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セレンディピティ ブログ
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タグ:白い花 ( 79 ) タグの人気記事
沙羅双樹の花の色

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ことしになって、運動もかねてかなり遠くのスーパーマーケットにかようようになったのですが、各玄関先で咲いているお花がきれいな静かな住宅地を抜けるルートが、最近ようやく定着。水無月に入ってしばらくしてから、いつものようにさまざまなお花に見とれながら歩いていると、一軒の住宅のまさに玄関先で満開を迎えた沙羅樹が目に入り、思わず足がとまりました。

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ある日突然、花が咲いているのが目につくまで、それがいったいなんの木かなど気になったこともなかった木…それが、羽二重のごとく光沢のある真っ白な花を無数につけていたのです。沙羅樹でした。二年まえに旅立った、横浜の友人を思い出します。みずからひとつひとつ選んで色をそろえたという、赤レンガの素敵な自宅が完成したとき、彼女が玄関先に植えた木でした。
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多感なころに、初めて『平家物語』の「祇園精舎」を耳にしたわたしは、祇園精舎が寺院を意味するなどまったく知らないまま(苦笑)、これほど美しい日本語の文章はほかにない!とシビレてしまったことがあり、その、平家物語に登場する沙羅双樹の花(本来の樹は、このナツツバキとは別物だそう)を、彼女の家で初めて見て、その美しさにまたシビレてしまったのでした。
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ラッフル状に縮れた花びらの縁の裂け具合と、金色の雄しべがひきたつ純白の透明感が、耽美的です。どこか冷たい響きを残す『平家物語』のイメージにぴったりだと感じ、妙に得心した瞬間でした。それからわたしは横浜を離れ、数年の年月が流れてから彼女を自宅に訪ねると、沙羅樹は枯れてしまったそうで、ほかの木が植えられていました。そして、彼女ももういません。

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まさにこの世は諸行無常。海を越えた大国の大統領が(ロシア共謀疑惑で追いつめながらもいまだに逃げ切り)、ずるくても嘘つきでも大統領ならオッケーという例を示しつづけるので、真面目だったはずのこちらの国でも、(多くの疑惑から逃げ延びるつもりの)不誠実で言葉の軽い首相に倣って、堂々と嘘をつく恥ずかしい大人が増えつつあるので、暗澹たる気もちです。

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盛者必衰の理をあらはす。おごれる者も久しからず…に早くなってくれ~


お隣の公園の四季折々を紹介するブログ park diary  も更新中。


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by serendipity_j | 2018-06-15 23:20 | 四季 | Comments(0)
立夏の雑草愛

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食材の買い出しにいくたびに、そして公園に歩きにいくたびに、かならず目を向けるのが道の両脇で咲いている花…。生えている場所の違いで、「野草」といえばぐっとロマンティックなイメージに変わりますが、ふだん邪魔もの扱いされている、いわゆる雑草の花です。花壇の花と同様、季節がめぐるにつれどんな花が咲きはじめたのかと、気になってしかたありません。

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先月の下旬あたりから花が咲きはじめた雑草で、地味さにかけてはピカイチなのがこのオヤブジラミ(雄藪虱)です。セリ科のなかまでは花がきわめて小さく、花が咲いたところを家でじっくり眺めようと思い、これまでも遠慮がちにつぼみを摘んではいました。連休中の立夏を迎えた五月晴れの日、群生している公園の草むらから数本、思い切りよく手折ってきました。

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あまりに控えめな花ゆえ、これまで花が咲いているところには気づかなかったほどです。むしろ、ニンジンの葉に似ている美しい葉っぱのほうに惹かれてました。というわけで、初めてちゃんと花を見て、初めて名前を調べた次第。が、雑草の宿命か、学名が torilis scabra のこの花もご多分にもれず気の毒なネーミング。 英語の名前だと、rough hedge parsley なんですが…。

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最近はなんでもネットで検索するので、こんな本をもっていることさえすっかり忘れてましたよ~。久しぶりに本棚から引き出してペラペラとページをめくると、ロンドンですごす初めての春に、家のそばの草むらで cow parsley queen ann’s lace を夢中で摘み、名前を知りたくてこの本を買ったときの記憶がよみがえりました。わたしの雑草愛は、永遠です(笑)。

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by serendipity_j | 2018-05-07 23:24 | weed | Comments(2)
若葉のころ 2018

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卯月のにわか雨が皐月に花を咲かせる、とは西洋でよくいわれることわざ。それほど、さっと降る雨や春の嵐のようなお天気がつきものの卯月ですが、今年はかなり少なめ。それでも、一昨日には久方ぶりにザアザアと雨が降りました。その雨があがったお昼まえ、いそいそと出かけたのがお隣の公園です。雨があがって間もない公園は、人影もまばらで静かなだけでなく、雨に洗われた草や木が、いつもよりも鮮明な色彩で目に映るから…。


昔もいまも、春といえばこの花。どこを見ても、黄色いタンポポがのどかな光景を創っていましたが、たいてい綿毛も飛び散り、ピークはすぎたようです。そのタンポポがすっぽりおおっていた芝生の丘。ちょうど1週間まえはこうでした。

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おなじように春らしい黄色のカロライナジャスミンも、夜中に降った雨のせいで、花を落としていました。実家のガレージの横の生け垣に、母が植えていたのもこれです。羽衣ジャスミンに負けていましたが、いまはどうなっているでしょう…。


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満開を迎えたナニワイバラも同様に、棚の下には雨に濡れた大きな花びらが。インドシナ半島あたりの原産ながら、帰化した北米では、白い花びらが「チェロキー族の女性の涙」を象徴するようになり、ジョージア州では州の花になっています。

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もう十数年毎日のように訪れているのに、この春初めて気づいたのがオオデマリ。裏手の勾配になったところに数株植えられていました。よく似た「ビバーナム」と同じビバーナム属。「ビバーナム」は英国では「ゲルダーローズ」と呼ばれます。

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雨は少なかったものの、この春の植物の世界ではすべてが先どり。何もかもが先を争うように早く咲き、早く散ってしまいます。とはいえ、見わたすかぎりの優しい若葉色に、楽園で聴くような珍しい野鳥のさえずりに、季節は申し分ありません。

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若葉のように柔らかくて瑞々しい才能…神童はもちろん日本にもたくさんいますけど、唸ると同時にニコリとせずにはいられなかったのが、ヴィヴァルディを「聴かせる」このヴァイオリン演奏。ビヨンセを「歌いあげる」この3人も。や、お見事! 



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by serendipity_j | 2018-04-26 22:00 | 花 park | Comments(0)
霜月のセレンディピティ

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霜月が終わります。巡る月日の、なんという速さ! これは、歳のせいなのかもしれませんが…。ともかく、2017年もあとひと月です。

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きのう、公園で摘んだ野草。ワルナスビもまだ咲いていました。

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蝶を見たのは13日で、コオロギの声を最後に聞いたのは25日。

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このガクアジサイは遅咲きのようです。晩秋になっても咲きます。

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茜色の陽が沈むと、瞬く間に夜の帳が下りるようになりました。

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ことし最後の月に、思いがけない幸運が、見つかりますように…



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by serendipity_j | 2017-11-30 22:39 | 四季 | Comments(0)
十三夜と紅葉“第一章”

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霜月のはじまりに美しい十三夜が見られるとは、なんという幸運。十五夜のお月さまは、台風シーズンのせいで見られないことが多いのです。月見に紅葉狩りと、秋ほど風流な季節はありません。子どものころ小倉に住んでいたときに、町内の子ども会の遠足で、母親たちもみなそろって大分の耶馬渓へいったことを、ふと思い出しました。空気が澄んで散策にもってこいのこの季節が、いちばん好きです。夏が去ってもシジミ蝶はまだ居残り、わたしの「ゴドー」(モズ)も帰ってきました。

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昨夜は気温が5℃台まで下がり、一時的に忘れていた冬の寒さを思い出しましたが、夜の気温が下がるにつれて、紅葉が進みます。

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それでもまだ、夏と入り交じったような秋の色彩。ただ、空の青さのトーンがちがいます。空気と光が、ちがううせいでしょうか?

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ほぼおなじ時間に公園のいちばん高い場所に行って、360度見渡し、西の空に傾いた夕陽を眺めるのが、日課になってしまってます。

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おなじルートで、毎回どうしても足を止めてしまうのが、白い秋明菊です。でもきのうは、目立たない茶の木の花を見に、寄り道を。

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待ちわびた秋! ところが勘違いして秋に咲く桜やスモモを見るのは、最近は珍しいことでもなく…地球の温暖化は止まりません。

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by serendipity_j | 2017-11-01 23:11 | 四季 | Comments(2)
秋、すこしずつ

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またまた雨。台風SAOLA が近づいています。先週末、日本列島を襲ったスーパー台風LAN は、雨はさほどひどくはなかったものの、暗くなってから吹き荒れた恐ろしいほどの強風。臆病な母がもし生きていたら、怖くて一睡もできなかったことでしょう…。案の定この風が、わたしが公園の隣に住みはじめてから最大の被害を、公園の樹木にもたらしました。


雨のあがった月曜日、さっそく公園へ。折れて落ちた椎の木の枝が散歩道を埋め、月桂樹や松の倒木が横たわり、ぽっきりと折れたユーカリの大木のまだ湿った幹があらわになり、45度に傾いた背の高い糸杉など、多くの木々の無残な姿を目の当たりにして悲しくなりました。今月に入って戻ってきていた野鳥たちは、あの風のなかでどうしていたのでしょう? 


公園では危険な箇所が優先的に片づけられ、散歩道から赤いコーンがほぼ消えた木曜日は、素晴らしい散歩日和。ようやく、「黄昏の国」らしい10月の景色を見ることができます。あちらこちらで木々の紅葉が進むいっぽう、花壇にはまだ夏の花が咲いているものの、花びらの彩はずっと深く、茎や葉には赤い水彩絵の具を混ぜたような秋色に変化しています。

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一日が短くそして影が長くなるこの季節の、温かい夕陽を浴びた秋明菊。白い花びらがうっすらと茜色に染まって…。

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美しい草や木に目移りしていると、あっというまに陽が沈んでしまいました。夕焼け空を背景にいっそう赤く燃える沼杉。

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花とおなじくきれいな色の葉を見て、「秋は二度目の春」と言ったのはカミュ。空の高いところを見あげると三日月が…。

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P. S.

秋だけど春、というイメージにぴったりのERDEM がコラボしたH&Mキャンペーンヴィデオ。バズ・ラーマン監督が製作。ロマンティックで野性的で神秘的な花の世界に、体操の白井選手似(?)の青年が登場!


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by serendipity_j | 2017-10-28 22:55 | 花 park | Comments(0)
土、鉄、ガラス、そしてラタン
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またもや雨。外に出られない日は家の片づけでもしなさい、ということなのかもしれません。母の住まいから持ち帰ったたくさんの遺品(山のようなアルバムや、まだ時を刻みつづけているのでどうしても捨てられなかった秒針のとれた置時計など)は、ふだん使わない北側の部屋のいっぽうの壁に沿ってずらりと並んだまま。

これを全部しまうには、まず押入れの整理をしなくてはならないので、もう数か月のあいだ気が乗らずに足踏み状態です。ただ、気に入って持ち帰ったものだけは、さっさと場所を見つけておさまっているのも事実。たとえば、おそらく昔は、母がぬか漬けをつけていたと思われるふたつの壺は、南側の客間に並べてあります。


この壺は、母の住まいでは半ば打ち捨てられていました。洗ってみると、なかなか味があって美しく、捨てられなくなってしまったというわけ(笑)。籐の椅子もその客間に置き、ときどき座っています。着物が入っていた昔懐かしい柳行李は、古典柄西陣織の帯1本を除くすべてを寄付したあと、保存する衣類を入れて押入れに。

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和室は床の間があるとサマになるのですが、とりあえず壺を置いたデスクに、鉄瓶やガラスの花器なども集めてカタチづくり…。大昔、(「クロワッサンの店」の大ファンだった)ママ友にもらった篠竹の弁当籠も、久しぶりに手に取ってみました。数年前、亡くなっていることを知ったので、これが彼女の形見となりました。

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陶器の土、鉄、ガラス、ラタンや竹など、部屋に自然素材が増えると優しい雰囲気になり、(折衷主義ながらも)和風の空間にいると気分も変わるので、いまではこの部屋でお裁縫をしたり読みものをしたりしてすごすようになっています。ここには絶えず四季折々の花をドサッと生けていたいところですが、ま、それは、夢のまた夢。

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雨で投票率が気になる衆院選、いよいよ安倍政権に審判が下ります。すでに期日前投票をしたわたしは、心のなかで「アッベヤッメロ~」を繰り返しながら見守っておりますけど、エダノンの街宣中継をいく度となくウェブで観て、米大統領選でのバーニー・サンダース旋風のような、草の根的なうねりと支持者の熱さを感じました。

というのも、国会で解散宣言したさいの「バンザイ」、ウグイス嬢による甲高い声での「お願い」の連呼、党首を筆頭にまったく有権者の心に届かない演説の言葉…こういう選挙にはほんとうに辟易。そこいくとエダノンの党は違うんですよ、ごらんになられましたか? とはいえ大勢は、現政権をヨシとするのかもしれません。


今回も、自分の国の方向性を修正できるチャンスがあることに気づく人が少なかったとしても、(ハリケーンですべてを失った被害者に向かって「have a good time!」と声をかけたりする)常軌を逸した人が率いている米国や、言論の自由のない中国、北朝鮮、トルコ、ロシアよりは、日本はまだずっとマシと思うべきなのでしょうね。



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by serendipity_j | 2017-10-22 12:58 | インテリア | Comments(0)
曼殊沙華、またの名をスパイダーリリー

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きょうもニッポン(といっても体験してるのは近畿地方)は朝から晴れ渡っています。きのうは、えもいわれぬ美しい秋の日でした。昨年の秋はどうしたことか見ごろを逃してしまった彼岸花、あるいは曼殊沙華。わたしはお彼岸に咲くこの花を、お墓とリンクしたイメージを払拭するためにspider lily と呼ぶのが好きですが、とりわけ白花のlycoris albiflora は、まさに彼岸(あちらの世界)で咲く花のごとく華麗で神秘的。

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一方、一度見たら一生忘れられないような、毒々しさではピカイチの紅いlycoris albiflora も満開です。突然現れて燃えるように咲き、こちらもやっぱり現実離れした花。赤い炎が広がるように田んぼをとり囲み、そばをゆく人の目を釘づけに…。今年も、うちのお嫁さんの御殿場のご実家から新米がすでに届いてますけど、公園のミニ田園も実りの季節を迎えています。家にいても外から金木犀が香る、極楽気分の秋です。

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なのに、極楽気分とは正反対なのがこの世の中の出来事――ロヒンギャ難民の惨状にメキシコ地震、イルマにホゼにマリアと立て続けに被害をもたらしたハリケーン。そして、吐き気がするほどすべての言動に品も知性も雅量もゼロ以下の米国大統領と、かの国の裸の王様の危険な挑発合戦。どちらも一国の指導者になってはいけない人物だというのは一目瞭然ですが、タイミングよく持ちあがったその北朝鮮問題と、みんなとうの昔に自覚している少子高齢化を唐突に持ち出し(世界的不景気のリスクを理由に消費税の増税延期をしたときもそうでした)、「国難突破解散」を高らかに言い放ったニッポンの総理大臣。自己保身解散のための都合のいい理由だと、見え見えでしょ? 待ちに待った素晴らしい季節がやってきたというのに、腹が立つことばかりなのです。


でも、よい週を!


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by serendipity_j | 2017-09-26 16:29 | 花 park | Comments(0)
秋がはじまる日の花と味覚

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葉月最後の日。どこを見ても雲ひとつない青空。そして涼風。秋のはじまりを確信しました。垣根にはsweet autumn clematis が咲き乱れ、秋の味覚はとっくの昔に出回っています。たとえば無花果…。

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夏は、無花果を食べずしては終われない? 毎年、季節の終わりとはじまり訪れを告げる果物を買い、毎年、代り映えしないけれど写真を撮り、味わう、というのが「my 歳時記」になっています。

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無花果のアップサイドダウン・ケーキを久しぶりに焼きました。でもまず味わったのは、ローズマリーと一緒にオーヴンでローストした無花果。無花果は蜂蜜との相性が絶妙です。香辛料はシナモンを。

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今年の夏は蒸し暑さ攻めで、ほとほと疲れました。秋の訪れを喜んでいると、台所のライトを新しいのにつけ替えてくれた電気屋さんのお兄さんが、いや、そんな簡単には秋にならないでしょ、と(笑)。

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本日の焼き菓子 : fig upside-down cake/ roasted figs with honey + rosemary


一昨日は亡父の命日でしたが、きょうは故ダイアナ妃の命日ですね。あの夏、わたしは同じ時期にサラエヴォにいました。例の事故があった日、もしかするとパリにいた可能性もあったもののロンドンに帰っていて、住まいだったケンジントン宮殿まえにできた「花束の海」を見に行きました。ロンドン(英国中?)を包んでいたえもいわれぬあのムード、忘れられません。


振り返ってみれば、1977198719972007、そして2017年と、「7」のつく年は、なぜかわたしの人生で大きなこと(出来事だったり変化だったり決意だったり、または病気)が起こる年回りのようです。とりわけ、その年の夏の記憶はいまでも鮮明。亡母の「家じまい」はようやく終点の手前まできました。2027年(もしまだ健在なら)に、この夏のことを思い出すのでしょうか?


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by serendipity_j | 2017-08-31 21:06 | クッキング sweet | Comments(2)
告別式の朝の柏葉紫陽花

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母のお通夜が営まれた晩、「my family」と呼べることを幸せに思う5人で自宅に戻って、母/祖母を偲びました。(母のお見舞いに)美味しい桃のネクターをいただいていたので、ベリーニをつくってみんなで乾杯。それぞれが持ってきてくれたお菓子(東京のヨックモックと横浜のビスカウト)や葡萄をつまみながら、結局は食べ物の話で盛りあがり、横浜組(息子夫婦)が次々とベリーニをこぼして大笑いしました。

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翌朝、午後からの告別式までたっぷり時間があったため、わたし(&早起きに慣れている息子)以外はみな朝寝坊を決めこんでいましたが、わたしは早朝から開いている近くのパン屋さんへ。パンを仕入れた帰り、いつもお花が目を引くお宅の玄関先に「ご自由にどうぞ」と書かれた柏葉紫陽花の入りのバケツが置かれていました。幸運にもまだ2本…。1本とって、窓際でこちらを見ていた猫に思わず、ありがとう、を。

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青空が広がり、空気もさわやかで、気持ちのいい朝でした。母に永遠のお別れをいう哀しい日ではあったものの、気分はどこか晴れやかですらありました。それから子どもたちを起こし、コーヒーを淹れて、簡単な朝食…。わたし個人の家族が「マキシマム」で集まって朝食を食べるのは初めて。こんな日のためにとエクステンションつきのテーブルを買ったというのに、ああ、テーブルを伸ばすのをすっかり忘れてた!
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お母さん!と、ことあるごとに写真に向かって呼びかけているものの、もう返事が返ってこない寂しさを日々味わいながら、母亡きあと、娘としてそして喪主としての仕事をボチボチはじめています。これまでは自分の時間を見つけることが難しく、なかなかできなかった自分の家の用事などと交互に、母の他界にともなう精算やら手続きやらも(いちばん面倒な相続関連の手続きは、とうぶん手をつけたくない感じ…)。
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もっとこうしてあげればよかったのに、とか、ありがとう&ごめんなさいをもっと素直にいうべきだったのに、などという反省は多々あるけれど、ひとりで暮らせなくなった母の世話をしてきたことに後悔はありません。いろいろ不足だったでしょうけど、自分なりに尽くしました。とはいえ、やっぱり後悔するのは、照れくさすぎて、母が生きているあいだにこれを一度も言えなかったことです――お母さん、大好き。


あたたかいお悔みのメッセージを、ありがとうございました!!



little moa の新曲、いい仕上がりです!(と、ちょっと親バカぶり):


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by serendipity_j | 2017-06-08 17:51 | ファミリー | Comments(4)
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