人気ブログランキング |
Top

セレンディピティ ブログ
by serendipity
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリ
about blog
四季
花 indoor
花 outdoor
weed
ワイルドライフ
クッキング sweet
クッキング preserve
クッキング savoury
クッキング mixed
foodie
インテリア
ファミリー
book
デイアウト
旅行 domestic
旅行 overseas
京都
london
buenos aires
berlin
月曜日の白
miscellany
タグ
(231)
(119)
(111)
(107)
(101)
(99)
(98)
(97)
(94)
(93)
フォロー中のブログ
Happy Days
花と暮らす店 木花 Mocca
石ころコロコロ
ライフログ
その他のジャンル
最新の記事
おしらせ
at 2020-05-01 21:30
ライラック、薄紫のファンタジー
at 2020-04-28 23:59
苺とメレンゲのイートンメス
at 2020-04-26 17:22
桜 weeks(華やかな終幕)
at 2020-04-22 23:02
旬の筍(一汁一菜たけのこ l..
at 2020-04-17 23:23
記事ランキング
以前の記事
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
more...
画像一覧

design by shion

タグ:ハーブ ( 98 ) タグの人気記事
想い出のチヂミ
想い出のチヂミ_a0147281_20161773.jpg

週に一度は食べたくなるのが、ニラとニンジンがたっぷりはいったチヂミです。お好み焼きよりも、こちらのほうが数倍好き。チヂミなるものをはじめて口にしたときのことは、いまも鮮明に覚えています。娘がモンテッソーリ(幼稚園)に通っていたときのママ友に連れらていった小料理店(飲み屋さん?)で、生まれてはじめて食べました。以来、チヂミがわたしの日常食に。韓国料理では、ビビンバとチャプチェに並び、マイ三大好物です。

横浜山手にあったモンテッソーリはインターナショナルスクールでしたので、ママ友も国際色豊かだったのですが、日本人以外ですぐに打ち解けあったのは、香港やフィリピンなど、やっぱり同じアジア出身のママたち。なかでも韓国人のコニーとはいちばん親しくなり、ある日、彼女が車にわたしを乗せて向かったのが、地元の人なら車で通過するのさえ避ける「ドヤ街」の寿町。到着地は、その一角にある彼女の顔馴染みらしい小料理店でした。

想い出のチヂミ_a0147281_20161521.jpg

店の外で昼間から酔っ払っている人たちが何やら話しこんでいる脇に、「青ナンバー」のメルセデスを停めると、「ここで食べさせたいものがあります」とコニー…。彼女のご主人は米国の外交官なので、駐車違反を気にすることはないものの、場所が場所だけに、わたしは車が心配でした。コニーはそんなことにも、酔っ払いたちにも気にすることなく、店に入ると、女主人と韓国語で何かうれしそうに話しながら、チヂミのできるのを待ちました。

想い出のチヂミ_a0147281_20161421.jpg

落ち着かない場所ではありましたけど、そのとき食べたニラとニンジンのとてもベーシックなチヂミの味が、忘れられません。甘くて辛いつけだれが、とても美味しくて…。その後、二人目の出産を控えたコニーを手伝うために、韓国から彼女のお母さんがやってきていたさい、彼女の自宅で韓国の家庭料理などもいただきましたが、ヴェトナムやマレーシア、中華にしても、外国の料理を味わうなら、家庭の料理がいちばん、という気がします。

想い出のチヂミ_a0147281_20161090.jpg

というわけで、いつでもすぐに手に入る材料ででき、すっかり気に入った家庭料理の韓国式お焼き。チヂミの粉も売っているし、冷凍食品でもあるし、これほど定着するとは、あのころは思いもよりませんでした。わたし流の欲張りチヂミは、小麦粉に片栗粉と粉末だし少々を混ぜ、ニンジンとニラのほかにタマネギを加えて、天かすと海苔をのせます。夕食にするときは牛肉をプラス。カリっとするくらい油を多めにして焼くと、香ばしいようです。

想い出のチヂミ_a0147281_20160949.jpg

つけだれは、コチュジャン、一味、お砂糖、お酢(か蜂蜜)、お醤油、紹興酒をあわせてつくります。これにお味噌を足すこともあります。味つけは、甘め。そして食べるときに、煎り胡麻をふりかけます。わたしのチヂミは中身がほとんど野菜なので、とにかくこれ一枚でお野菜がたっぷり食べらるし、簡単でも栄養満点。で、夕食をつくるのが面倒なときは、迷わずこのチヂミをつくることに…。というわけで、週に一度は登場しますね(苦笑)。

想い出のチヂミ_a0147281_20160633.jpg

韓流だった亡母は、「冬ソナ」のおかげで人生を愉しめるようになり、晩年はほんとうに見ちがえるように前向きになりました。いっぽうわたしは、韓ドラにもK-pop にもまったく興味がないので、母とは韓流の話はできませんでしたが、自分の国の政府が、お隣の国、韓国との仲がなかなか修復できずにいるのを見るのは、とても辛いことです。ましてや、ふつうの人たちによる嫌韓のヘイトスピーチには怒りがこみあげ、悲しく、寒気もします。


本日のひと皿:

지짐이/ 부추전/ 부침개

jijimi/ buchujeon/ buchmgae: korean pancake with garlic chives, carrot, onion, beef, seaweed and tenkasu

チヂミ/プチュジョン/プッチムゲ:ニラ、ニンジン、タマネギ、牛肉、海苔、

天かす入り韓国風お焼き



p.s.

即位礼正殿の儀、ライヴ配信を観ていましたが、十二単がすごかった! 紫の帳が開かれるまであまりに時間がかかるので、微動だにせずじっと立ちながら待つ皇族の女性方が、倒れてしまわれるのではないかと、ハラハラしました。いっぽう、最前列で目立っていたアビ総理夫人のドレスにはこのわたしもびっくり。コンサヴァなデザインではなく、シンプルだけど結構、自己主張してる派手なワンピースで、しかも膝丈。招待客の女性はみなさんが、ロングドレスか(着物を含む)民族衣装でしたので…。カメラが捉えるかぎりでは、終始、下を向く姿しか映ってなかったし、式が終わって、退場の順番を待つことなく姿が消えていたので、おそらく、「穴があったら入りたい」心境だったのでは? 新聞記事を見ると、やっぱり「ドレスコード違反」だと話題になってましたね。いろいろ問題を起こされてる総理夫人ですが、本心で、とても気の毒になりました。「私人」でありながらも国賓として、さまざま公式な場をふんでいらっしゃるはずなので、自分で勝手に決めちゃったのかしら? 日本の首相夫人としてもっとも重要な行事に出席するさいの装いの礼儀について、なぜ、だれか、助言しなかったのかしらん…と。もしかして、わざと恥をかかせるための、陰謀だったり?(笑)


翌日の「内閣勝利大臣夫妻主催晩餐会」では、アビ夫人はお着物でした。ホッ(苦笑)。でも、ヘアスタイルが自己主張してました。



お隣の公園ブログはこちら


あぶそる~とロンドンもよろしく


にほんブログ村 写真ブログ フォトエッセイへ


by serendipity_j | 2019-10-24 22:51 | クッキング savoury
キーマカレーのサモサ(もどき)
キーマカレーのサモサ(もどき)_a0147281_15430971.jpg

ときおり、海外に住んでいたときはよく食べたのにいまは簡単に手に入らないものが無性に食べたくなることがあって、そういうときは、つくるしかない、と奮起一番、面倒くささを克服することがあります。たとえばサモサ。インド系移民の多い英国ならどこのスーパーマーケットでも売っているけれど、ここではインド料理店へいかないと食べられない…。というわけで、にわかに食べたくなったのがサモサです。

お料理をするさい、なるべくオーセンティックに、そして「from scratch (ゼロから)」、そのふたつがモットーなので、かけるだけ、というソースやシチューのルーなどはほとんど使いません。でも、カレーだけは例外です。カレー風味の料理ではなく、本格的なインドカレーは、どう逆立ちしても自分にはつくれない、と降参。で、いわゆる日本のカレーを美味しい美味しいと食べているわけですが、それを利用…。

キーマカレーのサモサ(もどき)_a0147281_15430600.jpg
キーマカレーのサモサ(もどき)_a0147281_15430345.jpg

先日、ニューヨークタイムズでも日本の「カレーブリック」(レンガに似てる)のことが記事になっていて面白いと思いましたけど、ほんと便利です。最近はハウス食品が出してるキーマカレーが気に入っていて、これをつかったときにほんの少しだけ本格的なものに近づけようと思い、いろいろ検索してたどり着いたのが、ジャガイモを入れた「aloo keema」。たくさんつくったときに冷凍したものをつかいました。

サモサの皮は春巻きの皮を利用。手づくりではない皮をつかう場合のレシピを調べると、市販品のパイ皮をつかっているものが大半でした。が、昔食べたサモサの味を思い出すかぎり、皮のそのものの味や食感はむしろ春巻きのほうが近い…。で、いざ、三角になるようにカレーを包んでみたところ、大きさや形がサモサ仕様ではないため、想定したものよりかなり小さくなってしまいました。が、まあまあでしょうか?

キーマカレーのサモサ(もどき)_a0147281_15425891.jpg
キーマカレーのサモサ(もどき)_a0147281_15425023.jpg

クミンやガラムマサラを足したものの、なにしろスパイスが本物ではないカレーゆえ、どうも物足りなさが気になります。そこで、レモン果汁とミントの葉を混ぜこんだヨーグルトにつけて食べることに。中東のお料理っぽいけど、まあまあ理想に近い味か…。いやいや、本物のサモサがよけい恋しくなってしまいました。食べ物欲を満足させるには、やっぱり近々、インド料理店へ足を運ぶべきかも…。

キーマカレーのサモサ(もどき)_a0147281_17472345.jpg

本日のふた皿 :
aloo keema curry with white rice/aloo keema samosa
ジャガイモのキーマカレーとライス/ジャガイモのキーマカレー入りサモサ


p.s.
台風ハギビスの被害には、言葉もありません。よく名前を耳にする日本の代表的な河川をはじめ、確認されただけでも47河川の66カ所の堤防が決壊し、川が氾濫。更新される被害状況を目にするたび、亡くなられた方の数は増えるいっぽうで、絶句するのみ。仮想敵国のために購入する武器に税金を何兆円も次ぎこんでる場合じゃない!! 災害への備えと被災者の援助に、そしてなにより大災害をもたらす原因となる温暖化防止のために、税金は使われるべき。それにしても、アビ総理はじめ閣僚の面々を見ると、ほんとに冷たい人たちばかりだあ…。


お隣の公園ブログはこちら


あぶそる~とロンドンもよろしく


にほんブログ村 写真ブログ フォトエッセイへ


by serendipity_j | 2019-10-15 17:10 | クッキング savoury
神無月
神無月_a0147281_19361325.jpg

秋だ、とようやく本気で(笑)感じられた今週。それでもまだ日中の気温は高く、外で見かけるのは半袖姿のほうが多いくらい。最近の日本は、一年のうちの半分以上が夏になってしまいました。だからといって冬が春のようになるわけではなく、極端に寒かったりするので、人間が地球の気候変動にあわせるしかありません。それでよけいに、秋という季節があるのをありがたく思います。湿度の低下につれて、蒸し暑いあいだにはできなかったことをしよう、と張り切る気持ちもやっとでてきました。

まずは、バルコニーの掃除とハーブの種まき。葉の病気が再発した紫陽花とローズマリーを思い切って丸坊主にし、コリアンダーとバジル、ディルをまきました。寒くなるぎりぎりまで収穫できます。適当にまいた種がすぐに芽をだしたので、きょう、間引きをしました。種の整理です。数年まえから、寿命を終えたハーブの種をとっておくようにしたものの、だんだんものぐさになってきて、ただ、袋に入れてバスケットに放り込むだけに…。ぞんざいすぎるその保管に、ずっと気になっていたのです。

神無月_a0147281_19361153.jpg
神無月_a0147281_19360923.jpg

大量のコリアンダーにバジルが少々。ニラもあります。ディルとフェンネルは、匂いをかいでみたものの、結局、どちらがどちらかわかりません。とっておいた種のほとんどは、うちのバルコニーで不健康なまま実った種ではなく、家庭菜園でちゃんと育てられたハーブから生まれた健康優良児ばかりです(つまり、いただきもの)。種をいれていたバスケットのなかに、母の遺品を整理したときに持ち帰った箱がありました。母の字で「朝顔の種 ピンク」と書いてあります。不意に涙があふれました。

亡くなるまえの年、圧迫骨折で動けなくなるまえの夏、花が開くのを母が大事に見守っていた朝顔でした。やっぱり愛する人の肉筆は、想い出に直結しますね。毎秋母が収穫してくれたサフランの球根も出てきましたが、種とちがって、球根は長く保存できないようです。思えば、代表的な花の名前は母から教わりました。庭に出て、「これはナンの花?」と母に訊くのです。それでいまも、歩きながらご近所の軒先で咲く花を見ていると、その花の名前を告げる母の声が、頭のどこかでかならず響きます。

神無月_a0147281_19355685.jpg
神無月_a0147281_19355331.jpg

父も歳をとってからは、母と一緒に園芸を趣味とし、よく麦わら帽子をかぶって庭の芝生や植木の手入れをしていた姿がよみがえります。でも、わたしが小さかったころから、花や木の名前を教えてもらっていたのは母…。母とわたしは、性格も好みもあまりにちがいすぎたけれど、花が、母との共通の話題でした。そんなことを思いながら、小さな種をひとつひとつ花殻からとりだし、紙に包んで名札を張り、これまでなおざりにしていた種の整理をしていると、午後の三時間などあっという間。疲れた。

神無月_a0147281_19354922.jpg
神無月_a0147281_19354728.jpg

ノーベル化学賞では吉野彰さん、あっぱれ!パチパチパチ。文学賞では、村上春樹さん(昔よく読んでた)多和田葉子さん、残念でした。いっぽう、(「トルコは武器を買ってくれるお客さんだし」と、イラクのIS掃討に貢献してくれたクルド人を見捨て非難を浴びると、「第二次世界大戦で助けてもらったわけじゃないじゃん?」というイイグサがまた腹立つ)トランプには、今週もまた怒り心頭でしたが、スーパー台風 Hagibis (ハギビス 台風19号) 接近中。関西も土曜日はものすごい強風が吹きそうですが、どうも直撃しそうな関東では、(試合後、観衆に向けての各国チームの「お辞儀」が、みなさんすごく上手になって板についてきた)ラグビーW杯の試合が中止になったりと、すでに影響が出てますね。地球の怒りもじゅうぶん理解できます、でもどうぞ、暴れないでさっさととおりすぎて!


お隣の公園ブログはこちら


あぶそる~とロンドンもよろしく


にほんブログ村 写真ブログ フォトエッセイへ


by serendipity_j | 2019-10-10 21:38 | miscellany
秋のニョッキ
秋のニョッキ_a0147281_16350269.jpg

最近、松茸以外は、ほぼ一年中出回っているキノコ類。でも、キノコの旬は秋です。というわけで、今月に入ってからウェブの世界では、キノコを使ったレシピをひんぱんに目にします。そこで、キノコを主役にしたニョッキをつくりました。これには歯ごたえのあるエリンギがあいます。イタリア料理に欠かせない「干しポルチーニ茸」を加えたいところですが、自家製の干し椎茸で代用。生のキノコと干しキノコのそれぞれの持ち味が融合し、バランスの好い秋のニョッキのできあがり…。

秋のニョッキ_a0147281_16350091.jpg
秋のニョッキ_a0147281_16345745.jpg

オリーヴ油とバターでソテーしたキノコのほかに、味の決め手となるのがクルミ。そして、バターで揚げたセージの葉が、絶妙な風味を生み出します(少々大げさな表現ですけど、いやほんと、セージを加えるのと加えないのでは雲泥の差なのです)。これがちょうど焦がしバターになっているので、最後にこのバターをかけてできあがり。今回はそれに生クリーム(冷蔵庫に残っていたので)を少しだけ加えましたが、バターだけでもいい味がでます。簡単で、シンプルで、秋を味わえる一品です。

秋のニョッキ_a0147281_16345490.jpg
秋のニョッキ_a0147281_16344907.jpg

本日のひと皿:
gnocchi d’autunno ai funghi con burro, castagne e salvia
セージ風味の焦がしバター和え、キノコとクルミのニョッp.s.


p.s.
昨夜、トランプ大統領が、来年の選挙で再選されるために、ウクライナの大統領に圧力をかけたと内部告発された問題で、昨夜、米国下院の情報特別委員会が開いた公聴会で、マグワイア国家情報長官代行がどう証言するのか、中継があったため見入ってしまいました(途中で寝てしまいましたけど)。

あくまで「政治劇」の「見世物」としては、先日の、何を問われても羊のようにおとなしく答えるだけのマラー元特別検察官よりは、歯切れよいマグワイアさんのほうが、いくぶん、スカッとしますが、どちらにしても、トランプという人間の愚かさと厭らしさの露呈に、うんざりするいっぽうです。

政治家としては素人なのに、学ぶつもりもなくゴロツキ不動産屋で成り上がってきた手法しか知らず、しかもだれもがわかる病的虚言者。国家の大統領として何をいってはいけないのか、何(←内 タイポ訂正)をしてはいけないのかが、わかってないのでしょう。自分では、悪いことをしているとは本心で思ってないんですね。

トランプさんの失脚を心から願っているのは、たとえば、日本をどんどん酷い国にするアビ・ソーリをはじめ、グレタ・トゥンベリさんを「精神疾患をもつ子ども」と非難する地球温暖化を信じないトランプ擁護者たちなど、自分さえよければOKな、世界中の利己主義者たちに勢いを与えているからです。

トランプさんの国連の演説(ほんの一部)を聞いて、唖然としました。「自分に投票した人たち」以外は、おなじ米国人であろうと、どうでもいいんですよ、あの人は…。そのトランプさんとお友だちのアビ・ソ~リの中身のない演説なんて耳を傾けるつもりもないし、高市総務相、荻生田文部科学相など、最悪すぎる人事。秋なのに、怒りばかりがこみあげます(苦笑)。

でも、ま、秋の深まりとともに出回るキノコの種類も増えるので、これからますますたのしみです。増税直前の週末、お天気はあまり好くなさそうですけど、have a relaxing weekend!



お隣の公園ブログはこちら


あぶそる~とロンドンもよろしく


にほんブログ村 写真ブログ フォトエッセイへ


by serendipity_j | 2019-09-27 18:13 | クッキング savoury
ババガヌーシュで東地中海風ランチに
ババガヌーシュで東地中海風ランチに_a0147281_15215665.jpg

きのう、いかにも夏らしい夕立があって、晩はいくらかすごしやすくなりほっとしました。蒸し暑いさかりに降る雨は、たいてい遅い午後、と出番の時間が決まっているものです。ところがきょうは珍しく、朝の7時まえに晴れていた空が急に曇り、ゴロゴロと雷が鳴って叩きつけるような雨が降りだしました。この雨、草木にとっては恵みの雨です。公園の花や畑の野菜は雨でようやく生気をとり戻し、雑草はいっそう元気になって青々と茂っています。階下のS夫人の菜園でも、夏野菜の収穫が絶えないよう…。豊作の茄子をたくさんいただきました。

茄子入りのパスタはもちろん、揚げ茄子の田楽や、かつお節をかけて生姜醤油で食べる焼き茄子など、毎日食べていても、茄子は飽きません。でも、たまにはふだんとちがう料理を、と思い、久しぶりに「ババガヌーシュ」をつくりました。地中海の東に位置するレヴァント地方に伝わる茄子のディップです。焼き茄子の皮をむき、つぶして、ニンニクとタヒニ(胡麻ペースト、ないので胡麻をすって代用)、オリーヴ油、スパイスとハーブを混ぜこんだもの。茄子と一緒に、クミンシードを焦がさないように焼くと、たちまち台所が好い香りに包まれました。

ババガヌーシュで東地中海風ランチに_a0147281_15215429.jpg
ババガヌーシュで東地中海風ランチに_a0147281_15215151.jpg

キュウリが安い!とばかりにたくさん買いこんだものの、この時期はあんまり日もちしません。キュウリとヨーグルトのディップもつくることにしました。インド料理にも似た「ライタ」があるけれど、こちらは「ザジキ」と呼ばれるものや、バルカン周辺国や東地中海地方、中東に伝わる料理のひとつで、使うスパイスや調味料は地方色に富んで多種多様。ババガヌーシュにはわが家のバルコニーで細々と育ってるワケギを刻みましたが、このヨーグルトのディップに入れるハーブはミントかディルです。うちのディルは夏まえに一生を終えたため、ミントに…。

ババガヌーシュで東地中海風ランチに_a0147281_15214803.jpg
ババガヌーシュで東地中海風ランチに_a0147281_15214543.jpg
ババガヌーシュで東地中海風ランチに_a0147281_15214318.jpg

翌日は、残ったディップにキャロットラペ(わたしの常備菜)や茹で卵、アボカドを加えて、メゼっぽいワンプレートランチに。このディップにはピタ(パン)がぴったりなのに、関西では、ピタって見かけません…。昔、横浜に住んでいたときは元町ユニオンで紀伊国屋のパンを売っていたため、簡単に手に入ったのですけどね…(紀伊国屋はいまでもピタパンをつくってるようです、エライ! が、近くにないので残念無念)。で、ナンで代用。中東なんだかインドなんだか、国籍不明だけれど夏らしいエキゾティックな(カフェ風?)昼食になりました。

ババガヌーシュで東地中海風ランチに_a0147281_15213916.jpg

本日のランチ:
baba ganoush, cucumber yoghurt dip, carottes râpées, boiled egg and smashed avocado with naan soldiers
ババガヌーシュ、キュウリとヨーグルトのディップ、キャロットラペ、茹で卵、アボカド、ナンのソルジャー添え





お隣の公園ブログはこちら


あぶそる~とロンドンもよろしく


にほんブログ村 写真ブログ フォトエッセイへ


by serendipity_j | 2019-08-20 20:08 | クッキング savoury
モロッコ流お茶時間
モロッコ流お茶時間_a0147281_19433667.jpg

台風10号「krosa」が去り、台風一過のスカッとした青空を期待したものの、蒸し暑いだけの通常の夏の日になりました。それでも、まあまあ涼しい風が吹いているだけマシかもしれません。暑い日に熱いお茶を飲むのは大人の(年寄りとはいわない!)愉しみ方、という気がするのですが、モロッコに思いを馳せながら、熱いミント茶を淹れました。

というのもお隣の公園には、細い園路の脇でミントが雑草化している場所があるのです。お茶となるとわが家のミントでは間にあわないし、そうだ公園で摘んで帰ろう、と思っているときにかぎって草刈りされたあとだったり…。最近は、草刈り作業の周期がなんとなくわかってきたので、「雑草放任期」のいまのうちにミントをいただくことにしました。

モロッコ流お茶時間_a0147281_19433440.jpg
モロッコ流お茶時間_a0147281_19433126.jpg

本来、ミントの葉を入れたティーグラスに注ぐモロッコのお茶は、中国の緑茶、ガンパウダー(平水珠茶)を使います。色はさほど鮮やかではなく、京番茶に近いような…。ロンドンでは、モロッコ系の移民が住んでいる地区で簡単に手に入りました。逆に、日本は緑茶の国ですから中国産の緑茶が身近にありません。で、わたしは、煎茶を使うようになりました。

モロッコ流お茶時間_a0147281_19432954.jpg
モロッコ流お茶時間_a0147281_19432669.jpg

モロッコの高級ホテルやティーサロンでは、ウェイターがピュータのポットを高くもちあげてやや仰々しく、町のカフェでは店主が大きなヤカンから、ミントの葉の入ったティーグラスに注いでくれます。それにたっぷりお砂糖を入れるのがルール。あの味と香りは再現できないものの、ま、雰囲気は愉しめますし、味と香りはニッポンとモロッコのチャンポンで…。

モロッコ流お茶時間_a0147281_19432333.jpg

この甘~いお茶を、さらに甘いお菓子と愉しむのがモロッコ流。あのローズウォーターやオレンジウォーターのかかった、バクラヴァ(モロッコでは「metaxas」と呼ばれるらし)が食べたいなあ…。こればかりは叶わぬ夢のようなので、日本の焼き菓子で我慢。うちの婿ドノのご実家からいただいた銀座ウェストの、とくに好きなクッキー2種、なかなかあいます。



本日のお茶時間:
thé vert japonais à la menthe à la marocaine
モロッコ流のミントの葉入り緑茶



世界中の罪のない人々を巻きこんだ戦争が終わってから、きのうで74年がすぎました。ご両親の思いを受け継ぎ、深々と頭を下げられる天皇皇后両陛下…。いっぽうアベさんからは、アジアの国々に被害をもたらした国の現政権のトップとして、過去に戦争を起こした当事者としての反省の言葉はありませんでした。自分ではなく「過去」の日本人がしたことなので、昔のニッポンはひどかったよね、ごめんなさい、マジで心を入れ替えました、と公言すれば、周辺国の人々の恨みも少しは和らぐ助になるかもしれないものを、いまだに「大日本帝国の恥」だと思って認めたくないというあのメンタリティ、理解しかねます。それどころか過去に学ぶこともしないで、戦前の日本のようにならなければ、と本気で思ってて、しかもあの悪いお手本のトランプさんの攻撃手法に追随しちゃうんだから、始末が悪い。

世界的に、景気後退への懸念が強くなってきてますが、相変らず口から出まかせいいたい放題の米国のトランプさんは、来年の大統領選で再選をめざして、「わたしを選ばなかったら米国経済は悪くなる」と脅しをかけているんですけど、たぶん、そこまで米国人はお人好しではないでしょうし、つぎの選挙では劣勢なのを自覚してか、みずからの愚策で現実味を帯びはじめている景気後退に、「自分を選ばなかったからだ」という理由をいまから考えてるなんて(それとか、納める税金を安くあげるために経営するゴルフ場で8頭のヤギを飼って「農地」として申請、綴りも歴史も地理も知らないのに、そういうことだけは悪知恵が働くんですよね、どこまで厭らしい人間なんでしょ。ともかく、医師免許をもってない輩が命に係わる外科手術をやってるような状態、米国は早く脱してくれなければ、世界への悪影響が大きくなるばかりです(泣)。


お隣の公園ブログはこちら


あぶそる~とロンドンもよろしく


にほんブログ村 写真ブログ フォトエッセイへ


by serendipity_j | 2019-08-16 22:16 | foodie
梅雨明けの西瓜サラダ
梅雨明けの西瓜サラダ_a0147281_21135202.jpg

きょう梅雨明けしました。そのわりに朝などはけっこう曇っていて、涼しいのかしら?と思いきや、やっぱり湿度は半端ない(苦笑)。公園でのウォーキングも、いつもの4キロコースがキツクなってきました。帰宅したときは汗が滝のように流れ、浴室へ直行です。シャワーを浴びてさっぱりしたあと、先週末、S夫人からいただいた西瓜をほおばろうと冷蔵庫から出しながらかじるのをやめ、ふと思いついて西瓜のサラダをつくることに。一緒にいただいたキュウリがまだあったはずです…。

キュウリは体温を下げる効果があるので、熱中病対策にちょうどいい? 西瓜とキュウリのサラダには、フェタチーズをあわせるものなのですが、そんな洒落たチーズが冷蔵庫に入ってるわけもなく、地元のお店には売っていません。ので、刻んだミントにピンクのカイワレを加えた、超シンプルなサラダです。ヴィネグレットもつくらず、うえからレモン果汁とオリーヴ油をかけて、黒胡椒、そしてピンクのヒマラヤ岩塩の味つけだけ。お塩は早く加えると水分が出てしまうので、食べる直前に。
梅雨明けの西瓜サラダ_a0147281_21134984.jpg
梅雨明けの西瓜サラダ_a0147281_21134782.jpg

そういえばきょう、ウォーキングの途中で、sweet autumn clematis(仙人草)の花が目に入りました。冬でさえ葉が枯れないじょうぶな雑草で、花が咲くのはお盆をすぎてからだったのに。温暖化、進んでますね。S夫人の家庭菜園でも収穫が早まっているようですが、いまだにカラスとの闘いもつづいているようです。Nigel Slater の『Simple Cooking』を観ると、ロンドン北部の彼の庭では、野菜や果物を収穫するために日夜、狐やリスと闘わなければならないようですから、まだましなのかも。
梅雨明けの西瓜サラダ_a0147281_21134416.jpg
梅雨明けの西瓜サラダ_a0147281_21134020.jpg
梅雨明けの西瓜サラダ_a0147281_21133717.jpg

ともかく、家にある食材をつかって、なにをつくろうかと考えるのがたのしく、レシピはあくまで参考、そのとおりにつくる必要はなく、自分の直感であれこれ試す、というNigel の料理法には共感します。ときには、失敗してもオッケー。シェフではない者の、強み、ですよね。というわけで、本日のお昼は、この自己流西瓜のサラダにアボカドトースト。まだ少しだけ西瓜が残ってますが、この蒸し暑さではたぶん、今回は西瓜のグラニータをつくる余裕もなく、あしたまでに冷蔵庫から消えることになるでしょう…。


本日のサラダ:
minty watermelon cucumber salad
西瓜とキュウリのミント風味サラダ



お隣の公園ブログはこちら


あぶそる~とロンドンもよろしく


にほんブログ村 写真ブログ フォトエッセイへ


by serendipity_j | 2019-07-24 22:32 | クッキング savoury
夏野菜礼賛
夏野菜礼賛_a0147281_22271458.jpg

今年の梅雨は、日中、あまり雨が降りません。夜の間にまとまった雨が降っても、翌日のお昼にはお陽さまがのぞく、といった感じで、まあまあすごしやすく、ちょっとデキすぎ? 当然、草や木にとっても育ちやすい気候のようで、野原の草ぐさは目覚ましい成長ぶりを見せていますが、階下のS夫人のキッチンガーデンでも収穫が忙しいようです。

というわけで、収穫されたお野菜をたびたびいただいています。先週は、大根ほどの大きさもあるズッキーニとキュウリ、ニンジン、トマトや万願寺唐辛子、ニンニク、そして大量のバジルもいただきました。冷蔵庫で保存しておいたものの、すぐに鮮度が落ちはじめたので、久しぶりにジェノヴェーゼ・ペスト(バジルのソース)をつくることにしました。

夏野菜礼賛_a0147281_22271576.jpg
夏野菜礼賛_a0147281_22271547.jpg

いただいた新ニンニクも入れて、汗をかきながらすり棒ですっていると、けっこうな量があったはずのバジルの葉が、すり鉢のなかでどんどん少なくなってゆきます。できたのは壜いっぱいほど…。その3分の1は、小分けにして冷凍室へ(梅雨が明けてからの愉しみにします!)。その翌日、さっそく壜に詰めておいたペストを、パスタにからめました。

じつは先月、キタアカリ(黄金男爵)をいただき、そのままになっていたので、それを使ってポテトサラダもつくりました。キタアカリは崩れやすいけど、できあがりはホクホク。S夫人からのいただきもののニンジンとキュウリをいれて、自家製の蒸し鶏を足し、マヨネーズ和えに。隠し味は「巴里土産」マイユの、蜂蜜入りマスタード。ほんとうにいい味です。

夏野菜礼賛_a0147281_22271554.jpg
夏野菜礼賛_a0147281_22271574.jpg

黄色いトマトは調理して火を加えたりせずに、そのままでいただくのがよいみたい。まるでフルーツのような味がします。そう、あの超立派なズッキーニと新タマネギで、イタリア式のオムレツ、フリッタータもつくりました。新タマネギはもちろん甘いけれど、きっとズッキーニも甘いのでしょう、お砂糖を足したわけではないのに、驚くほどの甘さです。

夏野菜礼賛_a0147281_22271693.jpg
夏野菜礼賛_a0147281_22271623.jpg

農薬の使用なしにキッチンガーデンで育った野菜は、やっぱり味がちがいますね。カラスまでグルメになってしまったのか(笑)、S夫人のトマトがずっと被害をうけているそうです。網をかけてもうま~く盗んでゆくのだとか…。憎たらしい生き物です! 同様にわたしも楽をして、S夫人からいただく夏野菜で、素晴らしいご馳走にありついていますが(笑)。

夏野菜礼賛_a0147281_22271688.jpg

本日の食卓:
farfalle con pesto alla genovese (pesto di basilico fatto in casa)/ frittata di zucchine e cipolle/ insalata di con salsa alla senape e maionese

自家製バジルのペスト和えファルファッレ/ズッキーニと新タマネギのフリッタータ/マスタード入りマヨネーズ和えポテトサラダ




お隣の公園ブログはこちら


あぶそる~とロンドンもよろしく


にほんブログ村 写真ブログ フォトエッセイへ


by serendipity_j | 2019-07-08 23:47 | クッキング preserve
タンポポのサラダ(いまが旬)

タンポポのサラダ(いまが旬)_a0147281_22131169.jpg

タンポポの葉を食べたのは、ひと昔もまえにブエノスアイレスのオーガニックファーム市で買って、それをサラダにしたのがはじめてでした。けれどそれ以来、タンポポはごくふつうにどこででも目にするものの、食べてみようと思ったことはありませんでした。

タンポポのサラダ(いまが旬)_a0147281_22130728.jpg
タンポポのサラダ(いまが旬)_a0147281_22130359.jpg

それがそれが、先日、公園を歩きながらノコンギクを探していたとき、復活しはじめたタンポポに気づき、若い葉が妙に美味しそうに見えたので摘んで帰りました。帰宅するとさっそく洗って、うちのハーブとリンゴのスライスもくわえ、お昼のグリーンサラダに。

タンポポのサラダ(いまが旬)_a0147281_22130067.jpg
タンポポのサラダ(いまが旬)_a0147281_22125710.jpg

タンポポは味をすっかり忘れていたので、恐る恐る食べてみましたが、苦味がなく癖のない味。ミントとディル、リンゴをあわせて、マスタードのヴィネグレットであえたのは正解です。淡白すぎるぐらいなので、ナッツやチーズとあわせるのも好いかもしれません。

タンポポのサラダ(いまが旬)_a0147281_22125426.jpg
タンポポのサラダ(いまが旬)_a0147281_22125063.jpg

というわけで、レタスが切れたとき、公園を歩くついでにタンポポを摘んで帰ります。柔らかい葉が手に入るのは、まさにいま。無一文になったら公園の草でも食べますか~と子どもたちにいっていた冗談が、サヴァイヴァルの道を開いてくれたようです(笑)。


本日のサラダ :

salad of apple + herbs + young dandelion greens

with dijon mustard + apple cider vinaigrette

リンゴ、ハーブ、タンポポの葉のサラダ、ディジョンマスタードとリンゴ酢のヴィネグレットあえ



お隣の公園の花鳥風月をつづったブログはこちら


あぶそる~とロンドンもよろしく


にほんブログ村 写真ブログ フォトエッセイへ
にほんブログ村
by serendipity_j | 2018-11-02 22:18 | クッキング savoury
パンプキン月のスープ

パンプキン月のスープ_a0147281_20165821.jpg

ハロウィーンは月の最後の日なのに、神無月に入るころにはもう、お菓子売り場がジャッコーランタンのオレンジ一色。子どもたちや若者たちは仮装パーティをたのしみにし、パーティに縁のないわたしは、カボチャを食べてこの「パンプキン月」をたのしみます。オレンジ色のカボチャはなかなか出回らないものの、国産の美味しいカボチャが手に入る時期です。


最近は努めて和食を増やすようにしているので、カボチャの煮物やカボチャのお味噌汁をよくつくります。でも、カボチャ料理でやっぱり好きなのはクリームスープ。タイ風、モロッコ風、インド風と、さまざまな国で愛されるのがカボチャのスープで、これほど「世界の味」にアレンジしやすい食材も、そうないのでは?

パンプキン月のスープ_a0147281_20165557.jpg
パンプキン月のスープ_a0147281_20164818.jpg

とはいえ、男子にはあまり好かれないカボチャ。でも、スープにすると気に入ってもらえるようです。パセリやコリアンダーなど、カボチャに合わせるハーブは何風のスープにするかで決まりますが、今回は、ふだん出番の少ないセージの葉をバターで揚げて、パルメザンチーズもふりかけ、ちょっとイタリア風。Buona e sana!

パンプキン月のスープ_a0147281_20164435.jpg

本日のスープ :

kabocha squash soup with cream + parmesan cheese + fried sage leaves

クリーム、パルメザンチーズ、揚げたセージ入りカボチャのスープ




お隣の公園の花鳥風月をつづったブログはこちら


あぶそる~とロンドンもよろしく


にほんブログ村 写真ブログ フォトエッセイへ
にほんブログ村
by serendipity_j | 2018-10-23 20:20 | クッキング savoury
| ページトップ |