歌を詠んだ昔の貴族たち…。や、洒落てましたねえ。



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by serendipity_j | 2019-01-23 21:06 | 京都 | Comments(0)
冬の桂離宮 (Part 1)

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先週、桂離宮を訪れました。建築家のタウトとグロピウスのふたりの巨匠に称賛された桂離宮。見るなら秋か冬と決めていましたが、これまで抽選に外れっぱなしで、秋よりも倍率が低そうなお正月明けを狙うと、的中。桂には小学生のときに年住んでいたので、懐かしさを胸に桂川を眺めたものの、じつは駅の東側はほとんど歩いたことがなく、未知の世界です。突如、目のまえに現れたのは緑が生い茂ったお屋敷の塀…。桂離宮の苑路の飛石を踏みながら、世紀にわたって守られてきた日本独特の文化の神髄を見出し、しずやかな美しさに酔いしれてきました。

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皇室の方々のみがくぐり抜けることのできる表門から「御幸門」までの道は、遠近法の効果を利用して苑庭に向かって幅が狭まるように造られています。池の周りに配されたお茶室を巡る苑路はゆるやかに起伏し、途中、石橋あり板橋あり、休憩所あり…。シュロを寒さから保護するためのワラは、まるで工芸品のようです。ところどころで、可愛い朱色の実をつけているのはクチナシ。石橋をわたって最初に見るお茶室「松琴停」は、市松模様のふすまが有名。17世紀に、これほど大胆でモダンでさえある意匠を考えたなんて、昔の人は凄くてエライ!

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京の宮廷文化から生じた美意識「雅」は、十二単を連想させるように絢爛豪華、というイメージが強いけれど、宮家のこの別荘はシンプルで質素で、むしろ江戸文化のように「粋」で、侘び寂びの世界。でも、浮世から断絶し、お茶を点て池に映った月を見て歌い、ただただ風流を味わうための究極のプレジャーランドだという点では、やっぱり、「雅」でございますわね。

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桂離宮の修復作業を捉えたドキュメンタリーを、かなりまえにテレビで観て以来、ここのふすまのデザインがずっと頭のなかにありました。まさにその実物を目にしているわけで、ちょっと感激…。袋戸棚のやや地味絵は狩野派の絵師、探幽によるものだそう。庭園は、池を中心にさまざまな趣向が凝らされています。池を海に、「洲浜」にわたした橋を天橋立に、灯篭を灯台に見立てた演出も。


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風流(遊戯)のみを追求して暮らす世界は、もう、どこにも存在しません。戦後最悪の民主主義の後退に、国民の向かう先をおもんばかる天皇陛下のご苦悩は、察するに余りあります。一生遊んで暮らせるほどのお金があるビリオネアたちは、いかに自分のお金を減らさずにすむか、いかに合法的に税金を払わずにすむかを考えるのに忙しく、つねに悩みをかかえているはず。

新年早々、とんでもないニュースばかり飛びこんできて、嘘と欺瞞でかたまってゆく自分の国をなんとかしなくては、と思うけれど、これほどひどい状態になっていても、デタラメ政府を許してしまっているのは国民なのですから、その人たちの目は、いったいどうしたら覚めるのやら…。政治家の言動と行動をちゃんと見極め、有権者として、ともかく選挙へ行きましょう。



p.s.

きょう、全豪オープンが開幕しました。怪我が完治せず、涙の引退を表明した英国のマリー選手は、痛みに耐えながらフルセットの試合を戦い、力およばす、敗退――残念無念(こちらも辛い)。英国人らしい辛口のあのユーモアが、好きでした。9番シードで、身長が208cmもある米国のイズナー選手も敗退したんですけど、おなじ米国人で21歳の対戦相手オペルカ選手の身長は、なんと211cm!! わたしがあいだに立ったら、さながら、ふたりのガリバーにはさまれた小人、でしょうね。ビッグサーヴァー同士、エースの応酬戦だったよう。いっぽう、西岡選手は2回戦進出。あしたは、大坂選手と錦織選手、ダニエル選手、土井選手の試合です!




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by serendipity_j | 2019-01-14 23:25 | 京都 | Comments(0)
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