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藤色の春
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早くも藤が満開に…。藤が咲くと春はまさにたけなわ、地球温暖化のせいかすでに初夏の気配さえ感じ、晩春の花が競うように咲くので、どことなく忙しない気にさえなります。というわけで、あのうららかな春先よりも好きになれない季節ではありますが、野に咲く花を摘む愉しみをもたらせてくれる、幸せな季節です。

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道端や草むらに目をやれば、それまで気づかなかった小さな花や、まだ名前を知らない花が、限りないほど咲いています。そんな雑草のひとつで、去年はじめて目にした花が、この弱草藤(ナヨクサフジ)。柔らかい紫色の花です。

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去年、公園の植え込みで咲いているのを発見。花が咲くまでは、カラスノエンドウと見分けがつきません。今年は、まだ冷たい風の吹く月初めに、枯草におおわれた川沿いの道を歩いていて、鮮やかな紫が目に飛びこんできました。

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歩くたびについ摘んでしまうので飾る場所がどんどん増え、食卓のうえにも寝室にも居間にも、古い家族写真のそばにも、この弱草藤が…。スミレに始まり弱草藤、キランソウにカキドオシと、春の野辺は藤色の花で彩られます。


よい週を!




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by serendipity_j | 2019-04-23 17:20 | weed | Comments(0)
倒木の桜、満開

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ノートルダム大聖堂の火災で、尖塔が焼け落ちる動画はショックでした。ノートルダム、と聞いて脳裏をよぎったのは、高いところから見下ろしていた不気味なガーゴイルのほうでしたが、すぐにあの美しいバラ窓(ステンドグラス)のことが気になりました。と同時に思い浮かんだ光景が、倒れたままで無数の花を咲かせていた公園の桜です。

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この世に楽園のような美しさをもたらせてくれる自然は、ときとして残酷すぎます。昨年はこれまでになく強い台風に見舞われ、多くの木が倒されました。きょうも公園を歩いていて、毎春、濃いピンクの花をつける関山の木が2本、消えてなくなっていることに気づいたばかりですが、かなりの数にのぼる倒木に、まだ手つかずの場所もあります。

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いつも歩く細い園路の脇で倒れているソメイヨシノが、周囲よりひと足遅れてつぼみをつけているのを知ってはいたものの、先週末、満開になった姿を見て、その力強さにはじめて驚いたのです。そのイメージが、あれほどの火災でも焼け残ったノートルダム大聖堂のバラ窓に、重なりました。生き残った美しさほど、心を打つものはありません。

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じつはもうひとつ、ノートルダム大聖堂の尖塔が焼け落ちるところを見てイメージが重なったのが、2001年タリバンによって破壊されるバーミヤン渓谷の石仏です。これもそのようすが映像で残されているため、より強い印象で悲しみが脳裏に刻まれました。宗教や信仰と関係なく、美しいものが壊れていくのを見るのは、ほんとうに悲しいものです。

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by serendipity_j | 2019-04-17 21:32 | 花 park | Comments(0)
マーマレード・モーニング

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目覚めて、ブラインドの羽根のあいだから青空がのぞいていると(わたしは夜中もブラインドは開けたまま)、幸せな朝が迎えられます。そして一日の始まりは、ジャムつきパンから? 美味しいカンパーニュがあるし、先月つくった甘夏のマーマレードで? けど、なにしろ代わり映えのしない毎日です、「週末感」を演出するために朝食をわざわざベッドへ…。

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ホテルのルームサーヴィスとちがって、用意するのも運ぶのも食べる人自身なので、ベッドにいながら上げ膳据え膳、というわけにはいきません。が、気分だけは優雅に(苦笑)、ブルーベリー・ナイトならぬ「マーマレード・モーニング」。いまが旬の国産の柑橘類のなかでも、「ビターオレンジ」でつくる英国式マーマレードづくりにぴったりなのが、甘夏です。

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毎年つくるようになってから、レモンを足してみたり、カルダモンを加えてみたり、「実験」を重ねています。ことしはグラニュー糖ではなく三温糖で煮て、ブランディを加えてみました。というわけで、色がいつもより濃いみたい…。ただし、水で煮て柔らかくしたあと、ひと晩寝かせたせいか、いつもより厚めに刻んだにもかかわらず、かなり柔らかな仕上がり。

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マーマレードは、お菓子やお料理にも使えます。ボンヌママンの空き壜に詰めたマーマレードはちゃんと脱気消毒したため、次のシーズンまで保存可能です。


本日のプリザーヴ : amanatsu orange brandy marmalade

         甘夏のブランディ風味マーマレード



きょうはうららかな春の日でしたが、あしたはまた雨模様のよう…。晴天はつづきませんね。お天気はどうあれ、素敵な日曜日を!  


       

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by serendipity_j | 2019-04-13 23:08 | クッキング preserve | Comments(0)
春のポージー(花あそび)


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東京では雪が降ったそうですが、一日雨がやまず、冬に逆戻りしたかのような気温の低さです。きょうは歩きに出られないので、珍しく家で春ゴモリ。でもちょうど、亡き母の(わたしと歳の近い)ハトコとその奥さんが、お庭で咲きはじめたライラックやらのお花とケーキともって、訪ねてきてくれました。


いただいたお花をお見せしたいところですが、きょうはお昼でも暗くて撮影日和ではないため、アップしたのは数日まえに撮ったほうのお花です。もう終わりかな、と思っていたスミレが、それまで気づかなかった場所でまだまだ咲いていて、帰宅するころには手のなかで小さなポージーができていきました。

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どこかのお宅の庭から飛び出し、雑草化する花がふえています。ムスカリもそう。冒険心が旺盛なようで、道端ばかりか思いもよらない場所で見かけたり…。川沿いの道で咲いている菜の花は、ミニチュアサイズで可愛いのでついつい摘んでしまいます。ヒヤシンスとヘレボルスは、うちのバルコニー育ちです。

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今週に入って、桜は花吹雪となって散りはじめ、花の見ごろは八重桜へと移りましたが、きょうの花散らしの雨で、花びらがだいぶ落ちてしまったかも…。あしたは雨もあがっているでしょう、まずは公園へいって、桜のチェック…。自分で思っていた以上に、桜が気になります(笑)。先が短い人生だからかな?




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by serendipity_j | 2019-04-10 20:53 | 花 indoor | Comments(0)
春爛漫の候 : a sunday morning walk

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春本番。決していちばん好きな季節ではないものの、寒さで縮こまっていたからだが自然と伸びる陽気に、気持ちもほぐれます。朝からとてもいい気分なので、公園ではなく、めったにとおらないご近所を歩いてみることにしました。


駅に出るときにとおる細い私道に、じつはお気に入りの一画があります。住宅に囲まれたその空き地で育つさほど大きくない数本の木は、見るたびに花か実をつけています。秋は柿がなっていましたが、今朝とおると夏蜜柑が鈴なり!


夏蜜柑はよほど酸っぱいとみえ、拾う人も盗む人もなく落ちたまま…。花や野菜も「自然児」のような育ち方で、手入れをする時間がないのか手がないのかわからないけれど、少々野性的なこの無造作加減に、すっかり魅せられています。

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ご近所の、こういった住宅街のなかの空き地はどんどん消えています。ある日突然、更地になったかと思えば、次にとおったときには家が建っていたり。この辺りは今でこそ家が立て込んでいますが、昔は農地や竹やぶだったと聞いています。


というわけで、かつての「地主さん」らしきお屋敷も散在していて、最近の建売住宅から消えた「門」を見学するのが愉しみです。それはそれは立派な門構えに日本家屋の歴史を感じとりながら、ふと目に入ったのが門のまえの黒いパンジー。

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濃い紫が黒に見えることはあっても、ここまで黒いスミレは初めてです。そこから、足の向くまま気の向くままの朝の散策で唯一の目的、投票をすませるために小学校へ…。時間帯のせいか、見かけるのは年配の方ばかりで、若者たちはどこ?


社会の形を、自分で選ぶことのできるたったひとつの権利が投票だなんて、若いころには知ろうともしませんでしたからね、わかります。でも現実は、民主主義がこれまでになく危うくなっている状況なので、無関心ほど怖いものはありません。


畑と田んぼ、そして市民菜園が入り交じった地区でレンゲが咲いていました。スミレ同様、いまが季節です。幼いころに住んでいた福岡の小倉北区でも京都の西京区でも、当時はまだ家の周りに田んぼがあって、レンゲを摘んだ春を思い出します。

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ほんとうに春爛漫。関山もライラックももう咲いています。そのまま公園まで足を延ばすと、満開の桜のおかげでいつもの日曜の数倍の人出。BBQ広場も大にぎわいです。公園の桜は公園ブログにまとめましたので、ご近所で見ごろの染井吉野を。

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by serendipity_j | 2019-04-07 20:03 | 四季 | Comments(0)
桜と抹茶とチョコレート

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ことしもついに、桜シーズンに突入です。今朝は最低気温が2度と花冷えもいいところですが、小学校や中学校の入学式があったようで、桜の花の下で記念写真を撮る親子を何組も見かけました(最近は、お仕事を休んで式に出るお父さんも、少なくないみたい?)。きれいに晴れて、満開に近い桜も誇らしげです。

さて、桜を見るとなぜか恋しくなるのが、抹茶。なにか抹茶にあうお菓子をと思い、抹茶とチョコレートのシートケーキをつくることにしました。でも、プレーンじゃ面白くない。冬につくった干し柿がまだたくさん冷凍室に残っています。そこで、抹茶のほうには干し柿を刻んで入れ、チョコのほうはクルミを…。

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抹茶とチョコレートって、黄金のコンビネーションだと思うのですけど、以前、ふたつのスポンジを焼き、クリームチーズとアプリコットジャムをはさんで、レイヤーケーキをつくったことがありました(母のお誕生日のケーキだったはず)。今回はシートにしましたが、抹茶と干し柿のコンビネーションもなかなかです。

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川沿いの道を歩きながら、風で落ちた桜を拾いました。そこから足を延ばして、公園でも花拾い(笑)。染井吉野は「薄紅」よりずっと薄い桜色ですが、大島桜はそれよりも淡い、かぎりなく白に近い「シャンペインピンク」。帰宅し、器に水をはって桜を浮かべ、お花見をしながらお茶にしました。ほんとのお花見はこの週末がピーク?

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本日のティー : matcha dried persimmon/ chocolate walnut sheet cake

干し柿入り抹茶味/クルミ入りチョコレート味シートケーキ





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by serendipity_j | 2019-04-04 17:42 | クッキング sweet | Comments(0)
月曜日の白 #53(ヒヤシンス)

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久しぶりに「月白」シリーズ復帰です。というのも、卯月1日の月曜日ですから、イメージだけは、まっさらな気分で新しいスタート、という感じ…。大好きな白のヒヤシンスです。年末かお正月に咲くと期待して球根を植えたヒヤシンスは、如月になっても咲かず、弥生も終わりごろになって、ようやく咲きました。厳密には、「白」ではないんですけど、日ごとにクリーム色が抜け、だんだん白くなってゆきます。

ヒヤシンスの香りのする部屋で目覚めるときの幸せを味わいたく、さっそく花を切って花壜に生けてみたものの、品種改良されたのか、あの甘く強い香りは放ちません。少々物足りなさはありますが、かすかにでもヒヤシンスが香る部屋は、優雅な気持ちになれます。先週の28日は、いまは亡き両親の結婚記念日でした。父と母がいなければ、わたしはこの世に誕生できなかったのだ、と珍しく殊勝な気持ちに…。

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生んでくれてありがとう、などといままでこれっぽっちも思ったことのなかった言葉が、二人の写真を見つめていると、ふと口をついて出ました。自分が望んで生まれてきたわけじゃないんだし、陳腐で、ガラにもない…。けれど、父が逝き母も逝き、この歳になってようやくわかったことなのです。二人が結婚式を挙げた日は、どんな日だったのでしょう? 平安神宮には、いまのように観光客はいなかったのかしら…。

きょう、桜の咲き具合を見に公園とご近所を歩きました。ほぼ咲きそろった桜ばかりか、桃にスモモ、ツルニチニチソウに藤色のヤマツツジまでが満開で、何もかもが、花好きだった母の想い出につながってしまいます。父と母が住んでいた家や母が独り住まいをはじめた建物が視界に入ると、涙をこらえるのに必死です。もう一度逢いたいな、と心から思う人は、父にも兄にも申しわけないけど、やっぱり母だなあ…。

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そしてきょう新元号発表。で、「令和」。「平成」になったときロンドンに住んでいたこともあり、元号での表記にはいまでも混乱します。興味もなく、とにかく「安」の字が入ってなくて胸を撫でおろしたけれど、なぜか「冷」を連想して寒くなります。NHKラジオは朝から特別番組で大宣伝(テレビでもやったの?)。なんだか政府のお手柄みたいな扱いですが、次の天皇陛下中心に皇室が決めちゃえばいいのに?



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by serendipity_j | 2019-04-01 21:28 | 月曜日の白 | Comments(0)
春キャベツとサーディンのパスタ

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山桜も染井吉野も咲きはじめました。けれど桜ばかりか、あちらでもこちらでもさまざまな花が競うように咲くので、花を追うのがますます忙しい週になりました。いっぽう、花よりも早く登場した春野菜も、追いかけるがたいへんです。目移りしても口とお腹はひとつなので、あれもこれもと欲張りしても、結局冷蔵庫で眠らせるだけ。とりあえず、長持ちする春キャベツと新タマネギをまず買いました。

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そこで、真っ先に浮かんだのが、春キャベツのパスタ。春キャベツの甘さが味わえるのはこの季節ならでは、というわけでまさに春のパスタです。新タマネギやカリフラワー、そして夫人からいただいてからしばらくたち、花が開きそうな水菜や青梗菜も。パスタの味を決めるのは缶入りの油漬けサーディンです。同じく夫人から昨年の秋にいただき、干してハサミで切っておいた鷹の爪で、ペペロンチーノに。

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ところで、魚を使ったこのパスタにチーズはNGです。油で焼いた(揚げた?)パン粉と相場が決まっていますが、朝食にバゲットを切ったときのパンくずがちょうどあったので、それを代用。いまだに使い切れてないザクロのシロップにヴェルモットとジン少々をミックスし、ローズマリーで香りづけした自己流カクテルで乾杯。わが家のバルコニーでは、満開のローズマリーの横でヘレボルスも咲いています。

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本日のパスタ :

penne al peperoncino

con le sarde, il cavolo cappucio, il cavolfiore e le verdure primavelli

春のペンネ ペペロンチーノ

サーディンの油漬け、春キャベツ、新タマネギ、カリフラワー、春青菜入り




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by serendipity_j | 2019-03-28 16:01 | クッキング savoury | Comments(0)
スミレの季節とザクロのシロップ

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早くも、お隣の公園の枝垂れ桜が咲きはじめたというのに、冬のように寒い日曜日となりました。でも、気分はもう冬に逆戻りできません、春にはこれをしようあれをしようと、春の情景だけが頭に浮かびます。そんな気分に先駆けて、春らしいかも、と思いついたことのひとつが、ザクロのシロップを使う「パトゥ・ドゥ・フリュイ」づくりでした。


レシピを見ると、本来はゼラチンではなくペクチンで固めるようでしたが、アメリカンな「ガムドロップ」式にゼラチンを使用。加減がわからなくて、ちょっと固すぎました。色も、ピンクになると思っていたのにほとんどオレンジ色(まいっか、実験なんだし。ほんとうの目的は、昨年の暮れにつくったザクロシロップを利用することでしたから…苦笑)

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以前つくったスミレのシロップなら、ピンク色になって、理想的だったかもしれません。あるいはバラのシロップなら、(英国ではどこでも売っているけど日本ではみかけない)好物の「ターキッシュディライト」ができたかもと思い、半分はそれ風に粉砂糖をまぶしてみました(レシピを調べると、こちらは本来、コーンスターチで固めるようです)。

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買い物の行き帰りにとおりがかるあるお宅の生け垣の下には、年明けから春先まで愛らしいニオイスミレが咲くので、毎年愉しみにしています。しかも年々増え、ことしは一面が紫の花で染まるほどの増殖ぶり(↑)。春をいちばんに告げてくれたニオイスミレの見ごろは、もう終わりです。そのかわり、いわゆるマンジュリカがあちこちで咲いています(↓)。

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本日のプリザーヴ : pâte defruit à la grenade

          ザクロ風味のパトゥ・ドゥ・フリュイ(ゼラチン固め)



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by serendipity_j | 2019-03-24 13:55 | クッキング preserve | Comments(0)
とじこめた春のピンク

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しばらく冬の寒さが戻っていたので、まるで春本番のきょうの暖かさには、思わず顔がほころびました。ほころぶ、といえば、お隣の公園では杏(アンズ)や李(スモモ)の枝先についた無数の花のつぼみが次々にほころんでいます。春分の日を待たずに、冷たい風にさらされながらも開きはじめた花木ですが、きょうの陽気で開花が加速。そのいっぽうで、遅咲きの白梅や紅梅が季節に追われるようにして、枝から花を落としていました。

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足もとに落ちた梅の花をひとつ手にとると、その瑞々しさが愛おしく感じられ、同時にそのはかなさが哀れになって、拾えるだけ拾うことにしました。で、欲張ってみたものの、梅林が紅白の花や花びらで埋まるほど落ちているので、ああ、きりがない…。それでも、濃いピンクや淡いピンク、まるい花びらと黄色の雄しべが愛らしい梅をもてるだけ拾い、出口近くで、つぼみのまま落ちた寒緋桜(カンヒザクラ)も拾って帰宅。

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まだ寒い日がつづくときに、殺風景な庭や林に春の華やかさをもたらしてくれる梅。幼子のような愛らしさのある梅は桜とはまたちがった趣があり、しかも長い期間にわたって咲くので、個人的な花暦のなかでは桜よりも咲くのが待ち遠しい花になっています。そして暖かくなるころには桜に主役を奪われ、散ってしまうだけ。拾ってきた梅の花をこうしてとじこめて、ソファの横に置き、ときどき眺めては名残を惜しんでいます。


p.s.

モスク銃撃事件のあったニュージーランドは、国連による「世界幸福度ランキング2019年度版」で8位でした(日本は58位)。そんな幸福度の高い国で人種差別テロが起こったあと、アーダーン首相の、この世の終わりであるかのような悲しみを湛えて国民を慰める姿が印象的でした。その半面で、惨い殺戮によって自分の名前を世界に知られたかったとする犯人の動機に対し、「そんな男の名前を、今後一切、わたしが口にすることはない」とバシッと演説。その毅然とした態度は、真のリーダーの姿そのもの。思いやり、愛情、高潔さを示した、そして壊れてしまった国を導くために、慰めと非常なほどの強靭さをもちいる本物のリーダーが存在することを知らしめた、と絶賛されてます(どっかの国のリーダーとは雲泥の差よ)。

事件の起きた現場、そして学校などでも、犠牲者を弔うための「haka」(マオリ族の踊り)が捧げられるシーンが動画でアップされています。男子も女子も、ハカ は「目ヂカラ」が凄い! ハカ だとか、アンダルシア旅行中に地元の人が歩きながら突然歌い出したフラメンコだとか、あるいは、知事選や県民投票のあとで、沖縄の人たちが自然発生的に踊りだす姿などを見て、毎回、思うのですけど、とってつけた感じがまったくなくて、自然に出てくる歌や踊りの文化が根づいている人たちって、ほんとに羨ましい。沖縄をのぞいて日本には、みんなで踊り出すことも歌い出すことも、恥ずかしさが先にたっちゃうのか、ほとんどない…。外国映画なんかでもよく、お祝いや悲しいときに、なんか突然、みんなで歌い出したり踊ったりするでしょ? ああいうの、憧れです。



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by serendipity_j | 2019-03-20 23:05 | 花 indoor | Comments(0)
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